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着たきり雀

「ふわぁ……本当に伊勢の古市です!」


 周囲の景色を見回して、伊勢の古市の近くを流れる、五十鈴川に掛かる橋の下からの眺めなのを確認した頼華ちゃんは、小さな溜め息と一緒に言葉を漏らした。


 詳しく計測をした訳では無いが、以前に紬と玄と一緒に移動した時よりも、明らかに所要時間が短く済んでいるのは体感でわかる。


「俺も最初は信じられなかったけど、凄いよね」


 最初に黒ちゃんと一緒に界渡りを使った時には、江戸と鎌倉間という短い距離だったが、それでも数十キロを数分で移動したのには驚いた。


「兄上と黒と白が、どうやって遠方に出掛けて帰ってきていたのかが、これでわかりました!」


 今まで特に深く追求しては来なかったが、俺達が偶に遠方から物を調達してその日の内に戻ってくるのを、頼華ちゃんも不思議には思っていたらしい。


「自分でやってみてわかったと思うけど、界渡りは(エーテル)を使っての移動だから、あまり速度を上げたりすると、それだけ消耗しちゃうから気をつけてね?」


 (エーテル)を大量に注ぎ込めば、それだけ速度が上がった移動時間も短縮出来るのだが、パラーメータが目に見える訳では無いから、自身の消耗度合いを勘違いすると、途中でガス欠になる事が考えられる。


 界渡りの最中にガス欠になって、(エーテル)の防護壁が解けるとどうなるのかは不明だが、黒ちゃんと白ちゃんが念を押してくるくらいなので、きっと碌な事にはならないはずだ。


「わかりました! 一度限界を試してみたい気もしますが!」

「うーん……近い距離でならいいかな? でも、移動を終えて消耗を感じたら、腕輪を使ってもいいからしっかり回復する事。これは約束だよ?」


 本当は消耗を感じないように自重して欲しいが、偶に自分も調子に乗ってしまう事があるので、悪い事態を想定してリカバリーするように言っておいた方が確実だろう。


「わかりました! せっかくの兄上の御気遣いを、無駄しないようにします!」

「ありがとう」


 頼華ちゃんより一足先に橋の下から土手に上がり、手を差し出すと笑顔で俺の手を取ったので、一気に引っ張り上げた。


「兄上、これからすぐに椿屋へ向かうのですか?」

「そうだけど、どこか寄りたいところでもある?」


 頼華ちゃんは歩き始めるとすぐに、俺に自分の腕を絡めてきた。


 おりょうさんがいないので遠慮する必要が無いと言わんばかりに、今日の頼華ちゃんは俺から身体を離さない。


「少しお腹が減ったので、椿屋に行く前に茶屋にでも」

「相変わらずだね……」


 鍛錬の蓄積で(エーテル)の量が増え、巡る経絡の流れも良くなっているのに、いつまで経っても燃費が悪いのか、頼華ちゃんの食欲は底なしだ。


「前回来た時に、料理の味を見て欲しいって貞吉さんに言われてたんだ。だから椿屋さんで食事をしようか」


 椿屋は妓楼なので、食事類は利用客にしか出さないのだが、料理の責任者の貞吉さんに厨房で構わないと言えば、多分大丈夫だろう。


「ほほぅ……では貞吉の腕が、どこまで兄上の域に迫れているのか、評価しなければなりませんね!」

「……お手柔らかにしておいてね?」


 元々、椿屋の料理を取り仕切っていた貞吉さんなので、腕前は悪くないどころか良いのだが、俺が教えたメニューはこっちの世界では一般的と言い難い物ばかりなので、頼華ちゃんがどういう評価を下すのかが少しだけ心配だ。


「くくく……腕が鳴ります!」

「鳴るのはお腹じゃないの?」


 くー……


 俺が言うのと同時に、頼華ちゃんのお腹が本当に小さく鳴ったのには驚いた。



「御免下さい」

「たのもう!」


 俺の挨拶の後で、何故か道場破りみたいな掛け声で、頼華ちゃんが中に呼び掛けた。


「な、なんだ!? って、親方に頼華様じゃないですか!?」


 厨房の戸を開けて、怪訝そうな表情をしながら出てきたのは、椿屋の厨房責任者の貞吉さんだった。


「前回来た時に言われましたから、図々しくも料理を頂きたいんですが、大丈夫ですか?」


 椿屋の利用客は圧倒的に夜になってから訪れる事が多いのだが、日中でも客は来るし、妓女を始めとする従業員の食事も作る必要があるので、まだ昼前の時間帯なのに厨房では忙しく働いている人の姿が多い。


