お嫁さんの証
「でもぉ、天様は良太お兄さんの事が好きなんだと思いますよ?」
ブルムさんと酌み交わしている天を横目で見つつ、俺と志乃ちゃんと夕霧さんの囁き合いは続く。
「やっぱりぃ、そうですよねぇ?」
「……それって好きってよりは、捕食対象として見てるとかじゃ無くて?」
(単に気の保有量が多いから、手近な補給対象として認識されてるんじゃないかなぁ……今はドラウプニールのレプリカを渡したから、補給の必要も無いだろうけど)
志乃ちゃんの言う事に夕霧さんは同意しているが、俺自身は天に恋愛対象とかに見られている気はしていない。
「あはは……良太お兄さんの気って、凄いですもんねぇ」
一応は褒めてくれているのだと思うが、志乃ちゃんの言い方は少し呆れ気味だ。
「本当にぃ。さっきもぉ、お世話になったんですよぉ」
「えっ!? そ、それってどういう!?」
何故か夕霧さんの発言に、志乃ちゃんが食いついてきた。
「お世話って言っても、少し気の使い方を教えただけだよ」
「な、なんだぁ……」
ホッとしているのと、少し残念そうな感じが入り混じった表情で、志乃ちゃんが胸を撫で下ろしている。
「……」
(志乃ちゃんはお世話って言葉に、どういう状況を想像してたんだろう……)
突っ込んで訊くと藪蛇になりそうなので、疑問には思うが口には出さないでおく。
「鈴白さん。私と天殿はもう少し飲みますので、お先に休んで下さって結構ですよ」
「そうですか? じゃあ俺はそろそろ」
「あたしもぉ、もう寝ますぅ」
「それじゃ私も」
ブルムさんに促されて、俺に続いて夕霧さんと志乃ちゃんも立ち上がった。
「それでは皆さん、おやすみなさい」
「おやすみなさいませ」
「「「おやすみなさい」」」
就寝の挨拶を返しながら、俺達三人はブルムさんの私室を出た。
子供達が眠っているので、なるべく音を立てないようにしながら自分達と、まだ飲み続けている天の分の布団を敷いた。
どうやら起こさずに済んだようで、布団を敷き終えた室内には、子供達の安らかな寝息だけが聞こえる。
「天さんの分の布団も敷いたから、寝ましょうか」
「はぁい」
「え、えっと……良太お兄さん!」
「ん? 志乃ちゃん、どうかした?」
布団の一つに入ろうとすると、枕を抱えたままモジモジしている志乃ちゃんから声を掛けられた。
「あ、あの、良太お兄さんと、一緒に寝たいんですけど……」
「うん。俺は構わないよ」
(京の結界の中に取り残されて、寂しい思いをしていたのかもしれないからなぁ)
まだ精神的に安定していないのかもと思い、俺は志乃ちゃんの申し出を受け入れた。
「むぅ! りょ、良太さんぁん! あたしもぉ、一緒に寝ますぅ!」
「えー……」
「な、なんで志乃ちゃんとあたしとでぇ、対応に差が出るんですかぁ!?」
眠っている子供達に気を利かせて声は小さめに抑えているが、大きな身振りで夕霧さんが主張する。
「そりゃあ……志乃ちゃんはまだ幼いし、夕霧さんと俺は、一緒に寝たりするような関係じゃ無いですから」
むしろ、なんで差が出ないのかと思っている夕霧さんの方が、俺には不思議に思えるのだが……。
「あ、あたしはぁ、いつそういう関係になってもいいんですよぉ!」
「いや、だから、なし崩しにそういうのは……それと、子供達が寝てるんですから、もう少し静かに」
「あ! す、すいませぇん……」
俺に指摘されて、自分が少しヒートアップしている事に気がついたのか、夕霧さんは少し頬を染めながら自分の口元を手で押さえた。
本当は一緒に入浴したり、同じ部屋で寝るというのもどうかと思っているのだが、そこは夕霧さんには内緒にしておこう。
「あ、あの……私、やっぱり一人で寝ますね」
「いや、本当に俺は構わないから」
俺というよりは夕霧さんに遠慮したらしい志乃ちゃんが、見た目にも消沈してしまった様子で枕を抱きしめている。
「夕霧さん……」
