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{完結済み}アンラウンドゲーム  作者: 猫こんた
chapter5 不退転 非現実編
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65話 上がる者、下がる者

出された食事を食べ終わった後、兎の仮面の人がこう言った。

「では、こちらにお越しください」

私たちは誘導されるがまま奥の部屋に連れていかれた。通路の灯りはポフン、ポフンと点いて行った。

(何をするんだ……?)

着いたところは、二つの台座、その台座には二つのボタンがあった。

「最終ゲームはDEAD OR ALIVEです、台座にはALIVEボタン、DEADボタンがあります、二人ともALIVEボタン、DEADボタンを押せば二人とも脱落、一人がALIVEボタン、もう一人がDEADボタンを押せばDEADボタンを押した人が脱落します」

(二人とも同じボタンを押せば……二人とも死ぬ)

こうして私と青山さんは台座に立たされた、どうやら向こうからこっちはボタンが見えないようだ。

「では、タイムリミットは10分、その間にボタンを押さないと脱落です。では、最終ゲーム、スタート」

こうしてモニターには10分のタイマーが映し出された。

「私はこっちに押します」

青山さんが話し合いをせずにどっちかのボタンを押した。

「ちょ……早いよ!?」

「私は最初から決めてたんです」

「兎の人!これって選択変えられないんだよね!?」

「言い忘れていました、選択は一度きりです」

しまったな……と言うかそっちの過失じゃねーか!?

「……あのさ、どっちに押したのよ」

「ふふふ……どっちでしょう……」

私は心を読んだ、だが青山さんの心が複雑で読み取れなかった。

(クソ……詰みなのか……?)

最後まで見てくれてありがとうございます。

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