小さな太陽
掲載日:2026/04/02
春風が
そっと世界にふれて
通り過ぎてゆく
いくつもの小さな太陽
桃色の花のしたで
静かにわらう菜の花
やわらかな光を身にまとい
清かな風にゆらりゆら
春の香りを
あたりにひろげている
みんなが桜を愛でるから
少しだけ
ほんの少しだけ
さびしいみたいだけれど
それでもうつむかないで
ぼくらを支えるように
平和な世界をみあげて
やわらかな笑みをうかべていた
ぼくもこんなふうに
こんなふうになりたいな
たよれる主人公も
かっこよくてあこがれるけれど
そのかげで
ひっそりと見守るような
やさしいひとでありたい
ご覧いただきありがとうございました。
やわらかな
誰かに届きますように。