「うぅ……で、でもぉ」
「いや、泣かなくても……」
少し呆れ気味に注意をすると、夕霧さんは涙ぐんでしまった。
「はぁ……わかりましたよ。じゃあ三人で寝ましょう」
これが一番誰も困らないと結論付けて、夕霧さんに対して俺が折れる事にした。
「良太お兄さん……」
「まあ、これが一番平和的な解決法だろうから、ね……」
凄く気の毒そうに、そして自分が発端なので凄く申し訳なさそうに茨乃ちゃんが俺に声を掛けてくるが、現状ではこれがベストの選択だろう。
「わぁい♪」
「夕霧さん、声をもう少し……」
「はぁい♪」
「……」
(だめだこりゃ……)
とりあえず機嫌は直ったようなので、これ以上騒がしくしない為に、さっさと寝てしまう事にした。
「それじゃ、おやすみなさい」
「おやすみなさぁい」
「お、おやすみなさい……」
おれの左側に夕霧さん、右側に志乃ちゃんというポジションで布団に入った。
「っ……ふう」
「ん? 志乃ちゃん。もしかして寝難い?」
布団に入って十五分程経過して、左側の夕霧さんからは安らかで規則正しい寝息が聞こえてくるが、右側の志乃ちゃんからは、押し殺したような小さな溜め息が聞こえてきた。
「えっ!? そそそ、そんな事は無いですよ!?」
「なんで疑問形なの?」
明らかに動揺している志乃ちゃんの、触れている部分の体温が一気に上がったのが感じられる。
「……もしかして、これが原因かな?」
「……」
これというのは、頼華ちゃんと寝る時にしているように、ナチュラルにしてしまっている腕枕の事なのだが、志乃ちゃんが俯き加減になって返答をしてこないので、どうやら正解だったみたいだ。
「あー……ちょっと馴れ馴れしかったね」
初対面に近い間柄の少女にするには、腕枕というのはちょっと不味ったかもしれない。
「いいいいいえ! その……嬉しくって、寝付けないだけ、です」
「嬉しい?」
「はい。私は物心ついた頃から、出られない京の中で同族達と身を寄せ合って生活していましたから、良太お兄さんみたいな、頼もしい方に寄り添って眠れるようになるなんて、夢みたいで……」
「夢って、そんな大袈裟な……」
(でも、心細かったんだろうなぁ……)
多分だが志乃ちゃん達は、寺社の敷地や公園などの緑の多い場所に身を隠すようにしていたのだと思うが、それでも京は四方を壁に囲まれた人間の生活圏である。
そんな京で、恐らくは尻尾が枝分かれしている志乃ちゃんは年長者として、自分より幼く弱い狐の妖達を、導いたり護ったりしなければならない立場にいたのだろう。
その心細さや重責から開放された志乃ちゃんが甘えるのを、俺が許容したのが嬉しいという事なのだろう。
「えーっと……上手く言えないんだけど。もう安心して眠っても、大丈夫だからね?」
「っ! は、はい……」
俺は腕枕をしたまま、志乃ちゃんの頭を軽く撫でた。
(随分と偉そうな事を言っちゃったなぁ……)
京が現在の形に造成されてから、こっちの世界の日本がどれくらい経過しているのかは不明だが、下手をしたら志乃ちゃんは数百年を閉鎖された環境で、逃げ回るようにして生活していたのだ。
そんな彼女に安心していいなんて言ったって、信じて貰えるかどうか……。
「っ……ぅっ……っく……」
「……」
腕に頭を預けたまま、俺の寝間着の胸元の布をキュッと掴んだ志乃ちゃんは、静かに慟哭し始めた。
俺は掛ける上手い言葉が思い浮かばず、無言で志乃ちゃんの頭を撫で続ける。
「……」
すー……すー……
十分程もそうしていただろうか。
気がつくと腕に乗っていた志乃ちゃんの頭の重みがずっしりと増し、慟哭は鎮まって規則正しい寝息が聞こえる。
「……」
自由になる左腕に着けているドラウプニールから手拭いを取り出すと、起こさないように気をつけながら、涙で濡れた志乃ちゃんの顔を拭いた。
「んぅ……」
「……」
(……起こしちゃったかな?)
