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レッスン?

「今回は大坂に行かなかった人達に休みを取って貰いますけど、今後はドランさんと頼永様の送り迎えを交代で行って、順番に休みを回せばいいんじゃ無いかと思うんですけど」

「ああ、そいつは良さそうだねぇ」


 特定のワルキューレだけが働いたり休んだりという事が無いようにと、ローテーションをしたらどうかと考えたのだが、とりあえず、おりょうさんからは良い評価をして貰えた。


 ただ、頼永様は政務に余裕がある時にだけ里に来られるのだから、迎えの必要が無い週末が発生する。


 そういう場合を考えて、迎えに関係無くワルキューレ達の休みのローテーションを考える必要がありそうだ。


「我々への良太様のお気遣い、感謝致します」

「そんな。俺も他のみんなも、お世話になっていますから」


 ワルキューレ達が里に住まうようになった当初は一気に増えた人数と、一部のメンバーのおおらかさと言うか奔放さに面食らったが、他の住人や子供達とも直ぐに打ち解けてくれたし、力もあるし戦闘も出来るので、今では非常に頼りにしている。


「さて。俺はそろそろ失礼して、風呂に入ってきますね」


 既にコーヒーも飲み終えているので、話が一段落したのは丁度良いタイミングだ。 


 自分も酒を飲めればこういう時に長く付き合えるのかとも思うが、こればっかりは仕方が無い。


「兄上。余も御一緒しても宜しいですか?」

「あたいも!」

「えっと……いいのかな?」


 子供達の入浴は済んでいるし、ここに居る人達も先に済ませたか飲み終わってからになるだろうから、今は浴場には誰も使っていない筈だ。


「まあ、いいか」

「良さん。こいつは全部飲んじまってもいいのか?」


 正恒さんがビールの樽を示しながら訊いてきた。


「構いませんよ。開封しちゃったら早めに飲まないと炭酸も抜けるし、味も落ちるでしょうから」

「そうか。それなら遠慮無く」


 開封した後で樽をドラウプニールに戻すとかはしていないので、現在進行系でビールの味は落ちていっている。


 蒸留酒ならそれ程劣化は気にしないでも構わないが、ビールは中途半端に余らせるよりは、飲みきってしまう方が良いだろう。


 俺に確認した正恒さんは、嬉しそうにビールを湯呑に注いでいる。


(でも、ビールを飲み切るのは難しそうだよなぁ)


 飲み慣れているドランさんとブルムさん以外の人達も、少しずつビールの苦味のある味わいをおいしいと思い始めているみたいだが、小さいとは言っても樽の中身は二十リットルもあるのだ。


 この場にアルコールが飲める年長者は二十人近く居るが、その全員がビールをおいしいと思っている訳では無く、人によっては蜂蜜酒(ミード)やコルンを飲んでいる。


 ビール主体で飲んでいる人が二リットルくらい消費しなければ、樽の中身を飲み干すのは難しいだろう。


(それでも余ったら、ビールを使った料理でも作ろうかな)


