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第3章:初めての電話

前回までのあらすじ   携帯番号を交換した小百合と朋久。この先二人はどう進んでいくのか…

その日は、仕事が終わり奈美と一緒に帰宅した。


奈美

「今日は延長入って良かったね〜。」


小百合

「そうだね。普段はあまり延長入らないからね。」


奈美

「小百合この後、時間ある?」


奈美がこうやって聞くときは大体遊んで帰ることになる。


小百合

「もちろん。奈美のために空けといたよ?」


奈美

「それじゃ、まずは腹ごしらえだね。」


私たちはいつものファミレスへ向かった。


ファミレスに着いたときはもう夜の11半近かった。


小百合

「奈美ごめん。ちょっと電話してくるから、先にお店入ってて。」


奈美

「わかった〜。」


私は約束どうり折川さんに電話をすることにした。


しかし、呼び出し音は鳴るが、彼はなかなか出ない。


小百合

「二次会まだやってるんだよね…。」


私は電話を切った。


着信履歴が残っていれば、きっとかけ直してくれると思って…。


その後は、奈美と夜中の3時位まで遊んでから帰宅した。




翌朝、携帯の着信音で目が覚めた。


小百合

「誰〜?こんな朝早くに…」


朝早くといっても、この時すでに朝の10時…。


世間は皆起きて、動き出している時間である。


私は着信画面を見て飛び起きた。


なんと、彼からの着信だったのだ。


そして、私はすぐさま電話に出た。その時、なぜかベットの上で私は正座をしていた…。


小百合

「はい。小百合です。」


朋久

「あっ。折川ですけど…。」


小百合

「こんにちは。昨日はありがとうございました。」


朋久

「こちらこそ。昨日は電話に出れなくてごめんね。」


私は嬉しかった。昨日、初めて会った私なんかを気にかけてくれたこと。

昨日の夜、電話がなかったから、もうかかって来ないと思っていたし…。


小百合

「気にしないで下さい。二次会で急がしかったんですよね。」


朋久

「うん…。それで、小百合ちゃんは今日、本当に暇なの?」


小百合

「えっ…?あっ、暇ですよ。」


朋久

「じゃあ…本当に会おうか?」


私はビックリした。社交辞令だとばかり思っていたから、彼が本当に誘ってくれるなんて思ってもみなかった…。


小百合

「本当にいいんですか?」


朋久

「もちろん。じゃあ、今日の夕方5時に待ち合わせでいいかな?」


小百合

「はいっ!大丈夫です。」


私は嬉しくて跳びはねそうになった。




世間の男の中にはパニ嬢やキャバ嬢の事を遊び人のように言っているようだ。


本当の恋はしないとか…


男を金づるとしか思わないとか…


ヤリマンだとか…


色々と言われているようだが、本当は違うと思う。


パニ嬢やキャバ嬢のほうが純粋な女の子が多いと思う…。


仕事で出会った人を好きになってしまう事もある。

パニ嬢やキャバ嬢だって普通の女の子だから…。


男の中には、どうせ、もてあそばれるなら俺も楽しませて貰おうって思う人も居るんだよね。


もちろん、パニ嬢やキャバ嬢の全員が純粋とは限らない。

でも、見た目や仕事で判断しないで一度でいいから真剣に向き合って欲しい。



折川さんは真剣に向き合ってくれる人だといいな…。


小百合

「デート…。何を着て行こうかな…?」


折川さんとのデートは何がおこるのかな?


大変お待たせしてしまいましたm(__)m

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