ハシビロコウ
「兄上、おいしかったですね!」
「うん。お安く無いけどね」
食事を終えて店を出たところで、頼華ちゃんが興奮気味に言ってきた。
頼華ちゃんの言う通り、老舗鰻店の味と座敷からの眺めには非常に満足したのだが、庶民である俺が今後何回利用出来るのかはわからない、というくらいには高級だった。
「でも、本当に俺が出さないで良かったんですか?」
「良太は予約とかに骨を折ってくれたんだから、それだけで十分さぁ」
(骨を折ったって言っても、ネット予約なんだけど……)
俺が現金で会計をしようとしたら、おりょうさんが割って入ってカードで決済してしまったのだが、心中は申し訳ない思いでいっぱいだ。
「良太、この後はどうするんだい?」
そんな俺の心中を察した訳では無さそうだが、おりょうさんがすかさず話題を振ってきた。
「近くの入口から公園内に入ってもいいんですけど……」
俺達が昼食に使った鰻の店からすぐ近くにも、上野公園への入り口があるのだが、桜が多く植えられているのは、もう少し北側の地域になる。
「少し駅方向に歩いて、そっちの入り口から公園に入りましょう」
「わかったよ」
「わかりました!」
三人で連れ立って、上野駅の公園口方面へと歩き始め、途中で和菓子とお茶を買い込んだ。
「おおお! なんとも珍妙な! 兄上、こんな動物が本当にいるのですか!?」
人でごった返す桜並木の近くで、運良く空いているベンチを見つけて俺達は並んで腰掛けた。
上野動物園のパンダをモチーフにした和菓子を見て、頼華ちゃんが盛り上がっている。
「うん、本当にいるよ。なんかこういう白と黒の毛皮だと、自然の中では目立ちそうなんだけどね」
(でも、見た目よりは強そうだけど……)
可愛らしいと言われる白黒ツートンカラーのパンダだが、テレビなどから受ける印象よりはずっと大きく、しかも熊なのだから、自然界では強者に分類されるだろう。
「……うむ! 香り高く甘い餡がおいしいですね! 実に茶に合います!」
表面をパンダの顔に模して餡を包んだお菓子を食べ、ペットボトルのお茶を飲んだ頼華ちゃんは、非常にご満悦だ。
「……旨いけど、あたしにはちと甘過ぎるねぇ。こっちの芋ようかんの方が口に合うよ」
「舌触りが滑らかで、芋ようかんもいいですよね。これ少し焼いても、風味が変わって旨いですよ」
芋ようかんは純然たる和菓子なのだが、オーブントースターで軽く焼くと、和風スイートポテトという感じになり、風味と香ばしさが増す。
そんな芋ようかんを、俺も少しだけおりょうさんに分けて貰って食べた。
「へぇ。そいじゃ後で、少し買って帰ろうかねぇ」
「それがいいですね!」
俺の話した焼いた芋ようかんに、おりょうさんと頼華ちゃんは興味を持ったみたいだ。
「それにしても綺麗だねぇ」
「凄くいっぱいです!」
昼食を済ませてお腹が落ち着き、お茶と和菓子でまったりしたところで、おりょうさんも頼華ちゃんも咲いている桜に興味が移ったようだ。
「向こうでも花見にゃ大勢が繰り出すけど、さすがにこっち程じゃ無いねぇ」
「まあ人口からして違いますからね」
徳川幕府が諸大名を使って普請した江戸の街は、当時としてはかなりの大都市だったのだが、俺の行っていたのは同じ江戸でも、埋め立ても開発もそれ程は進んでいなかった。
徳川幕府の江戸の最盛期の人口が約四十万人と言われ、現在の東京都の人口が一千万人弱である。
無論だが上野公園の花見客は、俺達と同じく都民だけでは無いので、単純に比較しても仕方がないのかもしれないが……。
「良太。この後はどうするんだい?」
茶菓子を食べ終わったおりょうさんに尋ねられた。
「うーん。実は何も無いんですよね」
「そうなのかい?」
「ええ。夕食もどうするか決めてません」
どれくらい花見に時間を費やすかというのが読めなかったのと、上野周辺には見所も店も多いので、ノープランの方がいいと思ったからだ。
「では兄上、姉上! 余はこの菓子の元になった、ぱんだという不思議な動物が見てみたいです!」
そう言いながら頼華ちゃんは、オスとメスの二個セットになった餡を包んだお菓子の、まだ食べていなかったメスの方を口に放り込んだ。
(見たいって動物に似せたお菓子を食べて、笑顔になるってのはどうなんだろう……熊肉好きなのかな?)
