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きつねとじうどん

「それでは良太様、失礼致します」

「気をつけて」


 騎馬を率いるジークルーネと別れの言葉を交わすと、里への帰還組と別れた。


 既に京の街と外を隔てる門は閉じているので、帰還組が分乗したワルキューレ達の愛馬は、小さく蹄の音を立てながら少しずつ高度を上げて行き、やがて夜の闇の中に溶け込んだ。


「それじゃ俺達も帰ろうか」

「「「はい」」」


 残った俺、頼華ちゃん、夕霧さん、ブリュンヒルドは、外套を羽織って夜の京の街を笹蟹(ささがに)屋に向かって歩き出した。


 天が施した認識阻害の結界は、馬に跨った里への帰還組が範囲外に出ようとした時点で、自動的に解除されている。


「っと! 帰る前にやる事があるのを思い出した」

「あ、兄上。どうされましたか?」


 俺が歩き出した途端に急停止したので、頼華ちゃんが驚いて声を掛けてきた。


「式神の形代(かたしろ)に使われていた橋脚の石を、引き抜いてそのままにしちゃってあるから修繕しないとね」

「ああ、成る程。お手伝いは要りますか?」

「手伝いは無くても大丈夫だけど、終わるまで周囲を見張ってて欲しいんだ」


 天の認識阻害の結界が解除されているので、通行人が俺を見て、橋に悪さをする不審者に思うかもしれない。


「わかりました! 見張りは余と、この者達にお任せ下さい!」

「わかりましたぁ」

「畏まりました」


 頼華ちゃんと夕霧さんとブリュンヒルドが、等間隔に広がって周囲に注意を払い始めたので、俺は橋から飛び降りて浅い川の中に降り立った。


(念の為に、こっちは壊しておくか)


 形代(かたしろ)に使われていた橋脚の石に刻まれている図形と文字を、巴で表面を削るようにして完全に意味を成さないようにした。


 その石を元の場所に嵌め込み、川底から堆積した砂を掬い上げて石同士の隙間と表面に塗り込んだ。


 塗り込んだ砂の上から手を当て、隙間を埋めて結合力を増すようにイメージしながら(エーテル)を込めた。


(後は、少し経年劣化した感じを……)


 再び川の中から堆積した砂を掬い上げ、修繕した部分が不自然にならないように表面を擦って、見た目だけだが古い感じを演出した。


「これで大丈夫、かな?」


 多少わざとらしいが、最初から偽装を疑っている人間、それも建設の専門家が見たりしなければ、バレたりはしないだろう。


 仮にバレたところで、修繕した部分には既に何もありはしないのだが。


「お待たせしました。今度こそ帰りましょう」

「「「はい」」」


 安倍晴明の式神に関わったこの夜の出来事は、ようやく終わりを迎えようとしていた。

 


「ただいま戻りました」


 幸いな事に通行人とすれ違ったりする事も無く、俺達は笹蟹(ささがに)屋に帰り着いた。


「おかえりなさい。良太殿、頼華、夕霧もぶりゅんひるど殿も」

「おかえりなさい。首尾は如何です?」


 笹蟹(ささがに)屋に戻った俺達を、雫様とブルムさんが笑顔で迎えてくれた。


 静まり返った店に上がった俺達は、居間に移動して雫様の淹れてくれた茶の注がれた湯呑が置かれた座卓を囲んで座った。


「母上、晴明の式神の内、逆らう者は兄上を筆頭に尽く打ち倒しました!」

「逆らう者は、という事は?」

「三名程、従うと申し出て来ましたので、里の方に向かわせました」


 雫様の疑問に対して、頼華ちゃんの言葉を少し補足した。


「それは……りょう殿や黒殿達がいるとは言え、大丈夫なのですか?」

「式神が現界する為の形代(かたしろ)というのを、晴明の物から俺が作った物に移し替えたので、俺が攻撃命令とかを出さなければ大丈夫な筈です」


 ブルムさんが危惧するのは尤もなのだが、式神が形代(かたしろ)を作った術者の命令に縛られるというのは、晴明の命令を何百年もに渡って律儀に守っていたというのを見れば明らかだ。