顔に触れていた手を離して様子を見たが、暫く立っても志乃ちゃんは目を開かなかった。
「おやすみ。いい夢を」
「ぅぅん……」
耳元で囁くと小さく唸るように声を出したが、志乃ちゃんは目を閉じたままで笑顔になると、俺に抱きつくようにして身体を預けてきた。
「……」
志乃ちゃんの可愛らしい反応に苦笑しながら、俺も目を閉じた。
「朝か……って、なんでこうなった?」
夜明けの気配に目を開けると、安らかに眠っている志乃ちゃんの反対側の、夕霧さんが眠っているはずのポジションで、いつの間にか金髪のゴージャス美人が俺の腕を枕にして眠っていた。
「……」
(一体どうやって……)
少し頭を浮かして金髪美女、天の向こう側に敷かれた布団を見ると、そこには夕霧さんが眠っている。
どういう方法をとったのか、天は夕霧さんを向こう側の布団に寝かせ直して、自分は俺の布団に潜り込んだのだった。
「……んっと」
少しずつ腕を動かして志乃ちゃんの頭の下から抜いて、眠る前から作務衣を掴んでいる手を、指一本ずつそっと外していく。
なんとか志乃ちゃんを起こさずに右腕を開放出来たので、身体を天の方に向けて、一見すると抱きついているようなポジションになった。
「ん……」
右手で天の頭を支えながら、志乃ちゃんの時よりは楽に左腕を引き抜いた。
「ふぅ……」
布団から脱出した俺は、志乃ちゃんと天の頭の下に枕を差し入れてから立ち上がり、足音を殺しながら夕霧さんの布団に近づく。
「夕霧さん」
軽く身体を揺すりながら、夕霧さんの耳元に小声で囁いた。
「んぅん……良太さぁん……もう食べられませぇん……」
「なんてお約束な……そうじゃなくて。夕霧さん、朝ですよ」
起こす時の定番の寝言を言う夕霧さんの身体を、更に揺すった。
「んー……あ、良太さん? おはようございますぅ」
今度こそ夕霧さんは目を開いて、俺を認識したみたいだ。
「おはようございます。朝早くからすいませんけど、昨日言っておいた気の鍛錬をやりますから、起きて下さい」
「あ、はぁい。って、あれぇ? なんであたしぃ、ここで寝てるんですかぁ?」
「それは俺にも……」
上半身を起こした夕霧さんは、寝る前とのポジションの違いに気がついたようで、首を傾げている。
「気になるようなら、後で天さんに確認して下さい。それじゃ、俺は先に行って顔を洗ってますので」
「わかりましたぁ」
俺はドラウプニールで一瞬で着替えられるが、夕霧さんは女性だし身嗜みには時間が掛かるかもしれないので、一足先に洗顔に向かった。
「さて……」
(なんかいつもより、身体の中に気が入ってくる感じがわかるな)
夕霧さんはまだ来ていないが、一足お先に馬歩の構えをとって呼吸を整えると、澄み渡った朝の空気と一緒に、気が身体中に染み渡り、補充されていくのを感じる。
以前に伊勢で指を切断したおせんさんを治す際に、かなり気を消費したが、どうやら夕霧さんに吸い取られた量はそれ以上だったようで、一晩経っても全回復しなかったのだろう。
「良太さぁん。お待たせしましたかぁ」
「いえ、そんな事は。えっと夕霧さん、気の鍛錬は初めてでしたね?」
「はぁい。なのでぇ、面倒かもしれませんけどぉ、宜しくお願いしますぅ」
「わかりました。じゃあ先ずは……」
夕霧さんに基本中の基本である馬歩の構えを教え、腰の高さや腕の位置などを直していく。
