63話 嘘と真実はここに
これを書きつつ、同時並行でダウトをやっているのでミスがあれば、指摘よろしくお願いします。
そして監視役は兎の仮面の人だ。
「では、サイコロを4つ振ります。最大値は24、最低値は4です。秋月、月宮、樹砂、賀留多、青山、田所様の席順なので、開始地点を決めます」
秋月さん、月宮さん、樹砂さん、私、青山さん、田所さんで最初にカードを出す順番を決めるらしい。
秋月さんは4,10,16,22、月宮さんは5,11,17,23、樹砂さんは6,12,18,24、私は7,13,19、青山さんは8,14,20、田所さんは9,15,21だ。後半は少しだけ不利だが、ここは頑張るしかない。
「では投げます」
賽は投げられた、それは、1,4,4,5だった。合計値は20、青山さんからカードを出すことになった。
(さて、青山さんからだ、カードを出す順番は青山さん→田所さん→秋月さん→月宮さん→樹砂さん→私だ、私は心を読める、行けるか……)
そしてカードを配られた、配られたカードは2,4,4,5,Q,10,2,5,そしてJOKERだ。
(いいね……)
そして始めていった、青山さんが二枚を出し、田所さんも2枚出した、だが田所さんの心がちょっとだけ動いた。私はスルーをした。そして秋月さんは1枚だけ出した、心の変化は見られなかった。そして月宮さんは2枚出した、心は喧しすぎて読みたくない。樹砂さんは2枚出した、その時、今までに見れなかった心の動きに私は気になった。
「ダウトやで~」
先にダウトと言ったのは月宮さんだった。
「では、見て見ようか」
出すカードは5だが、樹砂さんは6を出していた、そしてダウト成功しさせ、樹砂さんのカード枚数は16枚になった。
「さて、6から出すか……」
(だが6は持っていない、それに樹砂さんに6は3枚、このまま出したらダウトされ、カード枚数が元に戻る、JOKERか!)
私はJOKERを出した、その時、秋月さんがダウトと言った。
「ダウト」
(多分最後の6は秋月さんが持っているな)
そして私はJOKERを出した、そしてルール通り、私のカード枚数の半分を秋月さんに渡した。
「くっそ……」
あの目、悔しがってる顔だ。私は♢の2と5、♡の10、♧の4を出した。
「じゃ、始めるん」
青山さんはカードを1枚出した、心の揺れはなかった。
そしてどんどんとカードを1枚、2枚、2枚、2枚と出していった、そして私の番だ、だけど樹砂さんの心が揺らいだが、2連続で嘘をつくか?
(Qを出しておくか……)
私はQを出した、そして青山さんが2枚出した、心の揺れが少しあった。
「ダウト、青山さん、これ、Kじゃないでしょ」
そしてカードをめくると、Jだった。
「やるね、賀留多、じゃ」
そして順番通りに1枚、3枚、2枚を出した時、樹砂さんがダウトと言った。
「ダウトなの~」
そして出すべきなのは3なのに、Aと5だった。
「はい、はやくね~」
どうやら樹砂さんはどうでもよくなっている可能性がある。そして順番通りに1枚出し、私は5を一枚出した。その後、1枚、1枚、3枚出し、その時点でダウトと聞こえた。どうやら青山さんが言ったようだ。
「さて、見て見るか」
そこには、JOKERがあった。ひっかけたようだ。
「あ……」
そして順に1枚、1枚、私も1枚出したが、4を出した、本当はJを出さないといけないが。私の残り枚数は1枚になった。
「後のこり1まいですよぉ~」
軽めに煽ってみた。そして順に1枚、1枚、1枚、3枚、3枚と出た、そして私のカードは4だ。勝った。
「ほい、ダウトは言わないのか?」
「……ダウト」
樹砂さんが言った、こうしないと勝てないからね……
「これは4だね、だから嘘をついてませんよー」
そして樹砂さんが場に出ているカードを渡した。
「さて、賀留多さんが勝ち抜けなので、結果発表を、秋月様の残りカード枚数は1枚、月宮様の残りカード枚数は7枚、樹砂様の残りカード枚数は21枚、賀留多様は勝ち抜けです、青山様の残りカード枚数は20枚、田所様の残りカード枚数は3枚です。脱落者は樹砂様です」
「やっぱりね、ちょっと気分が悪かったの」
そしてぬいぐるみを連れ、十字架に掲げられた。
「さて、賀留多様こちらにいらしてください」
連れられたのは暗い部屋だった、そして椅子が2つあった。私はその一つに座った。
(何だここは……床が豪華だし……)
そして変化があるまで、私は豪華な椅子に座った。
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