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透明の紙

「それにしても透明の紙とは、驚いたな」

「うん。部屋への採光をなんとかしたかったから、色々と考えた末にね」


 本当はガラス窓というのが理想的なのだが、高価な上に重たくなる。


 自作というのも考えたが、里で産業としてガラス工芸でも始めるのでなければ、専用の炉が必要になるので大掛かり過ぎる。


 こっちの世界にもある材料と技術でなんとかならないものか……とか考えている時に、以前にテレビの科学実験で見た、野菜から作った透明な紙の話を思い出したのだった。


 ネットで調べたら、正式にはセルロースナノファイバーと呼ばれるその透明な紙は、単純に言えば植物に含まれるセルロースを極微細な状態にしてシート状に加工しただけの物である。


 一般家庭でもセルロースを細かくする為のミキサーと、大きな繊維を取り除く為のストッキングでもあれば、セルロースナノファイバーは作れる。


 こっちの世界でならば、手間は掛かるが石臼と目の細かい布袋でもあれば、セルロースナノファイバーの再現は可能であり、しかもガラスよりも軽く強度があるという夢のような素材なのだ。


「実験の時には、余は兄上がまた何か新しい料理でも作って下さるのかと思っておりましたが、こんな物が出来たのでびっくりしました!」

「あはは」

 

 頼華ちゃんが持っている赤い色の入った透明の紙は、人参の繊維を用いているだけなので食べても害は無いと思うのだが、ちょっと歯応えがあり過ぎるだろう。


「さて。透明の紙の話はこれくらいしておいて、残りの作業を済ませちゃおうかな」

「兄上。余にも何かお手伝い出来る事はありますか?」

「俺よりも、おりょうさんの手伝いをして貰った方がいいかな? 大人の女性用の服を作るには糸の量も多くなるし、何よりも人数が多いからね」


 この国の平均的な女性と比べれば体格のいいワルキューレ達の衣類は、当たり前だが里の住人よりは作るのに時間も糸の量も多く必要だろう。


「終わったら俺も行くから、白ちゃんも頼むよ」

「わかりました!」

「承知した」


 二人が風呂場に歩くのを見送ってから、俺は作業を再開した。


「来客用の館には……俺達用の部屋も作っておけば、応対もし易いな」


 基本的にはワルキューレ達の宿舎と同じ構造の三階建てにしたのだが、一階部分の応接間の部分を少し変えてある。


 ワルキューレ達の宿舎にある応接間は、どちらかと言えばミーティングルーム的な使われ方をすると思うのだが、こちらは来客を迎える為の物になるので、少し応接間の面積は狭くなるが、隣接した場所に小さな厨房を作った。 


 この厨房では本格的な料理はしないので、湯を沸かせる程度の(エーテル)を利用したコンロと、食品を冷やしたり保存したり氷を作ったり出来る、小さな冷蔵庫を設置した。


 冷蔵庫はおりょうさんが個人的に持ち帰った酒を冷やしたり、ロックで楽しんだりするのにも役立つだろう。


 応接間の調度は、和風な世界観には合わないかもしれないが、正座をした事が無さそうなワルキューレ達でも大丈夫なように、現代風の椅子とテーブルにしてみた。


 少人数の来客用の応接セットみたいな物は、時間がある時に試作してみよう。



「こんなもんかな」


 予定していた建物の設置と、以前からある建物の扉や窓の採光部分のセルロースナノファイバーの置き換えを終えて、今は家畜小屋の地面に打たれた杭に、糸を撚って作った綱を巻きつけて囲いにし終えたところだ。


「……ん?」


 綱を張って柵囲いを作り終えると、いつのまにか囲いの中に大きな猪がいた。


「いつの間に……」


 通常なら人間が傍にいると落ち着かない筈の猪なのだが、俺の方を一瞥しても妙に落ち着いている。


「……」

「……」


(なんか、知性を感じさせる目をしてるな)


 野生動物特有の好奇心というのとは違う、人間と同じ様な知性の光が、この猪の瞳には宿っているように思える。


「もしかしてお前が、セーフリームニルなのか?」


 猪に話し掛けるとか、他人が見たら正気を疑われそうだが、何故だかすんなりと質問の言葉が口から出た。


「……」

「えっ!?」


 まさか人語を解するとは思っていなかったのだが、俺の質問に小屋のセーフリームニルだと思われる猪が、こっくりと頷いた。


「そ、そうか……毎日では無いと思うが、お前に肉を提供して貰う事になるんだけど、その、大丈夫か?」


 目の前のセーフリームニルは日本の猪と比べるとかなり大柄で牙も長く、多分だが二百キロを超えていそうだ。


 尤も、野生動物は北に行く程大型化する傾向があると言われ、近年でもロシアでは四百キロを超える野生の猪が捕獲されているので、もしかしたら北欧の方では平均サイズなのかもしれない。


(それにしてもでかいな……確か猪の場合は、体重の半分くらいが可食部になるんだったっけ?)


