高校生の日常
朝から学校。木曜、7限。そこそこ疲れた。
木曜日は割と楽なスケジュールだから好きだ。けど、そんな油断をついてくるようなイベントが今日はたくさんある。まず、現代文だ。いつもなら現代文の授業は割と気を緩ませて受けることができる。しかし、今日はイレギュラーなことに漢字のテストがあるようで、前日の最夜から叩き込んだ成果を早朝に確認しながら登校した。ひらがなやカタカナに叱られそうなくらいひたすら漢字だけを見ていた。次に、体育。木曜日の体育選択はバドミントンで他の選択に比べると、試合ばかりでこれも割と気を緩ませながら打ち込むことができる。しかし、こちらもその油断をついてスパイクを打ち込んでくるかのように、サーブのテストがあるらしい。まぁ、できるだけやろう。それで十分だ。そして、7限目。避難訓練だ。15年11ヶ月生きてきてどうしても避難訓練の必要性が理解できない。けど、これを口にすると数十年数ヶ月生きている人達に色々言われそうなので辞めておく。避難訓練を終えて教室に戻る時、名前は上げないでおくが、友達Kが肩を組んできた。以前から友達Kのテンションが高すぎる所があまり好きではなかったが、肩を組むのは悪いものでは無かった。正直に言うと嬉しかった。人間関係とは面白いもので、自分でも少し客観的に見てみると鼻で笑いたくなるような事で悩んでいたりするものだ。こんなことで印象が変わるくらいではまだまだ付き合いが浅いという事なんだろうけど、今はそれでいい。
今日はイレギュラーなイベントばかりで、特にこれといったいい事は無かったが、なんとなくいい一日だった。