2/2
彼はー。
好きな人へどれだけの愛を捧げていますか。
薬指にはどんな魔法がかけてありますか?かかっていますか?
「好きだよ」
君は返してくれない。
コ ッ チ ミ テ。
どんな言葉でも
「キレイだね」
君はまだ微笑まない。
カ ナ シ イ ヨ。
伝わるまで
こんな『おれ』でも
愛してくれた 優しくしてくれた
「君が見えている
でも君は見えている?」
挨拶はいつ返るのかな?
「ねえ。俺と結婚しようよ。」
初めて言えた。返るはずはない。
返るはずのないヘンジを…。
顔を上げる。
当たり前のように目にうつった顔。
彼女は泣いていた。
そう。泣いてくれた。
口をパクパクさせて「ありがとう。」
左手に、薬指に僕は思いを込めた。
「ありがとう。
いつまでも」
二話完結です。
この話は『「病気」の彼女と「支える」彼』を題にしてみました。こんなステキな恋人と恋愛したいな。




