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アイドル論 2


「で、アイドルってのはどうなるのさ。教えてほしいね」

「つまり、美人論ってことでしょう。あなたの中の美女、美人がアイドルになる。で、今の流行は、多くの女の子たちを集めて、擬似女学校状態、あるいは擬似キャバクラ状態(モーニング娘。などが良い例)を作り出すことなんだよ。昔、女学校映画とかあったからね。あの延長なんだろうけどね」

「ふむふむ」

「だから、みんなヴィジョンなわけで、そこを外したらみんな人なわけでしょ。ものを食べてクソして寝る。その繰り返しでしょ」

「ふむふむ」

「本能に帰ってみたら、まあ、この本能ってやつが人間は壊れているんだけど、いかに良い子供を残すかというところで動くので、アイドルってのも、理想的な子種のもと、くらいに思ったら良いんじゃないかと」

「ふむふむ」

「でも、美人ってもの色々いるからねえ。その分類をここに書いたら100は超えるんじゃないかなあ。そんなことよりも、個に当たった方が良いかもね」

「あなたの中で、AV女優ってのはどうなっているの」

「うむ。良い質問をされましたね。じゃあ。僕のAV女優トップ10でも書いておくか」

「うん」

「1 すみれ美香

2 滝川恵里

3 友崎亜希

4 楠真由美

5 佐藤みき

6 大橋ひとみ

7 里中亜矢子

8 竹内紗里奈

9 椎名ゆま

10 六本木リリ

かなあ」

「もう。気持ち良いくらいの、爆乳熟女路線だね」

「うん。もし、自分がソープに行って気持ちいいのは誰かみたいな目線でセレクションしているからね」

「なるほど」

「つまり、AVイコールソープランドなわけ。ま、だから、明日花キララとかも良いけどね。他にもたくさんいるけどね。あんまりこういうことって詳しく書くものじゃないでしょ」

「そうねえ。あっ、それはそうと。俺の友人で、アイドルのプロデューサーがいるんだけど、会ってくれない?」

「え?何で俺が」

「だって、あんた、色々、詳しそうじゃん。文芸評論家めいたことを言ってもいるし」

「ま、そういうのは似非だけどね」

「ひょっとしたら、何かヒントを得ることがあるかもしれないので、会ってみてよん。頼むよー」

「わかったよ。でも、向こうに悪いよね、単なるおっさんだよ。俺」

「気にしない。気にしない」


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