 大裳(たいじょう)達三名の式神が、俺とその身内に対して危害を加える心配は限り無く低いと言える。


 ぐー……


 頼華ちゃんのお腹が発した音が、居間の静寂を打ち破った。


「頼華、あなたは夕食をあれだけ食べて、その後でも食べていたというのに……」

「う……」


 雫様に咎められているのだが、空腹なのはどうしようも無いので、頼華ちゃんが言葉に詰まる。


「でもぉ、そういえば小腹が減ってませんかぁ?」

「夕食からそれなりに時間が経っておりますし、戦いで(エーテル)を消費しておりますから」

「成る程」


 どうやら夕霧さんとブリュンヒルドも式神との戦いで消耗して、それなりに空腹になっているらしい。


「雫様とブルムさんは、お腹は減っていませんか?」

「言われてみれば、もう遅い時間ですし……」

「お茶だけ頂いてお待ちしていたので、減っていると言えば減っていますな」


 頼華ちゃんを咎めた雫様も自覚が無かっただけで、俺が尋ねたら自分の身体の状況に気がついたらしく、それはブルムさんも同様みたいだ。


「何か作りましょうか。夜中だから軽くですけど」


 俺自身は食べなくても平気なのだが、式神との戦いに関わってくれた人達に、少しくらい御褒美があってもいいだろう。


「そんな、良太殿だってお疲れでしょうに……」

「鈴白さん、昼間に作って下さった菓子でも十分ですよ?」

「気にしないで下さい。本当に簡単な物しか作りませんから」


 雫様とブルムさんが気を使ってくれるが、さすがにショートブレッドを出すくらいではこちらが申し訳ない。


 俺は立ち上がって厨房に向かった。



「さて、何を作るかな……」


 厨房の流しの前に立った俺は、ここに来るまでの間に何を作るか浮かばなかったので、腕組みをして考え込んでいた。


「手持ちの材料は……あ、あれがあったか」


 京の豆腐屋で買った様々な加工品の中から、自分が元の世界で普段から食べていた物よりは厚くて大きい油揚げを数枚、ドラウプニールから取り出した。


 深鍋で湯を沸かしている間に、炎の術とドラウプニールの機能の組み合わせで出した熱湯で油揚げを洗い、油抜きをしてから食べ易い大きさに切った。


 底の浅い鉄鍋に作りおきの蕎麦つゆを注いで煮立てて、そこに切った油揚げを入れて味を染み込ませ、溶き卵を流し込んで蓋をする。


 深鍋の方に以前に作っておいたうどんをいれて茹で上げ、丼に盛り付けたら卵で閉じた油揚げを載せ、刻んだ葱を散らせば出来上がりだ。



「お待たせしました」

「おお! これは良い香りです!」


 立ち昇る出汁の香りを嗅いで、頼華ちゃんが瞳を輝かせた。


「兄上、これはなんという料理なのですか?」

「んー……きつねとじうどん、かな?」


 肉では重いが油揚げを載せたきつねうどんや卵とじうどんでは寂しいかなと思ったので、両方入れて満足度をアップしてみた。


 以前に油揚げを卵でとじたきつね丼というのを聞いた事があるのだが、それを夜中に食べるのにお腹に優しいうどんで再現してみた。


「ブルムさんにはうどんじゃなくて、卵とじだけの皿とお酒を用意しました」


 きつねとじうどんの卵とじだけの、強いて名をつけるならきつねの頭、またはきつね抜きとでもいう料理を盛り付けた皿をブルムさんの前に置いた。


「ブルムさんも、うどんがあった方が良かったでしょうか?」

「いえいえ、私には十分ですよ。それにしてもこれは、酒に良く合いそうだ」


 ブルムさんは目を細めると、手酌で徳利から酒を注いだ。


「それでは頂きましょうか」

「「「頂きます」」」


 夜食を頂きながらの今夜の報告を、雫様とブルムさんにした。



「……その天乙貴人(てんおつきじん)という式神は、狂っていたのでしょうか?」

「良くも悪くも、晴明からの命令に忠実だっただけだと思うんですけど……」


 式神はロボットなどと比べれば自由意志が存在しているのだが、それでも与えられた任務以外の行動には制約が掛かる。


 どちらかと言えば俺達に降った大裳(たいじょう)達よりは、天乙貴人(てんおつきじん)達の方が式神の行動としては正常だったんじゃないかと俺は思う。


「まあ三名と、意識せずに破壊してしまった式神と戦わずに済んだだけでも助かりましたけどね。こちらの支配下に入ってくれましたし」

「それはまあ、そうかもしれませんね」


