1/1
コミュニケーション
「こんな時間に珍しいじゃないか、勉強でもしてるのかい?」
「まぁね、今の時代人とコミュニケーションくらいできないとまずいだろう」
それもそうだグローバル化している世界に追いつくには彼のような努力が必要だろう
ピーンポーン
「客が来たんじゃないか?俺が対応してくるよ」
「すまないね、おかげで勉強に集中できるよ」
友人は戸を開けた
「ワンワン、ワン、ワンワンワン」
友人は驚いたが続く女性の声で安心した
「夜分遅くにすいません、リンゴが採れたのでおすそ分けに来ました」
友人はリンゴを受け取ると部屋に戻り今の出来事を話した
「戸を開けたら犬が出てきたんだ、犬語なんて分からないから焦ったよ」
冗談交じりに彼に話しリンゴを置いて友人は部屋を出た
「そいつもまだまだだな」
彼はそう呟いて尻尾を振った
短いものを書いてみました
初投稿です