ゴリラ系トランスジェンダー女性のおっぱいを潰してみた(マンモグラフィ)
お久しぶりですっ!!!
あ!やめて!?
石投げないで!?
おほん。
ちょっとツイッタランドでダラダラしてただけじゃないですか…。
あ!ホントにごめんなさい!鉄球はやめて!?
………。
……。
あの、ホントに遅くなりすみませんでした!!!
では、本編どうぞ!
おっぱいには夢と希望がつまっているというのは皆さんご存知ですよね?(断言)
大きさや形、色、張りや弾力、その他の諸々(もろもろ)全てが尊いものであり、そこに貴賤はありません。
なので、皆さんは安心して声高らかに「おっぱい」と叫んでください!
さて、とは言えおっぱいはただの身体の一部。中学生男子が抱いている様な幻想等とは違い、乳腺とそれを守るための脂肪の塊です。
つまり、病気になることもあるのです。
で、その代表的な病気となると乳がんではないでしょうか?
2018年の更新では、乳がんが発症する人は女性の場合では11人に1人と言われています。
………。
……え?
11人に1人ってヤバないですかね…?
私の学生時代、1クラスに35人くらいいて、約20人くらいが女子でした。(※私は女子でカウントしてませんよ…)
つまり、可能性としてはクラスの女子の1人~2人は乳がんになる可能性があるという事です。
割とマジで乳がんになる可能性があるんですよね。
ちなみに、30代から増えて行くみたいですが20代から発症する人もいますので、女性の皆さんは本気で注意して下さい。
では男性の場合はどうなの?と言う事ですが、乳がんの発症者の中で、100人に1人が男性と言われているそうです。
という事は、男性は数百人に1人くらいの発症率となります。
あれ?意外と多いな…。
その中に戸籍変更していないトランスジェンダー女性もいる可能性は否定できないですが…。
ではお待ちかねのトランス女性の場合ですが、ホルモン治療で乳腺が発達するので男性よりは発症しやすいです。
特に、黄体ホルモン(プロゲステロン)を摂っている人は乳がんリスクが高まるみたいです。(でも、ソースが不明なので、誰か知ってたら教えて下さい!)
ちなみに卵胞ホルモン(エストロゲン)は子宮頸がんリスクを高めるそうです。(コチラも…ry)
とは言えトランス女性は非常に悲しいことに子宮が無いので子宮頸がんは発症しないのです……。
子宮が…無い…のです…ぐぎぎ…!
非常に複雑な気持ちですが、いったん置いといて。
黄体ホルモンを摂っているトランス女性の乳がん発症率は純女さんと同じくらいと聞いたことがあります。
まぁ黄体ホルモンの摂取量を純女さんと同じ様な値になる様に調整していれば…ですけど。
逆に純女さんの基準値以上を身体にぶち込んでいる場合。
おそらく純女さん以上に乳がんの発症率が上がるのではないでしょうか?
と言うか、トランス女性の乳がんリスクとかちゃんと調べて研究している人っているのかな…?
そもそも統計を取るにしてもサンプル数が少な過ぎるし、女性に向かって「あなたは元男性ですか?」なんて聞いてくる恐れ知らずさんは多分いないと思うので、ちゃんと調べても憶測しか出来ないのです…。
とは言え乳腺が発達している事は確実なので、乳がんリスクが上がるのは間違いないハズ!
そんな訳で、トランス女性の皆さんも乳がん検診は受けた方が良いのです。
では、乳がんの検診って何するの?と言う事をお話します。
まぁ有名ですし、知っている方も多いと思いますが。
基本的には『マンモグラフィ検査』と『超音波検査』です。
私自身、そんなに詳しい方じゃないので簡単に説明すると、
『マンモグラフィ』……X線で乳腺や脂肪の中の石灰化した細胞等を探す画像診断。
『超音波』……超音波を当てて、音の跳ね返りで中の状態を検査する診断。波紋法や幽波紋とは関係ありません。
と、こんな感じでしょうか?
んじゃあ、検査は両方する必要があるの?って事なんですが、基本的には両方受けた方が良いです。
とは言え、『超音波』の場合はその検出範囲が狭いため、先に『マンモグラフィ』を受けて、異常がありそうな部分を『超音波』で詳しく調べるという感じでしょうか。
でも、病院で『マンモグラフィ』を受けて「異常無し」と判断されても安心はできません。
なぜなら、日本人女性の場合は『デンスブレスト』という特徴の人が多いそうです。
この『デンスブレスト』と言うのは、あまり乳腺が脂肪に置き換わっていないため、『マンモグラフィ』で撮影しても乳腺がハッキリと白く写ってしまい、石灰化の部分が見えにくいのです。
逆に、『デンスブレスト』じゃない方は、乳腺が脂肪に変わっている部分が多く、画像でも白い部分が少ないので石灰化した部分を見つけやすいのです。
(Googleで画像検索してみて下さい。本気で真っ白なんですよ?)
