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弟の秘密

弟は小5だ。


学校から帰ってくると公園へ行くこともなくゲーム、お菓子、ゲーム、お菓子、のエンドレスの毎日を過ごしている。夏休みもお菓子を買いに行くくらいでゲームばかりして過ごしていた。


まぁ私からすると、弟よ!そんな事できるのも今のうちやからな!中学いったら勉強に部活色々あるんやでー!!とぶちかましたい所だが、今のあいつに言った所で全く理解出来ないだろう。


しかし中学になれば悪いことばかりではなく、我が家では中学生になればお小遣いが500円から1000円にアップするのだ!


私は父から口止め料としてもらっているものも合わせたら、、、ここでは秘密にしておきます!


それにしても月500円でお菓子買いによく出かけるので不思議でたまらなかった。


もしかして、あいつも父からの口止め料もらってるのか?



それはないな。一回もラーメン屋で出会ったことないし、夜はさすがに小学生が出歩けない。



色々不思議なことは多いので一回後をつけることにした。


いつもの駄菓子屋に入って行った。


すごい量をかって家に帰って行った。


証拠を掴んでやろうと追いかけた。


曲がり角を曲がると弟が待ち構えていた。


弟「なんか用事?!」



ミホ「バレてたか。。ちょっと!あんたさ、月500円で毎回買いすぎやろ。どうなってんねん!」



弟「おばちゃんにツケしてるんや。今月は5千円くらい。ぼくのお小遣いでは払えないから姉ちゃん頼む!!このかわいい弟に免じてオカンには内緒にしてな!」


そう。うちの弟は顔だけはかわいいのだ。


駄菓子屋のおばちゃんもあの顔に騙されてるんやろうな。



ミホ「今回だけやでな!そんなんしてたらろくな大人になれへんで!」


軽く姉らしく説教して父からの口止め料で軽く払うことができた。



しかも今の私はかなり機嫌が良い。


なんせ私の本当の父は大富豪だから!!



弟の秘密なんて父、母の事と比べたらミジンコくらいなことなのだから。











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