表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

反米は親ロシアにあらず

作者: Bulldozer

個人的に反米は理解できる。

アメリカをはじめとした欧米諸国は人権・民主主義を口にしながらシリアを見捨て、パレスチナの惨状は見ないふりだ。アフリカも厄介者扱い。お前らが植民地化して後始末もせずほったらかしたせいやろがいと言いたくなる。

彼らは決して善ではない。当然だが絶対悪でもない。

どちらにしろ親ロシアは論外でしかないのだが。

最近も親ロシアを自称するエッセイを見たのだが、主張の論理構成がめちゃくちゃで頭を抱えるしかなかった。


陰謀論者の主張はほぼ決まっていて、ユダヤコミュニティーやアングロサクソンやら軍需産業と言った悪の組織があって、彼らによってアメリカは操られているというものだ。

そういう単純な世の中だったらどれほどいいだろうか。倒すべき悪役がいるのはフィクションの中だけなのに。


個人的に不思議なのは、反米はわかるとしてもロシア寄りになることの不条理さだ。

ロシアにどれだけの理由があったとして、ウクライナに攻め込んで市街地に無差別攻撃をし、原発などのインフラを占拠して市民生活にダメージを加え、穀物輸出を妨害して世界の食糧事情を悪化させ、ウクライナの一般市民を拷問し殺害し強姦した挙句子供を誘拐し、家財を盗むことが正当化できるとは思えない。


これでプーチンは「ウクライナとロシアは本来同じ民族であり国として一体になるべきだ」と真顔で言うのだから開いた口が塞がらない。

親ロシアの人々はプーチンロシアの蛮行を知らないのか見て見ぬふりなのか。それならばイスラエルのやりたい放題を見過ごすアメリカ政権と何が違うのだろうか。


恐ろしいのは、ロシア軍の蛮行を批判しない彼らが、いざ日本が戦争になったとき同じことをするかもしれないということだ。

敵には何をしてもいい?

出来の悪いなろう主人公みたいやな、と思うわけである。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] ロシアって分類上、欧州。キリスト教圏でもある。 欧米諸国と同じ穴の狢なんですよねえ・・・ 利益・個別な関係性ではなく、主義主張として反米・反欧州なら、反露も兼ねないとおかしい。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