仲間の死
2319年8月17日
攻撃空母ムラサメから出撃されたタイガー01が、08小隊によって次々と落とされていく。
「よし!3機撃破!」
「油断するな!まだ全部落ちてはいないぞ!」
そのよみは、的中した。
「うわっ!!」
「大丈夫か!」
「くそ!このままあの空母に体当たりしてやる!!」
1機のファントムⅡの主翼に被弾したのだ。このまま機体を空母のブリッジに落とすつもりだったが
「あれ?脱出装置が作動しない・・・くそ!なら自分の命に代えても!」
「おい!早く脱出しろ!」
「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!地球軍に栄光あれぇぇぇぇぇぇ!!」
ドカンッ!!っと大きな爆発音がスピーカーを通して08小隊に聞こえていた。08小隊は一気に怒りと悲しみにつつまれた。そして、残っていたタイガー01を全て落とした。
攻撃空母ムラサメは、ブリッジごとやられておちていった。
2319年8月18日
08小隊は、死んだ仲間へ祈りをささげた。
2319年8月19日
地球軍は、新型の戦艦を建造していた。その名は
180ミリ実弾砲装備型宇宙攻撃戦艦"大和”だ。地球軍が総力を挙げて建造したこの大和は、完成したその日に地球軍月面基地から発進して火星側の宇宙戦艦艦艇を30分で全滅させたのだ。これに、火星側は恐れを感じていた。
2319年8月20日
08小隊に新たな仲間と戦闘機が配属、配備された。
「きみが、新しい仲間か?」
「はい!よろしくおねがいします!!」
「そして、これが・・・」
「はい、新型戦闘機フェニックスⅠです」
地球軍は、大和を建造するうえで戦闘機も製作していたが、大和に費用がかかりすぎたので6機のみの製造で断念した。その6機は、すべて08小隊に配備した。
つづく
こんにちは
2章です。1章を読んでくれました人にはつづきです。
これからも、出しますのでよろしくおねがいします。