 セーフリームニルの体重が推測で二百キロとして、骨や皮、内臓などを除いた肉として食べられる部分が、概算で百キロという事になる。


 里の現在の人口が四十二人だが、半分以上が子供なので、百キロの肉を食べ尽くすには数日は掛かるだろう。


 夕方になるとセーフリームニルは復活するらしいので、毎日肉を調達しても問題は無いと思うのだが、止め刺しから解体という作業をするというのは、野生の猪を獲ってきた場合と変わりがない。


 その上、里の貯蔵庫にはまだ大量の猪と鹿の肉があるので、そちらの方を早く食べる事を考えると、セーフリームニルにお世話になるのはまだ少し先の話になるろう。


(おまけに、なんかやり難いんだよな……)


 野生の猪は、戦って一息に仕留めてしまうので考える余地が入らないのだが、柵囲いの中に佇むセーフリームニルの知性を感じさせる瞳を見ていると、止め刺しをするのにも解体をするのにも躊躇してしまいそうな気がするのだ。


 今後は子供達の手でも出来るように、お手本としてもやらなければならない時が来るのだが、その時にはなるべく苦しまないように、一息で終わらせるようにしてやろうと、心の中で決心した。


「……」


 『旦那。その時が来たら、気にせずに一思いにやってくんな』


 気の所為か、人間のように口元を歪めてセーフリームニルがニヒルに笑いながら、そんな事を呟いたような錯覚を覚えた。



『わーい!』

『お目々青くてきれー!』

「……ん?」


 (あめ)沼矛(ぬぼこ)による作業を終えた俺が浴場に近づくと、大はしゃぎする子供達の声が聞こえてきた。


「おりょうさん、進み具合は……」

「そーら、高い高ーい!」

「「キャーッ♪」」

 女湯の入り口に垂れている布を跳ね上げて中の様子を伺うと、下着姿のオルトリンデが風華(ふうか)ちゃんと雪華(ゆきか)ちゃんを、それぞれ片手でリフトアップしていた。


「じっとしてて下さいね?」

「はい」


 周囲の騒ぎを余所に、お糸ちゃんの注意を真面目な表情で聞いているゲルヒルデは、身体を屈めて採寸をされている。


「あ、良太。作業は終わったのかい?」

「……」


 振り返ったおりょうさんの向こう側で、出来上がったばかりと思われる衣類を受け取ったロスヴァイセが、無言で俺に会釈してきた。


「ええ。戦乙女(ワルキューレ)さん達や、ブルムさんを始めとするお客さん用の寝床も確保出来ました」

「そうかい。こっちは先に終わらせた連中が子供達をあやし始めてから、騒がしくなっちまってねぇ」


 一緒になって遊んだりしているワルキューレと子供達の様子を見て、おりょうさんが苦笑している。


 やはりと言うか、衣類を作るのを手伝いに来てくれたのは女の子達で、男の子達は別の場所で寝具類を作ってくれているようだ。


「それと、新しく作った家畜小屋に、猪のセーフリームニルがいます」


 予め言っておかないと、生きた猪がいるだけでも騒ぎになってしまいそうな気がしたので、忘れない内に伝えておいた。


「えっ!? そう言えばどうやって連れてくるのかと思ってたけど、もういるのかい?」

「ええ。小屋が出来て、気がついたらいました」

「はぁ……さすがは神様と言うか、手際がいいねぇ」

「そうですね」


 向こうの世界に行った時のカードの手配などの時もそうだったが、神様は約束した事に関してはとにかく手際が良くて、そして早い。


「主人! 寝具が出来上がりました!」

「ありがとう、大地くん」


 息を弾ませて大地くんが報告に来てくれたのだが、俺も人の事は言えないがここは女湯なので、出来れば女の子の誰かにその役を代わって欲しかった。


「主人! 衣類の方も作り終わりました!」

「お疲れ様」


 お糸ちゃんに呼び掛けられたので振り返ると、鎧下を脱いで着替えている真っ最中だった、ゲルヒルデの引き締まった裸体が目に入った。


 努めてゲルヒルデでは無くお糸ちゃんの方を見るようにしながら、労いの言葉を掛ける。


「素晴らしい出来栄えです。ありがとうございます、糸」

「どういたしましてです!」


 下着姿で跪くゲルヒルデが礼を言うと、お糸ちゃんが笑顔で答えた。


「一通りの衣類と寝具類の用意は終わったみたいですね」

「そうだねぇ。はいはい! そいじゃ夜も更けたし用意も出来たみたいだから、寝るとするよ」

「「「はい!」」」


 おりょうさんがパンパンと手を叩きながら声を上げると、喧騒が収まって皆が一斉に返事をした。


(さすがはおりょうさん……)


