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第19章:第五の被験体

【第19章:第五の被験体】


屋敷の書斎で、玲司は4人に語る。

「君たちの親について、政府の内部に“記録”がある可能性がある。私はそれを探す。だが…その中に、もうひとつ気になる情報があった」

「“第五の被験体”。君たちと同じ実験グループにいた、もう一人の存在だ」


極秘ファイル:第五の存在

•コードネーム:No.05 "ミライ"(未来)

•性別:少女(年齢不詳、13~15歳)

•能力:予知・精神投影(ヴィジョンで未来の一部を他者に見せる)

玲司の旧同僚が極秘に保管していたファイルを入手。そこには、地下第3研究棟に隔離されていた少女の記録が。

「彼女は、他の被験体とは別格だった。あまりにも強すぎて……“未来を見る”力は、研究員たちでさえ恐れていたという」



その瞬間、アキラが突然頭を押さえる。目を見開き、何かを見ている。

「……あ……だめ……ちがう……来る……」

4人の意識が引きずられるように、視界が揺れる。 目の前に現れたのは、白い部屋。拘束具に繋がれた、青い瞳の少女が、叫ぶ。

「レン、ハヤト、アキラ、ユウマ」

「逃げて!!ここに戻ってきたら……死ぬ!!」

「また刻が来る」

「聖なる、キリストの、クリスマス、エックス!」

少女は叫ぶ!

「Xデー!!」

少女の声と共に、世界が割れたように崩れ、4人は現実に引き戻される。


アキラ「ハァ、ハァ」 ハヤト:「今のは……」 玲司:「“彼女”が力を使ったんだ。君たちに、助けを求めて」

ユウマ:「未来が見えた……あの場所、まだ施設の中にいる」

玲司は静かに言った。「今から、彼女を救いに行く。だがそれは、政府との全面対決を意味する」




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