「体術をやっていたからなのか、夕霧さんの姿勢は綺麗ですね」
「そ、そうですかぁ? 嬉しい……」
脚を開く幅や腕の位置などは修正が必要だったが、初めてだとは思えない程に夕霧さんの馬歩の姿勢は実に安定している。
「膝が震えだしたら、ゆっくり姿勢を解いて立ち上がって下さい。それまでは続けるように」
「はぁい」
(……姿勢も見事だけど、時間の方も中々だな)
馬歩を初めて二分くらい経過したが、夕霧さんの表情に辛そうな感じは見えないし、姿勢にも変化は無い。
「はい。この辺でやめておきましょう」
「は、はぁい」
合計で五分位経過した時点で、軽く膝が震えだしたが自分からは止めそうに無いので、声を掛けて夕霧さんに構えを解かせた。
「出来ればこれを、毎日続けて下さい」
「わかりましたぁ」
見た目よりはきつかったのか、夕霧さんは伸ばした脚の膝の少し上辺りを軽く叩いている。
「えーっと、夕霧さんは視覚化と吸収は出来てるから……気での治療のやり方を教えておきましょうか」
気による治療は、知っておけば自分の為にも他者の為にも役に立つので、教えておいた方がいいだろう。
「いいですか。先ずは身体の表面の気を目で捉えて下さい」
「はぁい。わぁ……視えるようになったらぁ、良太さんってすっごく輝いてるのがわかりますぅ」
「そうですか? じゃあ次に、自分の身体の気を視て下さい」
「はぁい。ふぇぇ……身体の表面にぃ、少し光った膜みたいなのが張り付いてるんですねぇ」
張り付いているという表現が適切なのかどうかはともかく、夕霧さんの気を視る能力に関しては、やはり問題は無さそうだ。
「いま、特に身体に不調が無ければ、その気の色が正常っていう事になります。じゃあ次に、俺の方から気を送り込みますから、視ていて下さい」
「はぁい」
夕霧さんの手に自分の手をかざし、気を軽く送り込む。
「わぁ。なんか軽く押されてる感じでぇ、良太さんの手が覆ってる場所だけぇ、お湯に浸かってるみたいな温かさでぇ……」
少し目を細めながら、夕霧さんは自分の手を見つめている。
「どうですか。送り込んでいる気は視えてますか?」
「はぁい」
「治療をする時には、色が変化している患部を、周囲の正常な色と同じになるように心で思い浮かべながら気を送り込みます。ですが、重症の場合には気の量も大量に必要になりますから、決して無理はしないようにして下さい」
(夕霧さんの場合には、大丈夫そうな気もするけど……)
伊勢のおせんさんを治す時以上の気を俺から吸収したという事は、ダダ漏れをさせていなければ夕霧さんは、それだけの量を体内に保有しているという事になる。
通常ならば切断された部位の結合などは、施術している側が危険になる程に気を消費するが、そういう患者が連続して発生するのでも無ければ、夕霧さんの場合は大丈夫だという推論が成り立つ。
「わかりましたぁ」
「じゃあ、今朝はこれで終わりにしましょう。それと……」
「なんですかぁ?」
俺が少し口籠ったので、夕霧さんが顔を覗き込んでくる。
「これをお渡ししておきます」
「っ!? こ、これってぇ……」
朝の鍛錬を始める前に作っておいた光り輝く腕輪、ドラウプニールのレプリカを差し出すと、夕霧さんは顔を引き攣らせて硬直してしまった。
「これはドラウプニールと言いまして……って、夕霧さん?」
「……」
俯いてしまった夕霧さんは、小刻みに身体を震わせている。
