表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/6

Red Star

Ⅱ.Red Star




「いつかまた会えるだろうか」


願った過去(とき)は今はもう遠く


薄れていく記憶と戦いながら


ずっと君を待っている




どれだけの夜が訪れたかは


もう分からない


君とまた会うことだけを望んで


僕はここにいる




あの赤く燃える星に


君の姿を重ねて想う


君が何処で何をしているか


元気なのか、と


ずっと待っている だから


早く君の顔が見たい






独りきりの暗闇の中で


静かに瞳閉じて


君が現れることを夢見る





どうしようもないくらいに


不安を覚えても


必ずまた


会えることだけを信じて生きてきた





あの赤く燃える星に


君の姿を重ね語りかける


そんな日々を


どれだけ繰り返しただろう?


淋しさを堪えて 祈る


永遠が僕を苦しめても






君のように明るいあの星が


僕を慰めてくれる


―――不安だらけの僕の心を






あの赤く燃える星に


君の影を映して


君とまた会えることを夢見ている


あの日からずっと


今だって


早く君の声が聴きたい


君と話したい


君は今、


何処で何をしているのだろう?





「生命の明かり」と比べると長くなりました(笑)



大切な人は今、何処で何をしているの?


大切な人を想いながら待つ人が、空に輝く星に大切な人を重ねて色々と願う、そんな詩です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