 ベルギーの伝統料理に仔牛(ヴィール)肉のビール煮というのがあるが、ビールは飲むだけでは無く肉料理の調味料としての相性も良い。


 しかしビールを主体にして煮込み料理を作ると苦味が前面に出てしまうので、子供が多い里で作るとしたら、隠し味的な使い方になると思うが。


「んー。あたしも入りたいけど、今日はもう少し飲んでからにしようかねぇ」

「大分、口がビールやコルンに慣れてきましたか?」

「あはは……このびーるの苦さや、こるんの強さも、慣れると旨いもんなんだよねぇ」


 困ったような笑顔を浮かべながら、まだ中身の残っている酒盃をおりょうさんが弄んでいる。


「飲んだ後で風呂に入るのなら、程々にしておいて下さいね?」

「うん。わかってるよぉ」

「姉上。兄上のお世話は、余がしっかりと行いますので」

「ああ、そんなら安心だねぇ」

「安心なんですか?」


 実は相当に酔っているのか、おりょうさんは陽気に笑いながら頼華ちゃんに妙な事を言いだした。


「良太様、頼華様!」

「「ん?」」


 酔っているおりょうさんとの会話をそろそろ切り上げて、浴場に移動しようかと思ったところで、俺と頼華ちゃんにヘルムヴィーゲから声が掛かった。


「あの、私もお風呂に御一緒して宜しいでしょうか?」

「「えっ!?」」


 これまでブリュンヒルド以外に俺との入浴に積極的なワルキューレは居なかったのだが、その中でも一番そういう事を言わなそうなヘルムヴィーゲから申し出があった。


「へ、ヘルムヴィーゲぇっ!」


食堂に、ブリュンヒルドのヒステリックな叫び声が響き渡った。


「どうされたのですか、ブリュンヒルド様?」

「ど、どうって! そんな事は言わないでもわかるでしょう!」


 激昂しているブリュンヒルドは、苛立ちを隠そうともしないでテーブルをバンバンと叩く。


「まあまあ、ブリュンヒルドさん。とりあえず話を聞いてからにしましょうよ」


 ブリュンヒルドも酒が入っているからか、怒り方が直情的に感じる。


「良太様と頼華様と御一緒すれば、お歌を教えて頂けると思ったのですけど」

「ああ、そういう事ですか」


 どうやらヘルムヴィーゲは、俺だけでも頼華ちゃんだけでも無く、二人が同時に入浴するというタイミングなので、歌を教わるのに丁度良いと思って一緒に入りたいと言い出したのだ。


 顔を真赤にしているブリュンヒルドに対し、首を傾げるヘルムヴィーゲは悪気ゼロである。


「まあ、いいのかなぁ」

「な!? あ、兄上との水入らずだと思いましたのに!」

「ら、頼華、あたいは!?」


 俺が承諾すると思わなかったのか、頼華ちゃんはショックを受けた表情になり、その頼華ちゃんの言葉に黒ちゃんがショックを受けている。


「黒よ。お主と余と兄上の間には、なんの隔たりも無いのだ」

「そ、そうなんだ?」

「うむ。だから余も姉上も、お主と白が、どれだけ兄上と一緒に居ようと気にせん」

「やったー!」

「えー……」


(それでいいのかなぁ……)


 以前におりょうさんと頼華ちゃんから、黒ちゃんと白ちゃんに関しては手を出しても別枠、みたいな事を言われたが、どうやらその話は本気だったらしい。


「おりょうさん?」

「まあ、今日は大坂までの送り迎えもしてくれたし、特別に、ねぇ?」

「それでいいんですか!?」


 てっきり止めてくれるのだと思っていたが、おりょうさんからはヘルムヴィーゲへのお疲れ様的な感じに、一緒の入浴への許可が出てしまった。


「姉上がそう仰るのなら、余は構わんぞ」

「有難うございます♪」

「えぇー……」


(結局は、おりょうさんの鶴の一声か……まあ俺の方は、一足先に承諾しちゃってるんだけど)


 元々は俺が入浴を許可したのが発端なので、今更ヘルムヴィーゲを拒否するつもりは無いのだが、なんとなく腑に落ちない物を感じる。


「ブリュンヒルドさん、という訳ですから」


 どういう訳か、こっちの世界に来てから俺の入浴に関しては殆ど意見が通らないので半ば諦めの心境に至ってるし、おりょうさんの決定に異を唱える気も無い。


「そ、そんなぁ……それでしたら、私も!」

「ぶりゅんひるど。お主からは兄上に対する(よこしま)な物を感じるので駄目だ」

「うっ!」


((よこしま)な事を考えてたんだな……)


 頼華ちゃんの一言で黙ったという事は、ブリュンヒルドは図星を突かれたのだろう。


「りょ、良太様……」

「えーっと……ら、頼華ちゃん、黒ちゃん、それにヘルムヴィーゲさん、行きましょうか」

「はい!」

「おう!」

「はい♪」

「そ、そんな……良太様ぁ!」


 哀愁を含んだ視線を送ってくるブリュンヒルドから縋るような声が掛けられるが、俺は敢えて返答をしないで頼華ちゃん達を促しながら立ち上がった。


「まあまあ。ぶりゅんひるどさん、飲みが足んないねぇ」

「あ、りょう様。そんなに注がれては……」


(おりょうさん、ナイス)


 俺を追って立上がりかけたところでおりょうさんに酒を注がれたのて、ブリュンヒルドは動きを停めて受けるしか無かった。


 多少はブリュンヒルドを気の毒だと思うが、風呂くらいは落ち着いて入りたいので、後ろ髪を引かれながらも食堂を後にした。


 尤も、ヘルムヴィーゲが落ち着かせてくれるかどうかはわからないが……。



「「「――輝きを待ってた」」」


 頼華ちゃん、黒ちゃん、ヘルムヴィーゲの歌声が止み、浴場の中では湯の流れる音だけがしている。


「そうでは無い! 黒、そしてへるむゔぃーげ! もう一度余の踊りを良く見るのだ!」


 そんな状況を、頼華ちゃんの叫びが打ち破った。


「お、おう!」

「はい!」


(なんでこうなった……)