 全面的な戦いも想定していたので、多少なりとも楽が出来て寝返りもあったという状況を説明すると、雫様も静かに頷いてくれた。


「うむむ。肉が入っていなくても、この満足感……さすがは兄上の料理です!」

「本当にぃ。甘辛いお揚げがうどんに合いますねぇ」

「貴方達……」

「まあまあ、奥方様。元々が食べながらなんですから、仕方が無いですよ」


 うどんを頬張って幸せいっぱいの頼華ちゃんと夕霧さんに真面目な雰囲気を台無しにされて、雫様が額に手を当てているのを、ブルムさんが苦笑しながら慰めている。


「良太様。非常においしいのですが、この揚げというのはなんなのですか?」


 ブリュンヒルドは油揚げの正体が何かわからなくて、食べながら首を傾げている。


「豆腐はわかりますか?」

「ええ。あの味噌汁というスープに入っていた具材ですよね?」

「豆腐は水に浸して磨り潰した大豆を煮て、海水の中にある成分で固めた物なんですけど」

「大豆を、随分と手間を掛けて加工するのですね?」

「ええ。大陸から伝わった技術らしいんですけどね。その豆腐を薄く切って水を切り、油で揚げたのが……」

「ああ! そのままの名前なのですね!」

「そういう事です。豆の加工品なので栄養があるし、味が染み込みやすいので色々な料理に使えるんです」


 豆腐の加工品だけあって油揚げは、そのまま食べるには主張が低い食材なのだが、刻んで炊き込みご飯などに入れると、出汁や具材の味に加えて深いコクを生み出してくれる。


「ぷはっ! 兄上、御馳走様でした! お腹いっぱいには程遠いですが!」

「頼華……これは空腹のまま寝ないで済むように、良太殿が作って下さったのですよ?」

「う……」


 空腹は紛れたが満腹には足りなかった頼華ちゃんの言葉を聞いて、雫様が眉間に皺を寄せている。


「まあまあ、雫様。頼華ちゃん起きたら直ぐに朝食だから。寝る前にお腹いっぱいに食べるのは良くないよ」


 雫様と頼華ちゃんの言い分は理解出来るので、フォローも両者共にしておいた。



 食器類を片付けて、お茶のお代わりが淹れられたところで話を再開した。


「明日になったら俺は一度里に行って、式神達ともう少し詳しく話をしてこようと思います」

「そうですねぇ。基本的には良太殿の命令しか受け付けないのですから、行かねばそれこそ話にならないでしょうからね」


 雫様の言う通り、式神達には俺が行動指針を与えなければならないのだった。


「基本的には俺が要請しなければ里からは出ない、里の中の安全を確保するという程度しか、縛るつもりは無いんですけど」

「お話を聞く限りでは、特別に好戦的とかいう訳では無さそうですから、それくらいで十分だと思いますよ」


 里に行っている三人の式神は交戦せずに降ったというのを聞いているので、ブルムさんは俺の方針に賛成してくれた。


「後は……厨房にいる良二の代わりかな?」

「良二の代わりと申されますと、竈の番と兄上の作れる布などの作製ですか?」


 それの何が問題なのかと、頼華ちゃんが表情で語っている。


「うん。ここに置いてる良一もなんだけど、実は分体の管理ってそれなりに大変なんだ」


 竈に火を点けたり、布を作ったりする程度の(エーテル)の消耗は特に問題無いのだが、自分が意識していない時に分体が入っている良一と良二を使われると、多少ではあるが意識が持っていかれるのだ。


 鍛冶作業などの集中力が必要とされている時に、不意に意識が逸れるとトラブルが発生しかねないので、里に置いている良二だけでも撤去出来るとそういう心配が無くなる。


「そういえば最初に兄上が分体をお試しになった時には、視界の変化に難儀されてましたね」

「あー……あの時は参ったね」


 八つの目を持つ蜘蛛の視界だけでも頭がくらくらしたのに、それが分体を通して自分自身を正面から見るという想像を絶する光景だったので凄く気持ち悪かったのを、頼華ちゃんに言われて思い出した。


「兄上から力を分け与えられていますので、余にも出来るのですが……試してみる気にはなりませんね」

「うん。やめておいた方がいいよ」


 ほぼ自分の全周の視界というのは戦闘時などに便利そうに思えるが、慣れて違和感無く生活出来るようになるまでには時間が掛かるだろうし、武人である頼華ちゃんは目に頼るよりは、相手の気配を察知する方が戦いにも有効だろう。


