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北方領土と韓国

作者: 明日香狂香

 結論から言って、もう終わっている。先方が終止符を打っているのに、いまさら終止符もないもんだ。


 さて、ロシア側の提案である、アメリカ基地を置かなければいいのかというと、もはやそんな次元ではないだろう。もし、ロシアが2島なり4島なりを日本に渡すことがあるなら、それはロシア軍基地を置くことだ。


 沖縄の返還で、アメリカは軍基地を置いたままにした。これと同様に、ロシア軍基地をいづれかの島に置いておければ同等な返還というだろう。

 しかし、そうなれば日本は全ての領土問題で同じ条件を要求される。


 領土問題を解決するために、他国軍の駐留を認めるか。将来はわからないが、現時点ではありえない。よって、もう終わっている。

 日本が国内向けに問題だといっているだけで、国際的には決着してしまっている。


 もう一つの理由が、韓国だ。日本が北方領土を主張すれば、韓国の竹島についての言い分にも耳を貸さなくてはいけなくなる。さらには、戦後解決されたとされる色々な問題も、解決済みと突っぱねるわけにもいかなくなる。


 政治家は北方領土問題を主張することは、韓国から返ってくるブーメランであることを知っている。だから、韓国との間で問題が大きくなるほど、北方領土について及び腰になる。


 世界はつながっている。ある人に対して被害者であっても、他の人へは加害者であることを意識しなけばならない。

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