綴る言葉 (詩集)
はじめまして、白い旅人と申します。
これが私の最初の作品です。
なかなか小説のネタが思い浮かばないので日頃書き溜めていた詩というか人生観というかなんかそんなものをここで吐き出させてもらおうと思った次第です。
暇なときにでも読んでやってください。
基本的にダークなものが多い気がしますが…
なにかの助けになれば幸いです。
それではどうぞ!
誰かに迷惑かけないように生きる
それ自体は高尚な心がけで良いことかもしれない
でもお前は誰の人生を生きてるんだ?
わざわざかけなくて良い迷惑はかけないようにすれば良い
だけどお前が生きるためにかけなくちゃいけない迷惑をかけ惜しむな
遠慮なんてするな、お前のためにお前はある
生きたいように生きろ
だけど他人を気遣えない人間にはなるな
そして他人の後ろに隠れるような人間にもなるな
何かを頑張りながら生きる必要なんてない
だって頑張って生きているんだから
何かを我慢しながら生きていく必要なんてない
生きること自体が我慢なんだから
出口に辿り着いたときにどうやって辿り着いたのかわからないような人生を送れ
こんな汚れた世界だから綺麗事を言いながら生きていたい
疲れたら休めばいいよ
あなたが頑張って誰かを支えたぶん
誰かが頑張ってあなたを支えてくれるから
休んで元気になったら次は頑張れなくなった誰かを支えてあげよう
あなたの頑張りは目に見える人だけじゃなくて
どこかの誰かの支えにだってなっている
この世にかけがえのないものなんてあるのだろうか
誰かがいなくても世界は回るし
誰かがいても世界は回る
別にあなだがしなくてもいい
別にあなたがやってもいい
あなたよりうまくできる奴がいる
あなたよりうまくできない奴もいる
誰もが順位をつけたいのは人混みの中で迷わないようにするため
人は沢山の要素でできているけどひとり
世界は沢山の人でできているけどひとつ
地球は沢山の命ででいているけどひとつ
世界の中で誰かが誰かを殺す
体の中で何かの菌が別の菌を殺す
世界にとっては気にもならない
人間にとっては気にもならない
僕にはあなたの代わりを
あなたには僕の代わりを
世界はあなたに何を求めるだろう
子孫の繁栄なんて頼まれてない
自然の保護なんて頼まれてない
勝手に考えて勝手に悩んで
気持ちが落ち込み自信をなくし
もっと気楽にやってごらん
きっとそれは完璧なんかとは程遠くて
絶妙な具合で今にも崩れそうになりながら
なりたっているのだろう
完璧じゃないから満たされない
空白を満たそうとして努力する
それでもやっぱり完璧にはなれなくて
誰もが涙して、喜んで、耐え忍んで
だからこそそこには心があって感動する
足りないかけらを寄せ集め
くすんだとこを磨き上げ
そうやって生きていく
時々物凄い孤独を感じて胸が苦しくなることがある
大勢で集まってたのしんでいるところを見ると特に
別に自分がいなくたって世界は成り立っているし
自分がいなくたって日が昇りまた明日はやってくる
自分の存在の必要のなさを感じて胸が苦しくなる
だからこそ誰もが誰かのために生きたいと願うのだろう
自分がこの世界に必要だと思いこむために
なぜ自分が必要かそうではないのかを考えるのだろうか
生まれた意味を求めるのだろうか
そもそもそんなことは定義する必要すらないのかもしれない
この世界にとってはそれはあまりにちっぽけで
どうでもいいことなのだろうから
後悔ゼロの人間と
後悔だらけの人間
後悔ゼロの人間って所謂、向上心ってやつがないのかな
どんだけベスト尽くしたってもっとやれたって後悔に苛まれながらも
上を目指す生き方のほうが人として大きくなれるのかな
もちろんその部分における後悔ってのは
なにもせずにいたことを後悔することではなくて
やってみたけど後悔することである
だけど越えられない壁に気づき
自分の限界を知るときがくる