「貞吉! 兄上だけで無く私も味を見てやるから、気合を入れて作るが良い!」

「頼華ちゃん、そんな喧嘩腰にならなくても……貞吉さん、椿屋さんに会って用事を済ませてきますから、その間に何か作っておいて貰えませんか?」


 今この場で何かを出せという事になると、料理の種類も方法も限られるので、貞吉さんに十分に時間を使って貰う為に、椿屋さんに会って用事を済ます旨を告げた。


「わかりました。これは気を引き締めて掛からなければなりませんな……」

「貞吉さん、頼華ちゃんの言う事はあまり気にせずに、普段通りに作ってくれればいいですから」


 こちらは作って貰う立場だし、今日だけのスペシャルメニューみたいな物を作られるよりは、普段客に出している物と同じ方が、もしも改良点などがある場合には提案し易い。


「わかりました。確かに、急に普段以上の力なんか出せる訳がありませんので、今の自分の力を親方に見て頂きます……おう! 誰か親方と頼華様を、旦那のとこに案内しな!」

「へーい! ささ。こちらへ」


 貞吉さんの呼び掛けに反応した、まだ十代前半くらいの年齢だと思われる、見習いっぽい丸坊主の少年が走り寄り、先に立って案内をしてくれる。



「旦那! 鈴白の親方と、頼華様がお見えです!」

「おお! これはこれは……正面から入って下されば良いものを、いつも御気遣い頂きまして、ありがとうございます」


 何やら記帳していたらしい椿屋さんが、立ち上がって俺達の近くまで歩み寄り、膝をついて出迎えてくれた。


(……この店の正面から入るのは、俺には敷居が高いんだよなぁ)


 自分と同い年くらいの人間でも、こっちの世界ではそれなりに使える金があれば普通に遊郭を利用するらしいが、まだ抵抗があるのと、椿屋さんは業界ナンバーワンくらいの高級店なので、敷居の高さが半端じゃない。


 もしかしたら、料金だけならもっと高い店もあるのかもしれないが、だからといって敷居が低くなるという事は無い。


「ささ。鈴白様も頼華様も、どうぞこちらへ」


(大丈夫なのかなぁ……)


 前回もそうだったが、仕事の途中だったと思われる椿屋さんが、中座をして俺達の相手をしてくれるのは、ありがたいが気が咎めてしまう。



「それではこちらが、お預かりした着物と、糸を変えて作った物になります」


 風呂敷包みに入った預かった着物と、並品質くらいの蜘蛛の糸で織った布に包んだ複製した着物を床に置き、椿屋さんの方へ押し出した。


「中を見せて頂いても、構いませんか?」

「ええ。確認をお願いします」


 一揃えずつ複製をしたので、預かった着物を忘れてはいないと思うが、実際に確認して貰った方が確実だ。


「おお……この間も思いましたがなんと軽く、滑らかな」


 椿屋さんは藍地に細かな花模様が入っている着物を手に取り、持ち上げて色々な方向から見たりしている。


「確かに、確認させて頂きました」

「え? あの、その着物だけでいいんですか?」


 手慣れた感じで着物を畳み、包みに戻した椿屋さんは、預かった物や他の物を開く前に確認完了を宣言した。


「はい。この着物だけでも見事な出来栄えなのはわかりますし、お預けしました時点で信用はしておりましたので」

「そ、そうですか……」


(信用されるのはありがたいんだけど……)


 それなりに数があるし、一揃えの中に襦袢や羽織などもあるので全部調べると時間が掛るから、俺達を待たせるのは失礼だと椿屋さんは考えたのかもしれないが、商売人としてはどうなんだろうと思ってしまう。


「それじゃ……これは御依頼とは別に、椿屋さんと、良くして頂いた方への御礼の品です」


 用意しておいた包みを取り出し、椿屋さんの方へ押し出す。


 それぞれの包みには「椿屋さん江」という風に、贈る相手の名前を記した紙片が載せてある。


「これを私と、店の者にですか?」

「気に入って頂けるといいんですけど……」


 自分にデザインの才能でもあれば、オリジナルの色柄の着物でも贈れるのだが、生憎そちら方面はからっきしなので、椿屋さんを始めとする贈る相手が着ていた物の複製品だ。


「こ、これは……鈴白様、こんな物を、買うのでは無く頂いてしまって宜しいのですか!?」

「? ええ。そのつもりで作りましたから」


 良く着ているくらいなのでお気に入りだろうと思ったから、長く着られるようにと、丈夫な蜘蛛の糸で複製を作ったのだ。


 それと、椿屋さんとの出会いのきっかけになった刃傷沙汰が記憶に残っているので、同じような目に二度と遭う事は無いと信じたいが、万が一を考えて身を護れるようにという願いを込めて作り上げた。


