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ナアシイの過去編

シュン

ッパ


間に合え!

間に合え!

間に合ってくれ!

頼む!

これ以上何も失いたくない!

これ以上!

何も!


ナアシイの過去編

始まります。


ナアシイが4歳の頃


ぼくはなまえがない。

でもこうよばれてる。

「下等生物デット6(シックス)8962430」

とてもややこしい。

ここはどこかって?

ここは、けんしゅうじょ。

ぼくは、じっけんたい、らいしいんだ。

せかいいちけんこうたいのせいぶつをつくるんだって。

ああ、なんどからだにげきつうがはしっただろう

なんでぼくがこんな、いたいめに、あうのだろう。

もう、いたいおもいを、するのはいやだ。

かなしい。

つらい。

なこうとすると、たたかれたり、けられたりする

そしてあるひ。

ここの、けんきゅうじょの、ひとたちのはなしをきいてしまった。

ぼくには「おや」というものがいる。

そのおやにうられたんだ。

ほんとうのなまえは「ナミラント・ア・シール・スイーガ」だってさ。

としは4さい。

きおくをけされたらしい。

あいたいって、おもったのは、いっしゅんだけだった。

ぼくのおやは「毒親」だったらしい。

ぼくがうまれたのがいやだったらしいんだ。

「女の子」がよかったって。

それでから、ぼくがものごころつくまえには、ぎゃくたいを、うけていたんだって。1歳くらいかな。2さいのときにうられたらしい。

ああ、いま、ぜんぶ、おもいだした。

なぐられて、けられて、きずがいっぱいふえて、あざができて、ぼうげんをはかれて、ないふでさされたこともあった。

それがとらうまだ。

ぼくはおもった。

こんなにじんせいをくるわした。

根本が、全ての始まりが、僕の親……毒親に復讐してやるって。

僕は逃げたいって思った。復讐するって。

それを叶えるために。

頑張って……頑張って!!

耐えた。

何をされても。

悲しいけど。

辛いけど。

嫌だけど……。

泣きたくても……

耐えて、耐えて!耐えて!!耐えて!!!耐えて……!!耐えて……

耐え、て……。タ…ェ…タ……ノ……ニ……

僕の体は限界だった。

そして、感情をなくした……。

「おい、こいつもうダメだってよ」

「はは、よわっちい」

「まぁ無理もないか」

「ああ」

「人間にとてもやさしい天使と、とてつもなく凶悪な悪魔……真反対の血を入れるのが間違っていたか」

「むりもないねぇ」

は???

なんだよその話……

騙されていたのか???

世界一健康な人間を作るだって???

そんなバカバカしいウソに騙されていたのか………

「おい、貴様たち」

研1・2「「!?」」

研1「ィ今すぐ連絡をとれ!!」

研2「研究委員長に!!」

研1「あ、ああ!!!!!!」

「ッ……させるか」

「光よ奴をを打ち抜け!!!」

パーーーーン!!!!!!!

研1「ぐはっ!?」

研2「ばけものめ!!」

「情報を吐け」

「でなきゃ、貴様の頭蓋骨を勝ち割るぞ???」

研2「ひ、ひい」

「早くしろ」

ミシミシとゆう音が聞こえる。

研2「わ、わかった(ばーか!嘘の情報をやるに決まってんだろ!!)」

「嘘をついたらすぐわかるからな?」

研2「へ!?、心が読めている!!??」

「早くしろ」

「殺すぞ???」

研2「わ、わかりました……」

研2「君の名前はナミラント・ア・シール・スイーガだ。君は親に売られた。君にはとてもやさしい天使と、とても凶悪な悪魔の血を入れた。君は血を吸う。どんな血にも耐えられるはずだ。そして君は」

「下等生物下上細胞……だろ???」

研2「な、なんでそれを」

「盗み聞き」

「耳がいいからね」

研2「あ、あと下等生物下上細胞から抜け出したいのなら七人の貴族の血を吸えばいい。でも、血を吸うのは戻らない。でも通常食は食べれるぞ。オ、俺が持ってるじょ、情報はこれだけだ。」

「質問だ。どんな貴族の血を吸えばいい???」

研2「君と同い年の貴族の血だよ……」

「へぇ~」

「知ってる貴族は???」

研2「きょ、今日、丁度君と同い年の貴族の子たちがこの研究所に来てるぅよぉぉ(カタカタ)」

研2「これだけの情報を言ったんだから、い、いのちだけはぁ」

「………いいけどさ、こんだけの情報しゃべっちゃったんなら死刑かもね…あはっ」

研2「この悪魔めぇぇぇ!!!」

「悪魔ですけどぉ???あ、天使悪魔か」

研2「ケ、消してやるぅ!!!!!!」

研2「爆発しろぉ!!!!!」

ヒュン……トンっ

はーーぁせっかく逃してあげたのになぁ

ま、いっか


どこにいるんだ???

