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 ────


「何かあったの?」


 女の子が心配そうな顔をしていました。


「大丈夫だよ。それより次の場所へ行こう」


 私は地図を広げました。パンフレット置き場にあった簡易的な地図ですが、目印になる場所や木が生えている場所なども表現されていました。これを頼りに秘密基地を探し続けています。

 女の子が私の服の袖を引っ張ります。


「ちょっと休憩してこう」


 遊具がたくさん置いてある公園がありました。立派な東屋があったので、そこに座って休憩します。蝉や小鳥の鳴き声が聞こえますが、姿は見えません。


 そういえば、まだ小学校に上がる前に、お母さんとここに来たことがありました。自動販売機のボタンを押したくて、でも届かなくて大泣きしたのです。恥ずかしい記憶です。

 思い出と同じ場所に自動販売機がありました。近づいて良く見ると、並んでいる飲み物も思い出にあったような古いパッケージのものばかりでした。


 試しにお金を入れてみます。パッとボタンに明かりが点きました。あの時届かなかった桃のジュースのボタンは、今では簡単に押せます。ガコンとジュースが出てきました。


「ねぇ、何飲みたい?」

「じゃあ、オレンジジュース」


 東屋に戻ってジュースを飲みます。飲み終わったら、また冒険の再開です。


 ────


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