6話 ボタンの意味
「わ……わたしの番号を知って何かやりたいんですか?」
「少し調査をしたくてね、教えてくれてありがとうね」
その時、町田が無言で体育館に入っていった、そして変なボタンを無言で押した。
「やっぱり町田怖い」
そしてアナウンスが鳴り響いた。それは体育館に集まってほしいという事だった。
「賀留多先輩だ、ここに居たんですね」
その時、真ん中から何かが出てきた、それはまるで議論をするかのような感じだった。
「へぇ、こんな風になるのね、なるほど」
そしてめんどくさそうにぞろぞろと人が現れてきた、そして14人集まったとき、入り口がビシャンと閉まった。
「情報交換をやりたいんだ、いいか?」
町田は議論台に立った、様になってるじゃないか。
「聞きたいんだけれど、ここに誘拐される前、番号を言われたじゃないか、それを言ってもらえないか?」
次々に番号を言ってもらった、そしてこんな感じになった、だが予定外なのが、17以上の数字が出てきたことだ。そして名前も教えてもらった、そしてこんな表が出来上がった。
そして台にはボタンが置かれていた、赤色と緑色、恐らく続行か終了かってことかな。
「緑色のボタンを押して、みんな」
「どうしてお前のいう事に従わないといけないんだ?」
「私はやりたかったんだからね、それに、集めたのも私だ」
そうして渋々押してくれた、その結果、満場一致で終了のボタンを押していた。
「さて、帰るか」
わたしは町田の部屋に入っていった。
「メモできた?」
「うん、だけれど予想外の番号出てきたからメモがちょっと長くなった」
「ふぅん、そりゃ黒幕はこの事を知ってるから奇数を適当に言ってるのかな。何か共通項はないか?」
「わからない、けれどまばらになってるところがあるね」
「そうなんだよ、どうして15番が無いのか、分からないな」
そうして私は町田の部屋を出ていった。難しいことをブツブツ言っていたな……
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