 入浴を初始めて最初の頃はヘルムヴィーゲが頼華ちゃんに歌を教わり、興味を持った黒ちゃんもそこに加わって楽しそうにしていた。


 しかしヘルムヴィーゲが大坂から里に戻って来た時に頼華ちゃんに聞かされた、グループで歌って踊る楽曲についての質問に及んだ時から状況が変化してきたのだった。



「今の曲を皆で一緒に歌うのだが、ぱーとと言ってだな、部分的に一人で歌ったりするのだ。他にも時々、合いの手を入れたりもするぞ!」

「な、成る程」

「歌ったり歌わなかったりするのを覚えて、それに踊りまで? 大変そうだなぁ」


 一通りの説明を受けて、ヘルムヴィーゲも黒ちゃんも感心している。


「そう。大変なのだ! 一見すると歌って踊っている姿は華やかなだけに見えるが、それは厳しい修練に裏打ちされた成果である! しかしそんな物を感じさせずに披露する歌と踊りだからこそ、見た人々をこれ以上無い程に魅了するのだ!」

「「おぉー!」」


(頼華ちゃんは演説が上手だよなぁ)


 頼永様から時期領主、そして源氏の頭領になるべく教育を受けていた頼華ちゃんは、人前での演説のやり方などもしっかり叩き込まれているのだろう。


 俺自身には関係の無い内容の歌と踊りに関する話題だから大丈夫だが、黒ちゃんとヘルムヴィーゲはすっかり頼華ちゃんの話術に惹き込まれている。


「頼華様っ! 是非ともその歌と踊りを、私にお授け下さいっ!」

「うむ! へるむゔぃーげよ、修行は厳しいぞ?」

「はいっ! どれだけ厳しくても、ついて行きます!」


 ヘルムヴィーゲはキラキラ光る尊敬の眼差しで、胸を張る頼華ちゃんを見つめている。


「良くぞ申した、へるむゔぃーげ! では先ずは基本的な振り付けを教えよう。黒も参れ!」

「はいっ!」

「えっ!? あ、あたいも?」

「ほら、早くするのだ!」

「お、おう?」


(あーあ……)


 結局、頼華ちゃんに手を引かれて黒ちゃんも湯船から出されてしまった。



「えっと……頼華ちゃん? 気温は低くないけど湯上がりに裸で踊りの練習はどうなの?」


 すっかり気分が盛り上がった頼華ちゃんとヘルムヴィーゲは、自分達が裸なのもお構い無しに、振り付きで歌の練習を始め、そこに黒ちゃんも巻き込まれたのだった。


 頼華ちゃんがセレクトしたアイドルアニメのオープニング曲は、飛んだり跳ねたりとかの激しい振り付けは無いのだが、それでも見目麗しい裸の女性がやるには刺激的過ぎてるし、男である俺の目の前でやってはいけないと思う。


(やっぱり一緒の入浴は断るべきだったかなぁ……)


 頼華ちゃんと黒ちゃんが一緒なだけなら、普通に湯船に浸かって身体を洗ってそれで終わりだった筈なのだが、ヘルムヴィーゲが一緒になるのを許したので、そこから歌と踊りの練習に発展してしまったのだ。


(でもまあ、許した俺が悪いのか)


 ヘルムヴィーゲの熱心さに触発されたのか、頼華ちゃんのレッスンは徐々にヒートアップし、次第に指導も激しさを増していった。


 元々、三人とも裸である事をそれ程恥ずかしがったりする性格では無いのだが、そこを差し引いても胸が揺れるのも脚を開くのも全く気にしないのは困り物だ。


 踊っている三人の方では無く、一緒の場に居る俺の方が耐えられなくなって、途中からは踊っている洗い場に背を向けての入浴になった。


「む。つい夢中になっておりましたな。黒、へるむゔぃーげ。今日はここまでにしておこう!」

「お、おう……」

「は、はい……」


 頼華ちゃんのレッスンは大した時間では無かったのだが、黒ちゃんとヘルムヴィーゲは凄く消耗しているように見える。


 恐らくだが黒ちゃんとヘルムヴィーゲは肉体的な疲労を感じているのでは無く、歌と踊りを連動させるという行為に、頭が追いつかなくて疲れているのだ。


「動いてたからそんなに身体は冷えてないと思うけど、しっかし温まって身体も解した方がいいよ」

「そうですね!」

「おう!」

「はい!」


 頼華ちゃんと、声を掛けたら急に元気になった黒ちゃんとヘルムヴィーゲは、笑顔になった飛び込むような勢いで湯船に入った。


「「「ふぅ……」」」


(やっぱり、剣術の鍛錬とは違うんだろうな)