 ゲームで言う指揮系統のスキルでもあるのでは無いかと思える程に、全員がおりょうさんの指示に従って、速やかに風呂場を出て行く。


「良太。あたしらはどこで寝ればいいんだい?」


 これまではゲルもどきだったり、一緒に寝ようと誘ってきた子供達の部屋で寝たりしていたので、おりょうさんが確認をしてくる。


「お客さんをもてなす為の建物に、俺達用の個室を作りました。ただ、本当に寝る場所だけの殺風景な部屋ですけど」

「まあ、そいつは仕方が無いよねぇ」


 状況的に家具などが足りないのは理解してくれているので、おりょうさんは微笑むだけで許してくれた。


「頼華ちゃん。ブルムさんと天さんに、寝るなら部屋を用意してあるって言ってきてくれるかな」

「わかりました!」

「場所はゲルのあった場所から見えるから。頼華ちゃん達の部屋もあるからね」

「おお、それは素晴らしい! では行って参ります!」


 くるっと背を向けた頼華ちゃんは、食堂の方へ走っていった。


「そいじゃ良太。ひと足お先に新しい建物を案内してくれるかい」

「わりました。行きましょう」


 人がいなくなって流れる湯の音しか聞こえなくなった風呂場から、俺とおりょうさんは連れ立ってあるき始めた。



「へぇ。こいつは立派な建物だねぇ」

「最低限の来客には、備えられるようにはしてみました」


 日が暮れて暗くなっているので、新しい建物の玄関の上の方に熱くない炎を灯して灯りの代わりにする。


 引き戸を開けて正面に階段があり、すぐ左側にある応接間には、十人くらいが囲める大きなテーブルと椅子が置かれている。


 しかしどの家具も装飾の乏しい実用だけの物なので、高級感は一切感じられない。


「お茶の用意くらいは出来るようにって、ここに小さな厨房を作りました」


 応接間に入ってすぐ右側の、壁と部屋との仕切りの間に小さな厨房があるのだが、イメージとしては会社の給湯室に似ている。


「そいつは便利だねぇ。良太、ここの下側に金属の板が貼ってあるのはなんだい?」


 流しの下側には茶器などを入れる木の扉の小さな収納があり、その隣には金属の扉が並んでいる。


「気が付きました? そこは食べ物や飲み物を冷やしたり、氷を作れるように設置した冷蔵庫です」


 構造的には食堂の隣りにある物と同じ、表面と内側を薄い純鉄の板で覆って保温性を高めてある。


 まだ(エーテル)を込めていないので、扉を開けても冷気が漂い出てきたりはしない。


「そんなら早速、酒を冷やしておこうかねぇ」

「程々にして下さいね?」

「わかってるよぉ」


 炎の権能の応用で冷却し、マイナス二十度くらいになったところで、保冷の持続時間が長くなるよう(エーテル)を注ぎ込んだ。


「そいじゃ、こいつとこいつを……」


 おりょうさんはドラウプニールから取り出した陶器の瓶や徳利などを数本、冷凍庫と隣接している冷蔵庫の方に並べた。


「氷も作っておきますか?」

「そうだねぇ。今は使わないけど、作るだけ作っておこうかねぇ」


 当たり前だがプラスチックの製氷皿など無いので、コップ代わりにしている輪切りにした竹の幾つかに水を注いで、冷凍庫の中に並べて扉を閉めた。


「冷えるまでには時間が掛かるだろうから、今夜はこいつを……」

「おりょうさん。忘れてるかもしれませんけど、こっちでは食事の時に飲んでるんですからね?」


 向こうの世界に行って戻ってきているので、少しおりょうさんの感覚が狂っているのかもしれないが、今夜は牛肉や鱸の洗いなどでブルムさんや天と酌み交わし、それなりの量の酒を飲んでいるのだ。