それでも折れずに立ち向かえる強さを持った人間ってそうそういないのかも
なにが満足でなにが諦めでなにが幸福なのだろう
なにもわからない
なにもわからないけれど
結果を求めながら行動することと
行動によって得られる結果で考えることと
どっちがいいのかわからないけど
自分のその時感じたままで
自分の心が導くままに
己が人生を選択して生きていく
僕の優しさって優しさなのだろうか
別にそれは心からの優しさなんかじゃなくて
ただ日々の習慣として優しく振る舞っているだけなのではないだろうか
たとえそうだとしてもその習慣の優しさだって
他人から見て優しさなのなら純粋に優しさであって欲しい
やろうやろうと思うことがあるのにやらない人の人生は
自分の思い通りに行かない人生を自ら進んで歩んでいるということだ
刺激を求めて手に入れる
すると次はそれ以上の刺激でないと満足できなくなる
それ以下の刺激では、ないに等しくつまらなくなってしまう
ふと、自分の選んだ道は逃げなんじゃないかって考えてしまう
でも現実に負けてただ受け入れることよりそれに抗うためにこの道を確かに自分で選んだ
だから別に逃げてなんかいない
そんなんじゃダメだ自分のことを棚にあげていうやつ
自分の人生に背を向けて生きるやつ
そんなやつらは無視して行けばいい
人の生き方考え方なんて人の数だけあるんだ
自分の選んだ道を誇りに思って生きればいい
誰かと比べる生き方なんてもううんざりだ
生きることなんて自己満足
そう、生きることなんて自己満足なんだから
逃げたかどうかは本人が感じること
逃げたと思うのはそこに繋いでおきたい者が感じること
勇気ある一歩に後退はない
たとえ踵を返そうともその先に目指すものがあるのだから
世界は広いそしてどこまでも繋がっている
いつか光を掴むまで自分で選んだ道を進めばいい
のみこめる人間とそうじゃない人間がいる
いつも損するのはのみこむ人間
平和とは堪えることなのかもしれない
個々の幸せ(満足)を求めるのか
世界の幸せ(平和)を求めるのか
貧しいものに分け与える者は堪えなくてはならない
貧しい者が勝ち取るには奪うとらなくてはならない
地球という、人類というひとつの単位
その中身はどうも矛盾だらけで成り立っているらしい
過去に犯した罪なんてどうやったって取り消すことはできない
過去に罪を置き去りにして後ろを振り返りながら生きていくぐらいなら
それを背負ってひきずりながらでも前に進んだ方がマシさ
いちいち振り返ってたら足下にあるもの小さいものだって見逃してしまうから
世界には自分の内側にあるものしか存在していない
どこまでいったって他人は他人で自分は自分
自分が出来ると思ったことしか出来ない
人からこうやって思われてると思ったところで
本当のところはやっぱりわからない
それを思っているのは自分じゃなくて他人なんだから
この眼で見える赤がこの世界の赤で
この眼で見える綺麗なものがこの世界の綺麗なもので
世界には自分という基準しか存在しない
じゃあ相手を思いやるってどういうことだろう
他人に優しくするってどういうことだろう
全てが自分の中から出てくるものならば
自分を思いやったり優しくする
もしくはそうされたい心のあらわれかもしれない
愛されるより愛したいのは
自分もそうされたいからなのかもしれない
この世に正解なんてない
残念ながらあるのは過ちだけ
人は過ちをおかしながら生きていく
でも過ちは罪じゃない
もし今日君が親友と大喧嘩をしたとして
もし明日その友達がこの世から去ってしまったとしたら
それはきっと君の人生に大きな影響を与える出来事になるだろう
幾ら年を取って親友がたくさんできても忘れることはできないだろう
僕の絶望もそれと同じこと
きっと親友と大喧嘩したことさらにはその親友と死に別れたことのない君には
到底理解できるはずもないだろう
でも別に僕の絶望に同情して嘆いてほしいわけじゃない