俺はまだ食べた事が無いが、適切に処理された熊肉は美味と聞くので、もしかしたら頼華ちゃんは、とか思ってしまう。
(でもまあ、動物園か……)
向こうの世界の日本には、動物園どころか牧場みたいな場所すら無かった。
武人が乗る馬の飼育などは行われていたので、向こうでも動物と触れ合える場所はあったのだと思うが、それでも現在の動物園とは、集められた数も種類も比べ物にならないだろう。
「それじゃ行ってみましょうか。上手い具合に起きてるといいけど……」
「起きてるって?」
「俺もそんなに詳しいわけじゃ無いんですけど、パンダって一日の大半を寝てるらしいんですよ」
だから起きていて動いているパンダの姿を見られるのは、相当に幸運だと聞く。
(でも幸運なら、この二人に関しては疑う余地は無いのか)
多分だがパンダの起きている時か、起き出すタイミングにかち合うだろうというのを、おりょうさんと頼華ちゃんを見ながら確信した。
「そいじゃ行こうかねぇ」
「行きましょう!」
おりょうさんと頼華ちゃんに両サイドから手を取られ、上野動物園の入り口に向けて歩き始めた。
「……頼華ちゃん、そろそろ行かない?」
「……もう少しです!」
「……良太。あたし達は座って待ってよう」
「そうですね……」
笹を食べるパンダを見て喜び、象の大きさに驚き、虎やライオンの勇壮な姿に感動していた頼華ちゃんだったが、アフリカの動物を集めている一帯に来てから足を止めてしまったのだった。
その理由は、パンダ以上に一日を動かずに過ごし、ひたすら獲物を待ち続ける鳥類、ハシビロコウの姿を見てしまったからだ。
「むむむ。ほんの僅かだが目が動いているから、そろそろ身体の方も……」
ハシビロコウを油断させようとでもいうのか、口の中で小さく囁く頼華ちゃんまで、観察の姿勢のまま微動だにしない。
「……こりゃ、どっちかが根負けするまでは続きそうだねぇ」
「そうですね」
ハシビロコウの何が頼華ちゃんの琴線に触れたのかは不明なのだが、予定も無いからここから離脱しようと強く言う訳にもいかない。
俺とおりょうさんは苦笑して顔を見合わせながら、頼華ちゃんの気の済むのを待った。
「くっくっく……あ奴、痺れを切らしましたね!」
「そうだね……」
不敵に微笑む頼華ちゃんに、とりあえずの相槌を打っておいた。
本当に頼華ちゃんに根負けしたのかは定かでは無いのだが、微かに身じろぎをしたハシビロコウは、続けて大きく翼を羽ばたかせたのだった。
(なんか狙撃手同士の探り合いみたいだったな……)
装備や顔にまで迷彩を施して景色に溶け込んだ狙撃手は、同じ狙撃手でなければ発見は困難だと言われている。
結果としては、確実に相手の姿を見極めた方の勝ちという事になるのだが、先に発砲した方が誤認をしていたり射撃に失敗すると、それは即、自分の位置を知られる事を意味する。
頼華ちゃんとハシビロコウの根比べを見ていて、そんな状況が頭に浮かんでしまった。
「それにしても、三十分以上も掛けるとはねぇ……」
「う……も、申し訳ありません!」
呆れたように言うおりょうさんの言葉で、自分が感じていた以上に待たせていたという事実に気がついた頼華ちゃんは、繋いでいた手を離して俺たちに向けて頭を下げた。
「まあまあ。別に俺もおりょうさんも、怒ってる訳じゃ無いから」
「そ、そうだよぉ。頼華ちゃんが楽しかったんなら、何よりさ」
ちょっと言い過ぎたと感じているのか、頭を下げる頼華ちゃんに、おりょうさんが慌てて声を掛けた。
