1話(68話) 未来の鍵
1話に戻っていますが、仕様です。()はそのままカウントをした話数です。
次に起き上がると、床に伏せていた。
「……これって……?」
手の皮がリアルだ、元の体なのか……これが……?
「どーもー」
犬さんが顔を出した。
「他の仮面の人は拘束をしたから、行こうか」
「うん……」
私は手筈通りに体育館に向かった。
「このボタンを押せばいいのね」
私はボタンを押した。そしてアラームが鳴った。
「体育館に集合してください」
そして、みんなが集まってきた、一部の人間は生き返ったことに少々驚いていたが……
「これ、どうぞ」
犬さんに手帳を渡された、書き足されている部分もあるが……
「なんだ~?」
私たちは出てきた議論台に立った。
「……あなたたちは誰なんですか?」
「その前に、信じてくれないだろうけど、あなたたちは何回も死んでいる」
私の声に一部の人は驚いていた。
「じゃ、この体は幽体なのか?」
「いいや、クローンに魂が乗っていただけ、この体は本物の体だ」
そしてあの場所の写真を出した。手帳に挟んであるなんて、助かる。
「これを見たら、嘘じゃないって、分かるでしょ?」
「これって……私たち?」
「そもそも名前を聞いていない」
小鳥さんがそう言った。
「私は賀留多だ」
そしてさっそく黒幕を話すことにした。
「それで、ここに連れてきた奴らの黒幕は、如月、お前だ」
名指しで呼ばれた如月は少々驚いていたが、平然をよそっていた。
「でも証拠がないでしょ!人殺し!」
「人殺しはお前だろ!」
私は過去一大きな声で如月さんに怒鳴った。
「お前はレガリアを持つ、ヘレティックを処刑、そして金を稼ごうと、していたんだろう!」
「その情報、どこで手に入れたんだ……」
「前の私さ、それに、町田の協力が無かったら、ここまで追求が出来なかったよ」
そして私は赤色のボタンを押した。
「さて、処刑の時間だ」
赤いボタンを押した、その意味は……
「さぁ、投票だ、私が死ぬか、お前が死ぬか」
多数決でどっちが死ぬか、決めるボタンだ。そして黒幕を殺せば、無事、開放されるということだ。
「さぁ、命がけのデスゲームをしようや」
そして12人の有効票による多数決が始まった。
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