「わ、わかってるんだけどぉ。あっちじゃお預けだったんだし、少しくらいいいだろぉ?」

「相当に我慢させちゃいましたしね。でも風呂上がりでもありますし、控えめにして下さいね」

「あはっ! 良太、大好きっ!」


 冷蔵庫の扉を閉めたおりょうさんは、嬉しそうに俺に抱きついてきた。


「早速、買ってきた酒器とかを使いますか?」

「そうだねぇ。でも使うのは、安い奴にしておこうかねぇ」


 そう言うと、おりょうさんは包容を解いて、流しに百均で買った陶器の徳利や猪口を出した。


「これを使うって事は、飲むのは清酒ですか?」

「うん。洋酒もいいんだけど、どうせブルムの旦那や天さん達も来るだろうから、少しだけで味見して貰おうかと思ってねぇ」


 木の桶を出して、そこにドラウプニールで空気中から抽出した水を流し入れ、軽く流してから拭き上げる。


 向こうの世界で買ってから収納するまでに、一度洗ってあるのだが、念の為だ。


「兄上っ! 戻りました!」


 バン! と音を立てて扉を開け、頼華ちゃんが入ってきた。


「お疲れ様。頼華ちゃん、寝る前だけどお茶でも飲む?」

「はい! それにしても、戦乙女共の建物も立派ですが、こちらも素晴らしいですね!」

「あはは。神様に感謝だね。頼華ちゃんも材料集めありがとう」

「どういたしまして!」


 言葉とは裏腹に、頼華ちゃんは胸を張って得意気だ。


「これはこれは、なんとも立派な。鈴白さん、こんなところで寝させて頂いていいのですか?」

「いいも何も、お客さん用に建てた物ですから。でも、中身は空っぽに近いんですよ」


 おりょうさんや頼華ちゃんの時もそうだったのだが、褒められれば褒められる程、雨風が凌げるくらいにしか中が整っていない事に罪悪感を覚える。


「まあ……いつの間にこんなに立派な建物が」

「さっきまでは、ありませんでしたよね?」

「「……」」


 天を始めとして、志乃ちゃんも糸目の女の子達も、不思議そうに建物の中を見回している。


「ブルムさん、天さん。三階は誰の部屋にもなっていないので、自由にお使い下さい」


 二階にも空き部屋はあるのだが、黒ちゃんと白ちゃんと夕霧さんに好きに部屋を選ばせてあげたいので、今日のところはお客様用は三階という事にしておく。


「天さん。さっき呑んだのとは違う酒があるんで、良ければ寝かしつけた後で下りてきなさいな」

「ありがとうございます」


 天と志乃ちゃんは大丈夫そうだが、女の子達は相当に眠そうだ。


「兄上。余は寝具類を置いてから戻って参ります!」


 頼華ちゃんに言われて、男の子達を中心に作って貰った寝具類を、まだ各自の部屋に運び込んでいないのを思い出した。


「ああ、その事を忘れてたな。それじゃお茶を用意しておくから、頼むよ」

「はい!」


 どうやら頼華ちゃんが出来上がった寝具類をまとめて預かってくれていたようなので、手間を掛けるが上まで運んで貰う。


「鈴白さん。私も一度上がって、部屋を決めてから下りてきます」

「わかりました」


 頼華ちゃんと天達に続いて、ブルムさんも会釈してから階段を上がって行った。


「御主人ただいまー!」

「遅くなってすまん」

「いや、理由はわかるからいいよ」


 白ちゃんの言う遅くなった理由は、黒ちゃんに背負われている夕霧さんのようだ。


「全く、だらしのない奴め……」

「まあまあ。今日は遅くまで起きちゃってたしね」


 食事の時間も入浴の時間もいつもと変わりは無かったのだが、その後からワルキューレ達の受け入れの為の作業などがあったので、通常の就寝時間から比べるとかなり遅くなってしまっている。


 (エーテル)の容量は底無しの夕霧さんだが、染み付いている生活習慣に対して、身体の反応は素直なようだ。


「二階の部屋は好きに使っていいから、黒ちゃんと白ちゃんも好きに選んでね」

「おう!」

「わかった」

「夕霧さんは俺が運ぼうか?」


 元気に返事をする黒ちゃんが、背負っている夕霧さんを苦にしているようには見えないが、一応は訊いてみた。


「んーん。あたいが適当な部屋に放り込んでくるから、大丈夫だよ」

「……出来るだけ優しくしてあげてね?」

「おう!」

「それでは俺も、自分の部屋を決めて来る」

「白。寝る前に軽く呑むから、良ければ付き合いな」

「わかった」


 夕霧さんを背負った黒ちゃんと白ちゃんは、階段を上がって行った。


「お茶と……茶請けはこんな感じかな」

「おや? そんなのも持ってきたのかい?」

「ええ」


 おりょうさんが言うそんなのとは、木の茶筒に入れ替えて持ってきた鉄観音茶だ。


 茶請けは鉄観音に合わせて、コンビニスイーツではあるのだが月餅を出した。


「飲み切っちゃったら終わりなんですけど、まあ新築記念という事で」

「あはは。そいつはいいねぇ」


 おりょうさんの笑い声を聞きながら、鉄瓶をコンロに載せて(エーテル)を送り込んで加熱し、寝る前に一人一個は多いので、月餅を半分に切り分けて小皿に盛り付けた。

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