 踊り終わった時には疲れを見せなかった頼華ちゃんだが、湯船に浸かると二人と同時に気持ち良さそうに溜め息を漏らした。


 さっきまで歌って踊っていたアニメのオープニング曲は決して激しくは無いのだが、やはり歌と踊りを同時にというのは、頼華ちゃんにとってもそれなりに大変なのだろう。


「さて、俺は身体を……」

「あ、良太様。お背中お流しします♪」

「俺の事は気にしないのでいいですよ」

「でも……」

「それよりも、しっかり温まって下さいね」


 ヘルムヴィーゲは純粋にお礼みたいな気持ちで言ってくれているのだろうけど、ここには頼華ちゃんも居るので、妙な角が立っても困る。


「俺よりも頼華ちゃんを洗うのを手伝ってあげて下さい。特に髪の毛が長いので大変だから」

「畏まりました♪」

「うむ。ではもう少し温まったら頼む」

「はい♪」


(今日一日で、すっかり打ち解けたなぁ)


 見た目が年上のヘルムヴィーゲの方が従っているというのは一見すると奇異に映るのだが、源氏の頭領の息女である頼華ちゃんは上位者としての振る舞いに慣れている。


 ヘルムヴィーゲもブリュンヒルドの下で働くのに慣れているからか、特に頼華ちゃんからの命令口調を気にしている感じもしない。


 それどころか頼華ちゃんを完全に歌と踊りの師匠という認識をしているのか、お世話をするのが嬉しくて堪らないという風にすら見える。


「……ふぅ」


 身体と頭を洗い終わった俺は、全身を湯で流して一息ついた。


 焼き肉を食べた後とかと同じで、調理中に知らない内に身体に染み付いていたカレーの香りが、やっと消え去った気がする。


「ではへるむゔぃーげよ、宜しく頼むぞ」

「はい♪」


(妙な光景だよなぁ……)


 幼さは残るが雛人形のような繊細な美貌を持つ頼華ちゃんを、歌好きで肺活量が多いからか豊かな胸の持ち主の、金髪のヘルムヴィーゲが嬉々として世話をしているという光景は、予備知識が無ければ全く関係性とかを想像出来ないだろう。


「御主人! 洗って!」

「えっと……」


 俺は構わないのだが、黒ちゃんへの返事を保留にして頼華ちゃん達の方をチラッと見た。


「頼華様、お加減は如何でしょうか?」

「うむ! 中々良い具合だぞ!」


(大丈夫そうかな?)


 元々、頼華ちゃんもおりょうさんも、俺と黒ちゃんと白ちゃんに対して煩く言ってきたりはしないのだが、時々正妻としての権利を主張してくる事があるので、少し状況を見守っていたのだ。


 だが頼華ちゃんはヘルムヴィーゲのお世話に御満悦の様子なので、俺の杞憂だったようだ。


「いいよ。頭、それとも背中?」

「んとね、両方!」

「了解。それじゃ背中からね」

「おう!」


 満面の笑顔になった黒ちゃんは、いそいそと俺に背中を向けた。



「良太様っ!」

「ブリュンヒルドさん?」


 四人とも身体と頭を洗い終わって、もう一度温まってから風呂から上がった俺達が衣類を着け終わったタイミングで、ブリュンヒルドが浴場の暖簾を勢い良く跳ね上げて駆け込んできた。


「ま、間に合わなかった……」


 浴場の床に膝を手をついたブリュンヒルドは、尋常じゃ無い落ち込み方をしている。


 どうやらブリュンヒルドは俺との入浴を諦めきれていなかったらしく、飲みがお開きになった瞬間に浴場までダッシュしてきたようだ。


「ああ、やっぱり間に合わなかったみたいだねぇ」

「おりょうさん。飲み終わったんですね」

「うん」


 ブリュンヒルドの背後から、酔で首元まで薄紅色に染まっているおりょうさんが顔を出した。


「おりょうさん、これから入浴ですか?」

「ああ。しっかりと旅の汚れを落とさなくちゃねぇ」


 いい感じに酔っ払っているようで、おりょうさんは御機嫌だ。


「湯船に浸かるのは、のぼせない程度にして下さいね?」

「ちと飲み過ぎちまったけど、大丈夫だよぉ」


 心配になって声を掛けたのだが、おりょうさんはあまり本気で受け取ってはくれない。


「主殿。姐さんの面倒は俺に任せてくれ」

「うん。頼んだよ、白ちゃん」


 おりょうさんの後ろから白ちゃんが入ってきたので、これで一安心だ。

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