「りょ、良太。この後はどうしようかねぇ?」
救いを求めるように、おりょうさんが俺に話を振った。
「そうですね……近くに賑やかな商店街があるから、ちょっと覗いていきませんか?」
周辺に多く存在する博物館や美術館に行くというのも頭に浮かんだのだが、展示内容によっては花見客以上に人が多かったりするので、下調べ無しで行くのは危ないと判断した。
「頼華ちゃん、お菓子の専門店とかもあるよ」
「なんと、そのような場所が! 兄上、姉上、早く行きましょう!」
「おやおや。そいじゃ行こうかねぇ」
頼華ちゃんの顔がパアッと輝きを取り戻しているのを見て、おりょうさんも表情を綻ばせた。
「はい! これもこれもこれも……もう一つオマケ付けちゃおうかな!」
「あ、兄上! なんですかあれは!?」
「ああ。あれはね、チョコレートの叩き売りだよ」
上野動物園から出て、御徒町方面へ向けて歩き始めた俺達は、人で賑わっているアメ横の入口付近にある、何度もテレビなどで取り上げられている、威勢のいいチョコレートの叩き売りを見て歩みを止めた。
「はい、千円ね!」
代金と引き換えにビニールの手提げ袋を受け取った女性客は、ニコニコ顔で歩み去っていく。
「せ、千円で、あんなにも!?」
雑踏に紛れようとしている客の、膨れ上がった手提げ袋と俺を交互に見ながら、頼華ちゃんが目を丸くしている。
「頼華ちゃんも買っていく?」
「いいのですか!?」
俺がオッケーするとは思っていなかったのか、頼華ちゃんの目が大きく見開かれた。
「安いのは間違いないからね。でも、あの猪口齢糖だよ?」
「う……」
頼華ちゃんが口籠ったのは向こうの世界で、俺が『あの』と言ったチョコレートで酔っ払ったようになった時の事を思い出したからだろう。
あれからキャラメルやアイスクリームにチョコレートをフレーバーに使ったり、ソースにしたりしたのだが、チョコレートだけを食べたりはしていない。
頼華ちゃんも意図的に避けているのか、激安の殿堂でもチョコ風味の菓子しか買ってはいなかった。
「多分だけど、大丈夫じゃないかなぁ」
「そ、そうでしょうか?」
俺に失態を見せたというのが恐怖感になって頼華ちゃんを苛んでいるみたいなのだが、同じくらいに叩き売りされているチョコレートに未練があるようだ。
「あれから何度かチョコレートを使ったお菓子も食べてるし、今は身体が向こうとは違う訳だしね」
「あ……そ、そうですね!」
(多分だけど、ある程度の耐性とかはあるだろうからなぁ)
ワルキューレの受肉に用いられる身体は、神様からの使命を受けて活動する関係から、ある程度以上の免疫や耐性などが無ければ支障が出てしまうだろう。
少なくとも現在の肉体のポテンシャルは常人以上なのは間違いないはずなので、チョコレート程度で酔っ払いはしないだろうという考えに至ったというのが、頼華ちゃんの表情に見て取れた。
「で、では!?」
「うん、いいんじゃないかな。ね、おりょうさん」
「食い過ぎにだけ、注意すりゃあねぇ」
俺が話を向けると、おりょうさんも苦笑交じりに了承した。
「で、では! 店主! こちらにもお願いする!」
小走りで、高い台の上で叩き売りをしている店主に近寄った頼華ちゃんは、元気良く買う旨を告げた。
「はいよ! それじゃ、これとこれとこれと……オマケにこれも入れて、こんなもんでどうだい?」
パッと見でも、店主の男性が手提げビニール袋に入れてくれたチョコレートは、さっきの客の買っていった量に匹敵している。
