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持論

作者: 中田 勘

僕は一つ持論を持っている。

それは『世の中は公平である』という事。

ほとんどの人は、そんなことはありえないと言うだろうけど、それはその人の見る目が狭いためだと思う。

僕の持論を聞くと、お前の視野が広すぎると言われることがある。

それでも僕の視野は広くなんかは無い。

世界は不公平じゃない。

世界は公平に出来ているんだ。


世界にはとても多くの独立国があり、その中で裕福な国と貧困な国があることは誰でも知っている。

もっとも裕福な国も貧困な国も大体の地域がという意味であって、国全体がそうだと言うつもりはない。

裕福な国があって貧困な国がある。

見てみろ、これで±0だ。

もっとも国の数が1対1で均等が取れる場合や、3対1などと多くのパターンがあるからもっと複雑なことがこの世では起こっている。

例えば不幸の受け渡しだ。

分かりやすい例はゴミの放流。

本来ならば自国で廃棄するべき物だ。

もし自国で廃棄されたなら、不要な気体は自国のなかに舞っただろう。

廃棄するための金は当然必要となっただろう。


当然世界の中で均等が取れているなら、国の中でも幸福な人と不幸な人の均等が取れている。

ちなみにここで単位として家庭を使わないのは、近年結婚者数が減少しつつあるからだ。

誕生会のある人やクリスマスのある人。

逆に金銭的に人、生きる希望をなくした人や勤めている会社がうまく行かない人。

様々な心境をした人が複雑に絡み合って絡み合って均等化が取れている。

ここでもまた不幸の受け渡しが行われている。

一例として犯罪がある。

恨みを持つ人は一例として人に傷害を与える。

恨んでいる人は気分が晴れて、恨まれた人は深く傷つく。

当然恨みが絡んでいる場合もある。

突発的だったり、食欲や性欲などといった欲求を晴らすために犯罪行為を行う人もいる。


不幸の受け渡しは世代を超えることも少なくない。

例えとしてまずある家庭があるとし、そこの亭主はそこそこの立場にある人だったとする。

親は子を不条理に叱る事がある。

親は果たしてなぜ不条理に子を叱るのだろうかというと、それは親同士の喧嘩をしたからかもしれないし、会社でのストレスを発散させるためかもしれない。

亭主は上司の立場を使いあまりにも酷く部下を叱る。

なぜ叱るかというと上司はまだ自分が未熟だった頃に、今自分がしているように部下に叱られたからだ。

もし反抗でもされたら『俺だってお前と同じ立場だった頃には、こういう扱いを受けていたんだ』そう主張されるだろうし、そもそも言葉での反抗はあまりされない。

ただ陰口は言われて、それからまた陰口が上司の耳に入りと悪循環が続く。

前置きが長くなってしまったが、子は親に不条理に叱られた経験をそのまま、親になって自分の子にまた行う。

それは世代が世代を超えた不幸の受け渡しだ。


僕はこの世の事を完全に把握しているほど神様じゃないけど、寸文の違いなく世界は平等であると主張する。

僕が思うことは近年平等の平均が低くなっているという事だ。

もともと恨みの無い犯罪が多く起こっている。

強盗や立てこもりなどといったものから、虐めなど犯罪ではないものの、もともと恨みのないところから不幸の念が生まれるものまで盛り沢山だ。

だから不幸ばかりが溜まって、幸せ者がいくら頑張って幸せになろうとしても、それでも人が堕ちる方が遥かに楽だ。

地球は現在約2000年だから、もう2000年ほど持つだろうか。

紀元前という期間も有るのだから、地球にはせめて2000年ぐらいは頑張ってもらいたい。

もっとも地球をどうするかは人間の自由で、人が堕ちるのは楽で、幸せになるよりも時間がかからないのが現実だが。

あとがきといいても、言いたい事はあらかた言ったのでとくには無いですね。

なのでいつもの事ですけど意味のある分は書きません。



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― 新着の感想 ―
[一言] そう言われてみれば、言いえて妙ですね そして、僕も視野の広さには同感したのですが、これ程の広さが色んな人にあったらなとも思いました その分、屁理屈が生まれたことから危険なところもあるかも…
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