「いや、しかしこれは……」

「お気に召しませんでしたか?」


 眉間に皺を寄せる椿屋さんの反応は、俺が思っていたよりも(かんば)しくない。


「いえいえ。決してそうではありません。大いに気に入ったのですが、これはタダで受け取るような物では……」

「そう仰らずに。椿屋さんが受け取って下さらないと、他の方も受け取り難いでしょうし」


 店主が受け取らなければ、気分的に従業員は受け取り難いだろう。その場合には、後で個別に対応しようかとは思うが。


「はぁ……わかりました。いつも鈴白様には驚かされますが」

「あの、本当に気に入って頂けたんですよね?」


 溜め息混じりに頭を振る椿屋さんを見ていると、ネガティブな反応をされているようにしか思えない。


「椿屋殿。兄上の差し上げた物の、何が気に入らないと申されるか?」


 椿屋さんの態度に煮え切らない物を感じたのか、ここまで口を挟んでこなかった頼華ちゃんが、鋭い視線を放ちながら問い掛けた。


「頼華様。気に入らない点などは全くございません」

「ならば何を?」

「料理の時もそうでしたが、鈴白様はちゃんと対価を得るべきです」

「あー……」

「頼華ちゃん!?」


 椿屋さんの言葉が腑に落ちたとばかりに、頼華ちゃんが長く尾を引く声を漏らした。


「しかし、私やお藍はともかく、おせんや貞吉に鈴白様のお作りになった衣類に相応しい額が支払えるとは思えませんので、ここは頂いておくしかありませんね……」

「あの、どれだけ凄い額を付けるつもりなんですか……」


 頼華ちゃんくらいの手練が、真剣での打ち込みようにでもしなければ一生物だとは思うが、それにしたって言ってしまえば、たかが服である。


「それはさておき」

「さておかれちゃうんですね……」

「お預けして仕立てて頂いた分の、お支払いを致します」


 俺の言葉に眉一つ動かさずに、椿屋さんは背後に置かれていた漆塗りの盆を取り上げ、載せられている袱紗包みごとこちらに差し出してきた。


「正直に申し上げますが、元の着物と同じ額を御用意致しました。これでお持ち頂いた物に、釣り合う額とは思っていないのですが、基準がございませんので……」


 相当に控えめな感じに考えているように椿屋さんは言っているが、袱紗は高く盛り上がっているので、中身はかなり高額が包まれているように思われる。


「椿屋さん、これはちょっと……」


 多分だが、包まれているのは金貨だと思うし、見た目通りだと二十枚くらいはありそうだ。


(元の世界でも、高価な着物があるのは知ってるけど……)


 高級な染め物を仕立てた着物は、数百万円を超える物も珍しくは無い。


「鈴白様。どうあってもこれは受け取って頂きます」

「しかしですね……」

「商売している身としましては、買い上げた物の価値と同等の代金を支払わないというのは、却って不味い事になるのでございます」

「むぅ……」


 こっちの世界でも税務調査とかがあるのかはわからないが、購入金額と手元にある物品が一致しないというのは、不味い事になるのかもしれない。


「……わかりました。その代り、差し上げた衣類に関しましては、これ以上は何も言わずにお納め下さい」

「これは……一本取られましたな。では、ありがたく頂戴致します」


 代金を受け取る代わりに、プレゼントの衣類を椿屋さんに受け取らせるのには成功した。


 元手が無料(タダ)の衣類で高額を得るのは心苦しいのだが、これからは商品として販売するのだから、俺としてもあまり拘っていては、今後に影響が出てしまう。


「鈴白様。本日はお食事をされていかれますか?」

「ええ。そのつもりで、貞吉さんにお願いしてあります」


 貰うと決めた以上はいつまでもそのままにしておいても仕方が無いので、俺は中身を改める事はしないで袱紗包みをそのまま、福袋に入れるふりをしながらドラウプニールに仕舞った。


「では、この貞吉の分は鈴白様が直接お渡しになった方が宜しいのでは?」

「それもそうですね……」


 なんとなく気恥ずかしいが、礼儀としてはプレゼントは、自分が直接渡した方がいいだろう。


「是非そうなさいませ。ついでと言いましてはなんですが、お藍とおせんも呼んで参りますので、食事に花を添えさせて下さい」

「いや、それは……」


 確かに美人に囲まれての食事というのは贅沢なのだが、なびかない俺にプロ意識を刺激されて誘惑をしてくるお藍さんと、助けた事による吊り橋効果で、俺に想いを寄せてくれているおせんさんと一緒の食事というのは、凄く息が詰まりそうだ。


(頼華ちゃんと一緒に来て、正解だったな……)