「つ……」
「つ?」
「ついにぃ! あたしをお嫁さんにしてくれるんですねぇ!」
「なんでお嫁さん!?」
ガバっと顔を上げた夕霧さんが、とんでもない事を言い出した。
「えー……だってぇ、おりょうさんに頼華様にぃ、黒ちゃんと白ちゃんも持ってるじゃないですかぁ。良太さんのお嫁さんの証なんですよねぇ?」
「黒ちゃんと白ちゃんはお嫁さんじゃ無いんですけどね……でも、それを言ったら、天さんにも渡してるんですけど」
確かに、おりょうさんと頼華ちゃんにドラウプニールを渡した時には、婚約指輪の代わりの物、みたいな気分ではあったのだが、今は信頼の証みたいに思っている。
いずれは鎌倉の頼永様と雫様、ブルムさんとドランさんにも渡そうかと考えているのだから、自分の中では婚約云々は、既に関係が無くなっているのだ。
(でも、原材料費がバカにならないんだよなぁ……)
ケチだと言われてしまいそうだが、現代の額に換算して約三百万円相当の金貨が材料なので、違う意味で軽々しく渡せる代物では無い。
「だって天さんもぉ、いずれは良太さんのお嫁さんにするんじゃ無いんですかぁ? 外国の方みたいですけどぉ、すっごく美人ですしぃ」
「美人なのは否定しませんけどね」
天に対して好感は持っているが、女性としてどうかと言われてしまうと、正直なところちょっと考えてしまう。
外国人のような金髪碧眼の容姿とかは、むしろ憧れを持っていた部分でもあるし、白ちゃん曰くのけしからん胸なども決してサイズだけでは無く、スリムな肢体を損なわずに大きさと形を保っているので、個人的には好ましいと思っている。
実は妖であるという点に関しては黒ちゃんと白ちゃんもそうなので、それが原因で女性といて認識しないとかいう事は全く無い。
では何が問題かと言うと、単に一緒に過ごす時間が短過ぎて、そういう感情を抱く以前の関係でしか無いという事だ。
しかしそれを言い出すと、頼華ちゃんはともかくおりょうさんの場合には一目惚れに近いので、運命みたいな物はあると思うのだが……。
「とにかく、お嫁さん云々の部分は関係無いって事にしてくれないんでしたら、これは渡せません」
「えぇー……」
「こればっかりは、本当に駄目です」
俺の言葉にしょんぼりする夕霧さんを見ていると、いじめてしまったような気分になってしまい、思わず慰めてドラウプニールを渡してしまいそうになるが、ここはグッと堪える。
(いかんいかん……情に絆されるって事なら、伊勢の朔夜様とかおせんさんなんかも、今頃は嫁にしちゃってるんだしな)
朔夜様の場合には俺が腕っぷしが強かったってだけだし、おせんさんの場合には吊り橋効果だと思うのだが、どちらにしても好意を寄せてくれる相手とその度に結婚をしていては身が持たないし、こちらから同じくらいに愛情を注げるとも限らない。
「うぅー……わかりましたぁ。お嫁さんになるにはぁ、また別の手段を用いますのでぇ」
「別の手段というのが気になりますけど……まあいいでしょう」
(とりあえずは泣き落とし以外なら、なんとかなるだろう……)
夕霧さんに限っては力ずくでというのは考えられないし、色仕掛けに関しては、おりょうさんと頼華ちゃんへの愛情でなんとかなるだろう。
泣き落としに関しても、夕霧さん単体なら問題は無いのだが、子供達を味方につけたりされるとなると……子供達は俺の味方だと信じよう。