それは大切なひとを失ったひとだってそうだろう
僕らはまだ生きているのだから。
それでもやっぱり言い様のない悲しみやり場のない虚しさや底のない絶望は
どこへ行くでもなくひとの心にこびりついている
誰にも理解されず、誰にも手を差しのべられずに
かけがえがないから価値がある
替えのあるものに価値などあるのだろうか
大きなコミュニティに属する人、一人一人は替えのきく存在だろう
しかしその一人一人だって小さなコミュニティのなかでは替えのきかない
かけがえのない存在だろう。
60億分の1って聞けば価値を感じないだろうけど
その1は時と場合によって1分の1にだってなりうる
他人の価値を決めると言うことはそれだけ難しいということ
Where is my destination of my life
俺だっていつも子どものように駄々こねて泣きじゃくりたいと思ってるよ、でもそれをやったからって何かが変わるわけでもないしきっと後で少し恥ずかしい気持ちになるだけだってことがわかってる、だからしない
扉に鍵はかかってない、開けるかどうかはお前次第
知っている
この世界が自分の望んだ世界なんだってことは
知っている
人との巡り会いには全てに意味があって求めたり求められているから出会うということを
知っている
だいたい自分が望んだような出来事が起きて望んだようなものを手にしてる
君が呼んでいるんだろう?だから待ってて会いにいくよ
僕が呼んでいるんだろう、楽しみにいつまでも待ってるよ
君が呼んだんだろう?ごめんね、少し待たせたかな
僕が呼んだんだろう、ありがとう、出会ってくれて
人は出会うことで成長する
人は望んだ人に出会っていく
実は人って自分が望んだような人間になるんだよ
世界が素敵だと知っているなら
素敵な出会いは自ずと巡り
素敵なあなたに
世界に不満しかないなら
あなたが満たされる出会いは訪れず
不満だらけなあなたになってしまう
きれいごとでもいい
今あなたの隣にいる人に貶されたって
あなたを待っている人がいるから
幸せや感動に頂点も底辺もない
心の豊かさほど自由なものはない
誰かに与えられたまっさらなキャンパス絵を描くわけじゃない
産まれたときから、よもや産まれる前から既に持っていたであろう心になら
なんだってできるし何にだってなれる
言葉なんかで表現するのが難しい心
複雑と言えば複雑で単純と言えば単純で
表現の仕方だって多種多様で自由
そこにたったひとつ答えなんて存在しない
まさしく自由
僕らはみんな自由を持ってうまれてきた
自由が自由でなくなってしまうのは
というよりある形で区切られた不自由のほうが
この世界で生きて行くには都合がいい
世界ってなんて不平等なんだろう
望むような能力なんてこれっぽっちもない
見合うだけの、それ以上の努力をしたって
思い通りにいかないから人生は面白いっていう
そんな妥協に満ちた人生なんて本当に楽しいのか
燃え尽きた灰は風に乗ってどこまでも飛んでいく
くすぶって燃え尽きなかった欠片はどこへも行かない
そりゃそれなりの努力で思い通りの人生を送れるやつだっているさ
努力することさえ、チャンスや舞台を与えられることがないない人だっている
だから努力したり夢を見れるだけでもありがたく思えだってさ
有無も言えずに奪われる夢なんて最初から見れない方が諦めがつく
失敗から成功は生まれるという
成功を生まない失敗ってなんだろう
人生思わぬところで点と点が繋がることなんてよくあること
だけどそれぞれの点は繋がろうと思って存在しているわけじゃない
掴めなくとも意味のないことはない
でも意味を求めてるんじゃなくて満たされることを望んでる
大概の人生なんて空っぽのシュレディンガーの猫なんだよ
ひとは色んなことを忘れながら生きていく
それでもその足跡は必ず残っている
でも別に大きな足跡を残すのが生きることってわけじゃない