 店主の椿屋さんも一緒に会食するだろうから、あまり妙な事はしてこないと思うが、隣に頼華ちゃんがいて睨みを効かせてくれれば、より安全性は高くなるだろう。



「ようこそおいで下さいました。鈴白様、頼華様」

「……お久しぶりでございます」


 開け放たれた障子の先で、古市で三本の指に入る妓女であるお藍さんが、丁寧に手を付いて頭を下げる姿には、物静かな雰囲気の中に華やかさが感じられる。


 隣に並んで頭を下げるおせんさんは、顔を伏せているので表情が読み取れないが、その身に纏う硬質な空気は、俺に対しての複雑な感情によるものだろう。


「お前達。これは鈴白様からのお気持ちだ。有り難く受け取りなさい」


 座敷に入り、俺と対面する位置に座ったお藍さんとおせんさんに、椿屋さんが有無を言わせぬ口調で包みを差し出した。


 お藍さんはともかく、おせんさんは固辞するかもしれないと思っていたが 強引ながらも椿屋さんにこう言われては、受け取りを拒否する訳にはいかないだろう。


「え……あの、これはこの間、仕立て直しをして頂く事になった物とは、別にという事でございますか?」


 包みを開いて中の着物を見ながら、お藍さんが訊いてきた。 


「そうです。お客様の前で着るような華やかな物じゃなくて申し訳ありませんが、普段着るような物の方が、多く使って貰えるかと思いまして」


 本当はどういう種類の着物がいいかのリクエストを聞いた方が良かったのだと思うが、プレゼントする全ての人に聞き取りをするのは無理なので、今回は気持ちという事で目を瞑って貰うしか無い。


「あの……確かにこれって、普段私が着ている物と同じ色柄と仕立てに見えますけど、ずっと質は上ですよね?」

「質は……どうなのかな? でも、凄く丈夫ですから、長く利用して貰えると思います」


 蜘蛛の糸は絹糸と似て滑らかな肌触りだが、更に強靭さをプラスされていて、密に織られているので風合いも良い。


 (エーテル)が視覚的に捉えられなければ、少し手触りが違う程度にしか感じられないはずだが、この辺は着る物に詳しそうなお藍さんの経験による物かもしれない。


「で、ですが……」

「服はというのは着てこそですから、仕舞ったままとかにはしないでくれると嬉しいですよ」


 椿屋さんから仕立て直しで預かった着物などは、どれも年に一度着るか着ないかというレベルだと思うが、既に俺の手を離れているとは言っても、出来れば衣類は仕舞い込まずに着て欲しいと思う。


「はぁ……わかりました。もう私は、お客様の前以外では、今後はこれだけ着る事に致します」

「いや、それは……」


 お藍さんが着てくれる気になったのは嬉しいが、まさかこれしか着ないと言い出すとは思わなかった。


「奇遇だな、お藍。私もそうしようと思っていたのだよ」

「椿屋さん!?」


(安全面を考えると、四季を通して着て欲しいとは思ってたけど、夏も冬もってのはなぁ……)


 椿屋さん、お藍さん、おせんさんに渡した着物には、外気温に左右されない保温と、内外からの汚れを寄せ付けない性能は高いと思うが、さすがに季節ごとに衣替えをしないと、周囲の人間に奇異な目で見られてしまうだろう。


「……もう少しあっさりした物を仕立てますから、後でお手持ちの夏物を見せて頂けますか?」


 椿屋さんもお藍さんも、客前では年中同じような姿だとは思うのだが、着流しのようなくつろげる類の物を仕立てて渡しておけば、状況に応じて使い分けてくれるだろう。


 おせんさんの場合は逆に、今日プレゼントした物が仕事着になるので、普段着は自分の好きな物を……着てくれると信じたい。


(正恒さんやドランさんは大丈夫だと思うけど、他の人の分は夏物も……要望が来てからでもいいか)


 鍛冶職人の正恒さんと商売人のドランさんの分は、普段着というか作業着だし、通年で着られるようなデザインだから問題は無い。


 椿屋さんとお藍さんに指摘されるまで、プレゼント品を着たきり雀になってしまう可能性を考えていなかったが、今のように面と向かって言われるのでも無ければ、着る人の自由なので考え過ぎても仕方が無いという結論になってしまう。


「私はいつもこういう格好ですから、洗濯する時以外は着させて頂きます。鈴白様、ありがとうございます……」


 少しだけ表情が和らいだ気がするおせんさんが、少し下がった位置で深々と頭を下げた。


「是非、そうして下さい。俺がいなくても、その着物がおせんさんを護ってくれると思いますから」

「っ! あ、ありがとうございます……」


 言外に、今後は俺が傍にいて、おせんさんを護る事は無いと伝えたつもりだったのだが、一瞬、身体がピクンと跳ねたような反応を見ると、良くも悪くも想いを受け取ってくれたようだ。

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