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{完結済み}アンラウンドゲーム  作者: 猫こんた
chapter4 進む者、去る者 非現実編
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60話 第二ラウンド 自殺行為

5枚のカードが配られた、現在ワンペア、攻めるには少しだけ心もとないフォールドをするか……?

挿絵(By みてみん)

「みんな、フォールドをした方がいいよ」

そう樹砂さんが言った時、カードを見せてくれた。

「ふふふ、つむはJOKERを持ってるよ、ほら、降りないの(フォールド)?」

その言葉は、明らかに余裕のある声、そして心だった。

(何か……まずい!)

私は何かを感じ、フォールドをした。

(何故JOKERを見せるんだ……まさか……ッッ!!!)

私は頭の中でこんなことを考えていた……

(ストレートとフラッシュ、それ以下だと見せても不利になるだけ、フルハウス以上かッ!!!)

私の顔を見た樹砂さんはにっこりと笑った。

「じゃ、♡の3だけ、交換しちゃおうかな」

樹砂さんはそういった、♡の3を絡めたフルハウス以上の可能性はなくなった。

(何を狙ってるんだ……)

そうして私はフォールド、樹砂さんはレイズ、青山さんはコールをした。早乙女さんはレイズをしたが、ちょっとだけ顔が歪んだ。そして交換カードが配られていった、樹砂さんは場を引き裂くようにこう言った。

「オールインだよ」

樹砂さんは2100枚、オールインをした。一回言っておく、このゲームは生き残るための……

「それと、早乙女さん、カード3枚、見せてください」

「……いいですよ」

そして早乙女さんは樹砂さんにカードを見せた。樹砂さんの心を覗いた、すると……ものすごく生きたいという感情が見えた。

「私はフォールドで」

青山さんがそう言った。

「なら、わたくしは、コールで」

早乙女さんがこういった。そして、カードがめくられた。その結果……

挿絵(By みてみん)

樹砂さんの手はJOKERをQで見ると、Q-フォーカード、対する早乙女さんはワンペア。

「……これって」

「ああ、わたくしのコインは0ですよ」

その時、早乙女さんはこの場を後にした。

「では、またいつか、会う時までに」

そして早乙女さんは暗闇に消えていった。

「……」

監視役の人はカードを配り始めた、そして樹砂さんは勝ち抜け……一人を退場させれば……勝ち抜けできるのか……

「ねぇ、早くしましょう……」

「あ……ああ」

そして次のラウンドが始まった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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