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かげろーの短編集

単なる駄作のすすめ -弱小作者がもしも裸の王様であるならば-

掲載日:2026/10/12

「PVが伸びない、評価されない」


 当然ですが

「埋もれた良作」パターンと

「単なる駄作」パターンがあります


「単なる駄作」の場合、宣伝がんばっても限界がある

「単なる駄作」が必然読まれずに、モチベを失い、あきらめる


「あきらめないで!」も「筆折れ」も言いづらくスルー安定となりがち……



「単なる駄作」を書いている


 幸運なのは、それを教えてくれる感想に遭遇することで

 不幸なのは、誰も何も言ってくれないこと

 最悪なのは、ウソをついて埋もれた良作だと誤認させること


"裸の王様”


 まさにこれ

 何も言わぬ市民も、王を騙す商人も、弱小作者を裸の王様にする

 正直な少年が時には大事



”裸の王様”


 単なる駄作をそうだと誰も教えてくれない悲劇

 でも、待ってくださいよ


 もし、作者という名の王様がーー


 露出狂の変態だったら?


"裸の王様”


 意味が一変しますね

 何も言わぬ市民も、王様を騙した商人も、正直な少年も


 みーーーーんな王様の変態露出プレイの犠牲者だったのですよ


 単なる駄作を書いている裸の王様は、変態の露出狂になればいい


 「駄作だ!」と正直な少年が勇気を出してくれたら最高ですよね

 黙ってる市民も「……ごくり」と同好の志がいるかもしれない


 裸の王様(露出狂)


 王は己が裸だとわかっていて、すっぽんぽんを晒している


 これが物書き最強メンタルです






 え、なにを言っているのかわからない?

 こほん、失礼


 己の書いている作品が客観的にみて「単なる駄作」であることは否定しがたい現実、ということがあります


 そうした時、「いや他に理由が……」と目をそらしても、裸の王様には変わりない


 しかし、裸の王様ーー単なる駄作を書いているーーを自覚して晒せば、一転して、高望みとのギャップに苦しんだり、ロクに反応をもらえない苦しみから解放されます


 ーーとはいえ、いきなり露出狂になるのはきつい

 色々きつい

 なんなら読者側も露出狂と関わり合いになりたいかは議論の余地がある

 

 "まとも”な裸の王様はどうすればよいか。

 

 裸の王様は、正直な少年を処罰したでしょうか?

 もし貴方という作者が正直な少年を処罰するようであれば

 その王国からは今度こそ、本当に家臣も市民もいなくなることでしょう


 では、いかにすれば王国は栄えるのか

 正直な少年のことを「よく言ってくれた」と賞賛する王様になりましょう

 そして家臣や市民がすっぽんぽんを笑うさまをゆるしてあげることです

 最後に「だれぞ、我に似合う素晴らしい服を教えてはくれまいか。早くこの粗末なモノを隠したい」と問いかけましょう


 すくなくとも、それで王様はちゃんと服を着ることができるようになり、裸の王様はいずれ名君になりうる――

 かもしれませんね

 

 めでたし、めでたし



 え、安直な下ネタオチなんて最低?

 すみません、そしてありがとうございます

 

 ふっふっふっ、お気づきになりましたか? 

 わたくしもまた、作者という名の王様の端くれなのですよ

毎度お読みいただきありがとうございます。

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