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エッセイ  作者: 河野吉田
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エッセイ『大学生時代の変わった奴の話』

『大学生時代の変わった奴の話』


 大学で青森に居た時、途中参加という形でとある同期が演劇部に入部してきました。

 コイツが中々の曲者で、まずセリフを一切覚えてこない。それどころか一応ツッコミという体でトレーを私の頭に叩くというシーンがあったのですが、それを私の顔に思い切り拳でぶん殴るという奇行をしたり、また脚本にイチャモンをつけて既存の台本を台無しにしようとした張本人でした。

 そして新人歓迎公演が終わった後、学校側から「連絡が取れないから様子を見に行ってほしい:と言われ、そこに向かうと、まず悪臭。

 明らかに生ゴミを捨てていない臭い。

 そして玄関のチャイムを鳴らしても出てこない。

 大家さんにマスターキーで開けてもらうと、そこにはまだ引っ越して二ヶ月経っていないというのにゴミ屋敷状態の部屋。

 近隣住民からも「異臭がするからどうにかしてくれ」と言われており、即刻退去。

 何がしたくてこの大学に入ったんだ?と思った事をふと思い出しました。


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