ふたりの間に空白の時間が…。あれほど…。久しぶりのメール。そこには…。
友紀はメールをした。
返信は無い。
それどころか、 “送信できません”
の文字。
“もう終わりかな…”
友紀のまわりの世界が
色を無くした。
友紀は
“空っぽ”
だった。
幾日か過ぎた。 メールが届く。
~お久しぶり、 アドレスが 変わりました~
安心した。
メールを返す。 返信は無い。
また連絡の無い空っぽの時間。 以前のアドレスは、 千尋とすみれちゃんの 名前だったが
3人の子どもの誕生日に。 千尋の覚悟を見た気が した。 5月は友紀の誕生月。 千尋も知っている。
朝、メールをチェック。
無い。
仕事に。
メールだ。
~お久しぶり、 お誕生日
おめでとう~
シンプルなメールだ。
でも…、
嬉しかった。
メールはそこで途絶えた。
友紀はメールした。
6月に。
メールに返信が…。
~今、お付き合い している人がいます~
~しあわせなんだね?~
~あたしのことを
好きだって
言ってくれている~
~あなたが
しあわせなら…、 僕は… ~
~先のことは
わからない。 でも… ~
~しあわせに
なってね~
~ありがとう~
~こちらこそ
ありがとう。 ごめんね。
しあわせ、
掴んでね~
最初から
わかっていたこと。
終わりがくることは…。
世界が
完全に
色を
無くした。