と言いう事は、『デンスブレスト』の方は『マンモグラフィ』を受けても異常を見落としやすく、病院で検査をしても「異常無し」と判断される場合が多々あるそうなのです。
中には医師から説明を受ける時に患者さん自身が『デンスブレスト』であるという事を説明しない医師もいるみたいです。
なので、ご自身が『デンスブレスト』かどうかを医師にちゃんと確認し、なおかつご自身もそのマンモグラフィ画像を見て『デンスブレスト』かどうかを判断し、『超音波』を追加で実施してもらう必要があります。
または、検査結果の乳腺の状態の項目に『不均一高濃度』とか『極めて高濃度』と書かれている場合は『デンスブレスト』ですので、『超音波』を受ける様にしてください。
ちなみに、『デンスブレスト』じゃない場合は『脂肪性』とか『乳腺散在』と記載されます。
つまり、『デンスブレスト』の方は『マンモグラフィ』の後に『超音波』を受診する事をお勧めします。
『デンスブレスト』じゃない方は基本『マンモグラフィ』だけにして、何かしらの所見があった場合に『超音波』を受診する感じで良いのではないでしょうか?
とまぁ長々と乳がん検診について書いてるのですが、実は乳がん検診の検診率って平成27年+平成28年の2年間の合計で全体の約45%なんですって。
最初の方でちょこっと触れた子宮頸がん検診の検診率に至っては約42%だそうですよ。
……少な過ぎひん?
せっかくなのでちょっと子宮頸がんについても触れておきましょうかね。
子宮頸がんって74人に1人が発症するみたいなんですが、その原因となるウイルスが存在します。
それがHPVです。
(なんか名前だけは可愛らしいウイルスですね…)
子宮頸がんの患部を調べるとHPVが90%~ほぼ100%検出され、HPV感染が子宮頸がんの原因って明らかになってるのです。
ちなみに、子宮頸がんの遺伝的な要因での発症はほぼ無いって考えられてるそうなので、HPVをどうにかすれば子宮頸がんの発症リスクは下がるんです。
で、HPVってどこから感染するのか?って事なんやけど、性交渉で感染するみたいなことが書かれています。
このHPVって性交渉の経験がある女性は80%以上の人が感染したことがあるそうです。
(ちなみに、このHPVは男性も感染しますし、男性同士の性交渉の結果、肛門がんとか咽頭がんの原因にもなるみたいです)
でも、基本的には自分の免疫で自然に排除されるみたいなんですよね。
しかーし!中にはガンコなヤツ(HPV)がいて、何年もそこにウイルスがとどまってしまって長期感染したままになっちゃうと、がんを引き起こす可能性が上がってくるみたいなのです。
という訳で『子宮頸がんはHPVが原因』、『感染が長引くと発がんリスクが上がる』というお話なので、HPVを何とかする必要があります。
そこで登場するのが『HPVワクチン』です!
いわゆる予防接種なんですが、世界中で広まっており、世界的には子宮頸がんの患者さんは減少傾向にあるそうです。
が!!!
日本は20歳代から30歳代の患者さんが増えてきてるそうです。
その理由は、HPVワクチンは9歳から受けられるのに、最近の日本では約1%の人しか予防接種していないそうです。
というか、予防接種は中止になったと思っている人も多いみたい。
そんなことないのよ?
でも、一時期副作用があるって報道されちゃったみたいで、厚労省としては『原因がハッキリするまで』は積極的に推奨しないというスタンスになっている事と、よく居る『医師の研究して発表された論文よりもテレビや自称◯◯アドバイザー的な人の根拠が明確になってない妄言を信じて予防接種は有害だと思っている人』が周囲の人達にその話を広めているのが原因なんですけど。
(似たような例では、オーガニック製品が全て正義と思ってる自称意識高い系の人とかかな?(毒))
そもそも、確かに副作用は低確率であるんですが、ちゃんと予防接種後に注意すれば深刻な状態になることは少なく、日本医師会やがん研究機関は副作用リスクよりもワクチン効果の有用性が圧倒的に大きいと判断して推奨しているし、WHO(世界保健機関)に至っては日本政府に予防接種をさせなさいと是正勧告までしてます。
……。いや……私に子宮があるなら確実に予防接種を受けるけど…?
まぁ人それぞれなのでこれ以上は言いませんが、ちゃんと調べることを推奨します。マジで!
(調べる時はちゃんと医師免許持ったその専門医の話やその専門医の学会の話を複数調べて、総合的に判断して下さいね!…人間、注意しとかないと自分の信じたい内容の記事しか見ない・信じないそうなので…)
さて、話を戻しますが、先月に乳がん検診受けてきました。
ええ、『マンモグラフィ』です。うぇーい!