自分の記憶や思いでだってきっと誰かのなにかを支えている
だからあなたに生きていて欲しい
別に力強くじゃなくて
ただ生きていて欲しい
あなたにとってあなたの人生は割と意味の無いもので
埃かぶって道端に捨てられたらギターみたいなものかもしれない
それでも僕にはあなたが必要なんだ
勝手なことなのはわかってる
めんどくさいのもわかってる
でも生きることを諦めないで欲しい
僕にはあなたが必要なんだ
ギターだって存在したくてギターとして存在しているわけじゃない
六つの弦が奏でる音を聞きたい人がいるからギターが、音楽が存在している
あなたただって別にあなたになりたくてあなたになったわけじゃないと思う
それでもあなたを必要とする存在がいるからあなたがあなたとしてここにいる
だから、誰かに必要とされているあなたへ、
どうか自分を傷つけ、見捨てないであげてよ
あなたを必要としている人は必ずいる
いいじゃん、誰にバカにされたって笑われたって
一番大切なのは自分が自分であることだろ
誰かの目を気にして気を使って
挙げ句の果てに疲れて自分失って
うまく立ち回って誰かと繋がっているお前は誰なんだ?
時にはぶつかってもいいじゃん
自分の心に耳を澄ませて、本当の想いを相手に表現する
これが一番難しいことだってのはわかっている
それでも自分に誇りを持って生きていこう
恥かいたって傷つけられたっていいじゃん
一番必要ないのは自分を嫌う心だよ
ジャイアンを見てみなよ。周りなんて関係ない
自分にとって最高のリサイタルをして気持ちよくなればいいじゃん
自己満足なんて無意味で理解できないなんて言われても
自分らしく生きてる人は自分らしく生きようとしている人を否定なんてしない
誰にでも合わせられる柔軟さだって確かに大切さ
でも世界の中心が空っぽなんてことはきっとない
さぁ、一歩踏み出して太陽の光を浴びに行こうよ
きっと自分に誇りを持って生きていける
ふと振り替えればあれから10年
たった三年間でも人の考え方や生き方や性格なんかがいとも容易くかわるということを改めて思いしった
それなら逆だって可能だろう
これからの三年で、いや、一年で自分を取り戻してやりたい
昔の自分に憧れるんじゃなくて今の自分を最高だと思えるように
記念日に一緒にお祝いするのも嫌いじゃないけど
なんでもない平凡な1日を君と笑って過ごせることも僕にとっては記念日なんだ
心にひとつ誇りをもって
あてのない旅に出掛けよう
いろんな出会いと別れが君を待っている
出会いは別れの始まりさ
出会えた人を大切に
出会えた人を悲しませないように
別れる人と泣かないで
別れる人を忘れないで
良い旅もあれば悪い旅もある
それらはきっと全部心の肥やしに
心にひとつ勇気をもって
あてのない旅に出掛けよう
足がすくんで動けなくなることだってあるだろう
そんなときにどうか自分を嘆かないで
それを乗り越えるために君には足があるんだから
それを乗り越えて初めて君の勇気が大きくなるんだから
自分を殺したくなることだってあるだろう?
そんなことして本当に得する人はいると思う?
救われた気になったってあなたの心は本当はそんなこと望んでいないだろ?
落ち込むことは大切さ
落ちて落ちてやっと浮いたときに
自分の人生を少し好きになれるよ
失敗なんてしてあたりまえ
失敗を恥じる暇があったらそこから何か学べ
そうすれば失敗だって誇りに変わるだろう失敗から学ぶことを諦めても後悔しか残らない
思い出を後悔にしないためにもむきあってそこから何かを学んで先へ進め
ひとまずすぐ出てくるところに書き溜めていたのはこれらで全部ですがまだまだ書きなぐっていこうと思うのでたまに更新します!
2014/10/14 22:04 カナダ トロントから投稿
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