表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
{完結済み}アンラウンドゲーム  作者: 猫こんた
chapter4 進む者、去る者 (非)現実編
58/72

57話 第4ゲームの狼煙

起き上がった、そしてこんなアナウンスが鳴った。

「これから一時間後に第四ゲームを開始いたします、時間になりましたら中央ラウンジに待機願います」

どんだけ寝てたんだよ私!?まぁいいや、次のゲームを知りたいから犬さんに聞きに行こうか。

「どこにいるかな~」

私は犬さんを探しに食堂に行った。

「うえーい、テキーラー一丁!!!」

「犬さん……どうしたの……?」

「ハッ……」

犬さんは周りからの空気で終わったなと思われた。

「これは違うの、これはその……あれよ、牛が仕組んだのよ!」

「ブモッ!?」

当の牛さんは明らかに無実なのに押し付けられて戸惑っていた。かわいい。

「……カァンカァン」

牛さんは鐘を鳴らし、透明になった。

「犬さん、あなたが始めたんでしょ?」

「げっ……ばれてたか」

「まぁ、羊さんがワニキャップを被って、犬さんも真似していたから、そうだろうなって」

「なにがそうだろうなって!?」

そして私は犬さんを連れて自室に連れ込んだ。

「あれ、襲われるの?私」

「違うから、次のゲームを教えてよ」

「あー、その事ね、てっきりやり返されると思ったよ」

「やり返されるって、どういう事なんだ?」

「分かってないのね、まぁいいわ、次のゲームはポーカーだ」

「ポーカーってやったはずなのに、どうしたんだろう」

「ふっふっ、ポーカーはポーカーでもドローポーカーだよ」

「ドローポーカー……」

「そうそう、テキサスポーカーとは違って手札に5枚配られるの、1度だけカードの交換が許されるんだ、もし1巡目で勝てなさそうだったら参加料の200コインを捨てて降りるのも手だよ、その時、賭けてたコインは戻ってくるから安心してね」

「へぇ、テキサスポーカーよりちょっとましなやつなのね」

「そして今回のポーカーもJOKERが紛れてて賭けコイン二倍とオールマイティーだから、気をつけてね」

そしてアナウンスが鳴った。

「時間になりました。中央ラウンジにお集まりください」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