詩集「星影」

star rain

Ⅲ.star rain

駆け抜けて 手を伸ばして

消えそうな光 掴み取れるように

傷付いたって 辛くたって

諦めなければ終わりじゃないから

きっと………

天(そら)からこぼれ落ちる光の雫

降り注ぐように

辺り照らす中で時間は経ち

また……光が消えゆく

闇の中で輝く

小さな星たちの命は

この手を伸ばして背伸びしても

遥か彼方に存在して………

手にしたい 手に入れたい

未来も現在(いま)も小さな希望(ひかり)も

駆け抜けて 手を伸ばして

消えゆく光掴み取れるように

傷付いたって 辛くたって

諦めなければ終わりじゃないから

冷たい人波に呑まれて

弱さ痛感しても

幸せだけは逃したくないから

迷わず走り続けるだけ

大地を叩く天(そら)の涙

怒りなのか悲しみなのか

それとも喜び？

どれにしても

人には分からないことだけど

大地はその懐で

あの広い空の何を受け止めるのだろう

痛みすら包み込む貴方は優しすぎるよ………

儚くて その温もりが

この胸に溶け込んでいく

その想いが私を辛くさせて

私の迷う理由(わけ)になったとしても

私は追い続けるだけだから

そう…迷っても光を手にしたいから

駆け抜けていくだけ

駆け抜けて 手を伸ばして

消えそうな光掴み取れるように

傷付いたって 辛くたって

諦めなければ終わりじゃないから

手にしたい 手に入れたい

未来も現在も(いま)も小さな希望(ひかり)も

気付けないことかもしれない

だけど幸せでありたい

それが生きる為の最高の力だと思うから

手にしたい

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「星」という感じが後半全くないですね……(・・;)

取り敢えず描きたかったのは、「希望」ですね。