(もちろん女性として!やで!)
でね?『マンモグラフィ』って透明の板でおっぱいを思いっきり挟むんです。ギューって!
潰して、潰して、更に潰して引き延ばして、薄くして、その状態をキープしたままX線でパシャり!
……。
想像していたよりも痛かったですね…。
いや、激痛ではないですよ?
ただ、ギューッと潰されるので「痛い痛い!」って感じですね。
私のちっぱいでも挟めるんです。
(おい!誰だ?ちっぱいゴリラ言ったヤツ!先生怒らないから出てきなさい!)
あ、男性も乳がんになるので、病院でマンモグラフィ受けれますよ?ぜひ一度どうですか?うひひ。
あ!注意点があります!
おっぱいを増設(シリコン等で豊胸手術)しちゃった方は『マンモグラフィ』を受けることが出来ません。
もちろん、X線なので妊娠している人やその可能性がある人もNG!
なので、豊胸手術はしっかりと考えてして下さいね!
(まぁヒアルロン酸注射の豊胸なら大丈夫とは思いますが…)
やり方は簡単です。
上半身裸になって、片方ずつおっぱいを上下にはさんで、その後は片方ずつ左右からはさんで計4回です。
10〜15分くらいで簡単に終わります!
ちょっとオシャレなランチタイムのついでにマンモ検診とかいかがですか?
で、終わった後の話なんですが、まぁね…?気になるやんね?自分のおっぱい(乳腺)の成長具合が。
(ちっぱい言うな!)
今回は会社の検診なので本来は興味本位で画像はもらえないんですが、以前から相談に乗ってもらっている保健師さんに話をして取り寄せてもらえる様になりました!
その保健師さんが「元々男性だったしホルモンの影響で乳腺の成長も有るだろうから、画像を実際に見るのもきっと何かの意味になると思う」と言ってくれましたw
ありがてぇ!ありがてぇ!
で、取り寄せてもらって、画像が手元に到着する前日に検診結果(結果の内容が書かれた用紙だけ)が配布されたんですが、そこには『所見あり』との文字が…。
……。
…。
…ん?
……………えぇえぇええぇえええぇぇぇぇ!?!?!?
めっちゃ焦りましたが、よくよく見れば『ほぼ良性と判断できる所見があった』との事。
びっくりさせやがって!コノヤロウ!
ちなみにその結果用紙に記載されていたのですが、私のおっぱいは『乳腺散在』だったため『デンスブレスト』ではないので、まぁマンモのみでの診断でも大丈夫そうかなと思ったのです。
でも驚きますよね?
で、翌日に画像を入手したので光に透かして見てみると、左おっぱいの左上辺りに白くて丸い影が写ってる…。
…あ、コレかぁ……。
うん。めっちゃ分かり易い。
すぐに触診してみたのですが、特にしこり的なのも無いような気がします。てか、わからん!
(今思えば、職場の事務所の机で何かのレントゲン写真を見て突然自分のおっぱいを触りだした私はさぞ不思議な人に思われただろうなぁ……)
でも、所見ありという事で、来年も『マンモグラフィ』を受けることを推奨されてました。
まぁそうやろね…。
私、あまり黄体ホルモン使ってなかったのにこんな結果になっちゃったので、卵胞ホルモンをメインで摂取しているトランス女性の皆さんも乳がん検診を受けることをお勧めします!
まだ戸籍変えてなくても受けられるし!
長い期間ホルモンしてたら乳腺発達してると思うし!
なので、是非ご一考を。
…まぁ戸籍変えてないと病院に行きにくいって気持ちは分かりますが、ホルモン歴が長いならマジで受けてみた方が良いと思うのです。
男性で受ける人もごくわずかですがいますし!
あ!
もちろんこれを読んで下さっている純女の皆さまや男性の皆さまもご参考に!
特に女性の皆さまは乳がん検診と子宮頸がん検診、HPVワクチンについては本気で考えてみて下さい!
男性の皆さまも、ご自身のパートナーさんとお話してみて下さいね!
いやー。今日はいい事言ったなぁ!
偉いぞ!私!
ぜひぜひ積極的に私を褒めて下さい!
ではでは今回はココまで!
ちょっと追記します!
子宮頸がんのHPVワクチンですが、男性も他人事とは思っちゃダメですよ!
HPVの感染ルートは性交渉。
で、女性が感染すると言う事は相手の男性自身が保菌者と言う訳なのです。
つまり、大切なパートナーのためには男性自身もワクチン接種が必要なのです!
女性だけが気をつけていればいいやじゃなくて、男性自身が大切なパートナーのために移さない努力も必要なのですよー。
どちらか一方が負担するんじゃなくて、お互いが対等に負担して欲しいのです!
駄文すみませんでした。
あくまでもご参考までに。
では、また機会があったら何か書いてみます。
ご拝読ありがとうございました。