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200文字

ヤマアラシのジレンマ(200文字)

作者: 斎藤康介

 果たしていまどんな顔しているだろう? きっと酷い顔をしているに違いなかった。親しくなりたいと思っても、決して遂げることをしない。


「前に吉田さん『こうして話している上田君は本物だよね』って訊いたでしょ。あの時は笑って誤魔化したけど答えますね。全くの作り物です。俺が作ったキャラクターです。継ぎ接ぎだらけの偽物です」


 またこうやって他人と距離を置く。

 だがその距離があるから俺はかろうじて息継ぎできるのだった。

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