「可愛い子だから、もう一声!」
「あいよっ! そうだな、こんな可愛い子には、ほいほいほいっと!」
店主の手が止まりそうになったところで俺が声を掛けると、店主は頼華ちゃんの顔を見て微笑むと、再び豪快に商品を袋に放り込み始めた。
「これでどうだい?」
「ついでにもう一声、欲しいねぇ」
「敵わねえなぁ……よっしゃ、それじゃこれもオマケで、どうでぇ!」
おりょうさんのような美人に微笑みながら言われたからか、どうも予定外っぽい大きめの箱入りのチョコレートを、店主は袋に無理やり詰め込んでから自慢げに笑った。
「うわぁ! どうもありがとう!」
「毎度! また来てくれよな!」
大喜びの頼華ちゃんから代金を受け取った店主は、ちょっとやり過ぎたと思っているのか、笑顔が少し引き攣っている。
「こっちもお願いします!」
「こっちもね!」
「おっと! 毎度どうもっ!」
悪い事をしてしまったかなと思ってたが、頼華ちゃんのような可愛い女の子がサービスして貰ってはしゃぐ姿が呼び水になったのか、店主の下に客が殺到している。
「どうやら客寄せになったみたいだねぇ」
「そうですね」
おりょうさんも同じ事を考えていたのか、少しホッとしているように見える。
「兄上! 姉上! こんなにいっぱいです!」
「良かったね」
「これで千円とは思えないねぇ」
頼華ちゃんが両手で見せてくれた袋を改めて見ると、溢れんばかりに様々な種類のチョコレートが詰め込まれている。
(この箱のチョコレートだけでも、普通の店なら千円近くしそうだけど……やっぱり可愛いは正義だな)
仮に自分が客だとしたら、こんな大盤振る舞いは受けないだろうなと、嬉しそうに手提げビニール袋を持ってる頼華ちゃんを見ながら思った。
「それじゃ行こうか、落とさないように気をつけてね?」
「はいっ!」
元気良く返事をした頼華ちゃんとおりょうさんと手を繋いで、アメ横散策を再開した。
「む? 兄上、あれはなんの店なのですか?」
途中で、冷やしたパイナップルやメロンを串に刺して売っていたのを買って食べたりしながら、アメ横の中程に差し掛かった当たりで、頼華ちゃんが一軒の店の前で足を止めた。
「あれは……ああ、軍隊の放出品とかを扱ってる店だね」
頼華ちゃんが興味を示したのは、アメ横の名物とも言える、各国の軍隊の放出品やミリタリー系の様々なアイテムを扱っているショップだった。
「軍隊ですか! ふむ……あのような色合いや模様の服ですと、戦や狩りの時に潜伏するのに役立ちそうですね」
「狩りはともかく、あんまり戦の事を考えるのは……」
(まあ、扱っているのがそういうアイテムだから、仕方が無いんだけど……)
頼華ちゃん自身も源氏の頭領の娘として、いざという時の為に鍛錬を積んでいるのはわかっているのだが、出来れば戦などには参加して欲しくない。
「わかっております。しかし向こうでは、山で動き易い格好というのはありますが、気配を消す以外に風景に溶け込むという考えは無いので」
「あー……」
(日本の江戸時代とかだと武士の狩りって言ったら、巻狩かりか鷹狩りか)
現代程は狩猟鳥獣が人を警戒していないというのもあるのだが、猟師では無い武士には獲物に忍び寄ったり待ち伏せしたりという考えが無いのかもしれない。
巻狩りは追い立てられた獲物を仕留めるというやり方だし、武士の鷹狩りも狩猟というよりは趣味的な要素が濃い。
「まあ向こうでなら、兄上に買って頂いた外套があれば、用は足りますけどね!」