「ーーーーーーでよぉ」

研3「ほんっとそれな!!!!!」

研4「貴族七人衆はまじで癒しだわぁ」

研3「かわいいしかっこいい」

………………いい情報ゲット

「おい、貴様たち、質問に答えろ、さもなくば殺す」

研3・4「「ひ!!??」

「その貴族たちは今どこにいる??」

研3「え、えと」

グシャ……ドサッ…

研4「ひえ!!??」

「貴様もこうなりたくなかったら答えろ」

研4「は、はい!!」

研4「君のいる……ろ、牢屋あたりに居ます……」

「なっ!!??くそっ…すれ違いか!!??」

「どけ!」

バン!

研4「な、!?ぐは!!」

ドサッ……

クソ……入れ違いか!?それとも何か別の通路があるのか!!??」

「早くいかないと!!」


貴族たち視点


閻魔「んー??おい見てみろよお前ら!!」

桃「……ここの牢屋だけなんか壊れてるぞ??脱走?w」

閻魔「え、このろうや……血吸うタイプの奴やん」

セトス「え!!そいつ前から気になってたやつじゃねえか!!」

閻魔「どーしたんやろなぁ」

セトス「しらねぇぞ」

聖奈「まぁ!壊れていらっしゃいますわね」

ナユ「そんな大声で言わなくてもわかるわよ」

歌穂「そうですわ」

桃「……何やってんだよお前ら」


ナアシイ視点


「はぁ!はぁ!はぁ!はぁぁぁ……」

「!!!!いた!!!」

まずどうやって行く??

その前に何人いる??

!!??

六人??

もう一人は?!?!

「もう一人はどこに行ったんだ???」

ノズガ「ここだよ」

「!!??!!??」

「わぁぁぁあぁ!!!???」

「「「「「「!!??!!!????」」」」」」

ノズガ「君、脱走した子だろ?」

ノズガ「ナミラント・ア・シール・スイーガ君」

「な、なんですか!!??」

「……!!??き、貴族!!??」

ノズガ「せーかい」

「………ゴクッ」

セトス「血のむタイプの子やん!!」

桃「まさか、こいつが?嘘だろ???(←ど失礼)」

ノズガ「かわいいなぁ(頭なでなで←どど失礼)」

閻魔「ほーえらいべっぴんさんやの(←ど失礼)」

桃(こいつ女?男じゃねーの?←正解)

聖奈「かわいい!!!」

歌穂「かっわっわああああいいいいいいい!!!!!!!!!!!」

ナユ「………うるさい(かわいいけど)」

「????????(大 混 乱)」

「はっ?!悪魔さん?天使さん?にゃんにゃん?吸血鬼さん?鬼さん?妖精さん?人魚さん?」

『!!!すごい!』

『だれがどの種族か当てるなんてすごい!!!』

「あ、の……君たちは誰?」

ノズガ「ああ、俺らは」

「「「「「「8hr4765q0kxml」」」」」」」

「……………」

閻魔「もー」

セトス「じゃ、おれから!」

セトス「俺はセトス!」

閻魔「俺は閻魔!」

桃「俺は桃」

ノズガ「俺、ノーズガード」

聖奈「私は聖奈」

歌穂「私、歌穂!」

ナユ「わたくし、ナユと申します」

「あ、自己紹介はダイジョブですさっきので聞き取れたので」

『え……今ので?』

「こくっ」

「てか礼儀正しいののナユさんだけじゃ…」

「「「「「「あ??」」」」」」

「あ、あは!み↑な↓さんやさしそうですねぇ!!!」

聖奈「私???」

「いえそっちの聖奈さんではないです」

男4「「「「聖奈ふられてやんのぉ」」」」

聖奈「ッチうるさいわねぇ」

聖奈「凍て張り!!!!!!」

男4「「「「危ないじゃん!!!」」」」

聖奈「先にそっちが言ったんでしょぉ???」

男4((((うっざ))))

ナユ「喧嘩はやめなさい」

歌穂「みっともないですわよぉ!!!」

「あの……要件があって」

『ん?』

「あの……ぼく」

「ちぃほしいんやろ」

「えっ」

「ただし条件が三つ!!!

「え」

「まず!あだ名で呼ばして!」

「敬語など遠慮は一切なし!!」

「んで、俺らとお友達になって!」

「いいですよ?」


「なあなあ、お前ナアシイな」

「え?」

「てかさ、」

『かわいい』

「ふえ?!」

「めちゃかわ」

「それな」

「神」

「かわい」

「てんしぃ」

「尊い……!」

「心臓バクバクするわね」

『推す!』

「というか、血、飲んでいいよ」

「うん!」

「いいよぉ~」

「いいよ!」

「全然ダイジョブ」

「いいぜ」

「いいわよ」

「え、良いの???」

『うん』

「あら!わたくしのかわいい教え子ちゃんたちぃ!」


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