「……」

「良太殿。夕霧が限界のようですから、そろそろ休みましょうか」

「ふぇっ?」


 静かだなと思っていたら船を漕いでいた夕霧さんが、自分の名前を呼ばれて目を開けた。


「そうですね。皆さん、今日は遅くまでありがとうございました」

「一番の功労者は良太殿なのですけどね。それでは、お休みなさいませ」

「「「お休みなさい」」」


 就寝の挨拶を交わして、居間を後にした。


「あの、良太様はどちらでお休みに?」


 居間から廊下に出ると、ブリュンヒルドが声を掛けてきた。


「俺は……」

「兄上ならば、当然余と一緒に寝るのだ!」

「頼華。貴方は今夜は私の世話役ですよ?」

「う……」


 当然のように俺と同じ布団で寝るつもりだった頼華ちゃんは、雫様にインターセプトされた。


「さあ、行きますよ頼華。良太殿、お休みなさい」

「ううう……兄上、お休みなさいです」

「あ、はい。お休みなさい」


 がっくりと頼華ちゃんが項垂れてしまっているが、こればっかりはどうにもならない。


「そ、それじゃあぁ、良太さんはあたしとぉ……」

「で、では私も!」

「えー……」


 頼華ちゃんが雫様のお世話だから夕霧さんとブリュンヒルドと、という理論が成り立つとは俺には思えないのだが、不思議と二人はそれを当然の事だと考えているようで、互いの妨害をするという意識も無さそうだ。


(……まあいいか)


 失礼な考え方だが、ここで夕霧さんとブリュンヒルドと押し問答をするのも面倒になってきたし、眠気は無いのだが色々あった今日を、早くリセットした気分になっていた。


「いいですよ。それじゃ三人で寝ましょうか」

「「えっ!?」」


 自分達から言い出したのに、何故か夕霧さんもブリュンヒルドも驚きに目を丸くしている。


(三人だったら、万が一も起きないだろうし)


 二人だと雰囲気に流される……なんて可能性も無きにしもあらずだが、これが三人になるとお互いに牽制して、間違いが起きる事は無いだろう。



 俺とブリュンヒルドはこっちの世界の平均的な日本人よりも身体が大きいので、布団一組三人が寝るのには無理があるから、二組の布団を横に並べて敷いた。


 掛け布団は俺が即席で、保温効果があるように空気の層が出来るように糸で織り上げて作った。


「お、お待たせしましたぁ……」

「……」


 貫頭衣の寝間着に着替えて、頬を朱に染めている夕霧さん、緊張しているのか無言のブリュンヒルド、二人の剥き出しの脚線に目が行ってしまいそうになるが、意志の力で視線を外した。


「し、失礼しまぁす……」

「お、お邪魔します……」


 緊張感を漲らせながら夕霧さんとブリュンヒルドが、俺を挟んで床に入った。


「明かりを消しますね」

「ど、どうぞぉ……」

「……」


 ブリュンヒルドからは返事が無いが、俺は部屋の明かりを消した。


「「「……」」」


 無言になった夕霧さんとブリュンヒルドが、最初はおっかなびっくりという感じで、しかし次第に大胆に俺の腕に自分の腕を絡めながら身体を寄せてきた。


(……触れてる部分が熱いな)


 里の子供達のような、夕霧さんとブリュンヒルドの高い体温を感じる。


(こういう場合は……)


 気分的にも肉体的にも高揚してしまっている二人と俺自身を落ち着ける為に、意識してリズミカルな呼吸を心掛ける。


 リズミカルな呼吸で俺自身は落ち着いてきたので、二人に触れている部分から同調するようにイメージしながら、更に呼吸を整えていく。


「「「……」」」


 やがて、絡められている腕から伝わる体温が少し下がったのを感じると、近くにある二人の口元から聞こえる呼吸音が、少しずつ穏やかな物に変化していった。


 すー……すー……


 元から眠かったらしい夕霧さんは身体の力も熱もすっかり抜けて、安らかな寝顔をしている。


 反対側のブリュンヒルドは、いつもの硬質で凛々しい美貌が嘘のような、幼ささえ感じさせる顔で寝入っている。


 どう考えても間違いなど起きなさそうなのを確信した俺も目を瞑り、意識をオフにした。



「……これは参ったな」


 朝の気配を感じて目を覚ますと、夕霧さんとブリュンヒルドが左右から同じ形で俺をロックしていた。


 夕霧さんは豊かなバストを俺の腕に押し付けるようにしながら、寝間着から出ている脚を俺の脚に絡めている。


 朝の薄い光の中を浴びて金髪が輝くブリュンヒルドの、彫刻のようなシャープで繊細な美貌は現実離れした美しさがある。


(なんて、観察してる場合じゃ無いんだけど……)


 昨晩は一緒に寝るのを拒否するのが面倒なので受け入れてしまったが、この惨状を誰かに目撃されるのは防がなければならない。


 俺はうっかり胸とかに触ってしまわないように気をつけながら、先ずは夕霧さんから腕と脚を引き抜いて、ブリュンヒルドを起こさないように引き剥がして寝床から脱出した。

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