「ああ、それもそうだね」
江戸のドランさんから買った、エルフの作だと思われる迷彩効果のある外套が真価を発揮するのは、狩猟などで待ち伏せの際に周囲に姿を溶け込ませる時だろう。
現代のテクノロジーではあの外套と同じ物の再現は難しいと思うが、その代わりに経験などを活かしたり研究を積み重ねたりして、場所によって迷彩のパターンを変えたり、本物の草や木なども用いたりする方法が編み出されたのだ。
「ふむ……丈夫そうな衣類ですが、余に合う寸法の物は無さそうですね」
「そうだね」
(あったら、買う気だったのかなぁ……)
頼華ちゃんのような美少女ならば、ミリタリールックも似合いそうではあるが、恐らくはファッションではなく実用を求めての言葉なのだろう。
「ところでここには、装備品だけで武器は売っていないのですか?」
眼の前の店には、野外での行軍やキャンプなどに役立つ品は数多く取り揃えているのだが、武器となるとナイフ程度しか無く、あっても形だけで役に立たないレプリカだ。
「えっと……もしかして欲しいの?」
「買うかどうかはともかく、興味はありますね!」
「そっか……」
(頼華ちゃんの場合には、最近流行りの刀剣女子とかとは、興味の質が違うんだろうなぁ)
ゲームなどに端を発して実際の刀剣に興味を持ったり、鍛冶という道に進んでしまった女性が数多くいるのだが、頼華ちゃんの場合には好き嫌いでは無く、実用方面で興味があるのだろう。
「えっと……少し歩いた辺りに、そういうのを扱ってる店もあるよ」
刀剣女子と呼ばれる人達が現れる前から、ファンタジー系のゲームやアニメなどを中心とした、作品に登場する武器類に興味を示した者達を対象にした店があるのだ。
殆どは模造刀や形だけの実用に耐えない物なのだが、中にはしっかりとした金属で作られていたり、かなりの威力を発揮する武器なども扱われていたりする。
「おお! それは是非とも行っていたいですね」
「念の為に聞くけど……買うの?」
ちょっと返答が怖かったが、頼華ちゃんに訊いてみた。
「買うかどうかはわかりませんが……純粋に興味があります!」
「あたしも少し興味があるねぇ」
「む……それじゃ少し、足を伸ばしてみましょうか」
御徒町駅が見えてきたので電車に乗ってもいいのだが、疲れない程度にのんびり歩いても、武器を扱っている店のある秋葉原まで、のんびり歩いてもすぐだ。
「む! あ、兄上! あの『食べ放題』という魅惑の言葉が書かれている、のぼりを出している店はなんですか!?」
「食べ放題? ああ、あれは鉄板焼きの食べ放題だね」
頼華ちゃんが指を差す先には電車のガード下の、関西風のお好み焼きや鉄板焼きの食べ放題の店があった。
「た、食べ放題というのは、どれだけ食べてもいいという事なのですか!?」
「えっと……決められた品書きの中の物は、どれだけ食べても定額って意味だよ。店によっては時間制限があるけどね」
(へぇ……お好み焼きに焼きそば、ステーキにアラカルトの料理にデザートまであって、三千円しないのか)
食べ放題という言葉を頼華ちゃんがどういう風に受け取ったのかは不明だが、店頭にあるメニューを見ると金額別に三種類のコースが有り、九十分制となっている。
俺が注目したのは一番安いコースでは無く、デザートのある二番目のコースだった。
一番高いコースはお好み焼きの種類やアラカルトの料理の数が少し多い程度なので、あまり魅力を感じない。




