67話 不自然な場所
私はカメラのない部屋に連れてこられた。
「さて、あなたには死んでもらいます」
その言葉を聞いた途端、兎の仮面の人は振り向き、銃を構えた。
「えっ」
私は体を少しだけずらしたが、頬に熱い感覚が伝った。
(やべぇ!!!)
私はこの部屋に何があると目を働かせた。
(何もない……と言うことは……詰み!?)
その0.1秒が命取りだった、足を撃ちぬかれた。
「いてぇよぉ!」
「てこずらせるなよ」
そして私の頭に銃口が向けられた。
「それはお前の方だ、兎」
兎の仮面の人の真横に、犬さんが立っていた。
「脳みそぶちまけて死ね」
兎の人の頭はスイカが破裂したかのように、上下半分に砕け散った。
「大丈夫?」
「これで大丈夫っていう方がおかしいよ」
(血がいっぱい出てる、これはもう助からないかもな)
もうすでに視界が暗くなっている。
「おっと、かるちゃん、大丈夫!?」
「ちょっとふらついただけ……」
「出血がひどい……」
そしてあの場所に連れてこられた。
「他の仮面の人はぶち殺してる、羊の人以外だけどね」
そして私はプラントに入れられた。
「これで、大丈夫なはず……」
「どうするんだ?これから」
「これから、巻き戻す、今まであったことを、だけど記憶を受け継ぐ、じゃ、行くよ!」
私の意識がどんどん遠のいて行く、これから、やらないといけないことがあるのだ……
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