表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
短くて読みやすい物語  作者: 都右京
1/2

語る前に

ここに話すのは僕の今まで体験した様々な物語だ。都合上不思議な国々を回って数週間程度滞在し、またどこか他の国へと渡り歩く。そんな生活の中で遭遇した物語を粛々と綴りたいと思う。

手始めに簡単な自己紹介をしておこう。僕の名前は都右京。そう、あの相棒の杉下右京と同じ名前だ。年齢は───ここでは伏せておくことにしよう。きっと驚かれるからね。まぁ、強いて言うならば君たちの誰よりも年上だ、というのが適切だろう。趣味はなんにもない道をただ周りを見ながら歩くこと、散歩だね。散歩といっても花々が美しく咲いているところを歩くのは僕にとっては散歩じゃない。その話は追々、ね。そんな感じであてのない旅とかが好きなのさ。不思議な国にいるときは決まっていつも同じ服を持って行って来ているんだ。真っ白なTシャツと真っ黒なズボン。時期によるかもしれないけれど必ずそれを着ているんだ。一種のポリシーみたいなものかな。

さて、自己紹介はこんなものでいいかな。そろそろこんな僕のことなんてどうでもいいと思ってくる頃だ。僕だって思うさ、世界は面白いのになんで僕はこんなにつまらないんだろうってね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