56話 睡眠すやぁ( ˘ω˘ )
だけど眠気が凄いので寝る、どうして眠気がするんだろう……?寝たいからかなぁ。
「私は寝るよ、話し合うんだったら外でね」
「はーーい」
そして部屋の中は私一人になった。
「さてと、顔を洗って寝るか」
久しぶりに心地よく寝るために顔を洗った。
「クマが出来てるな……」
私は顔を洗いながらそんなことを考えていた。
(しかし、考えることが少なくなってるな、素数でも数えてみるか)
そんな私は奇妙なことに気が付いた。
(2.3.5.7.11.13.17.19.23.29.31.37.41.43……ちょっと待って?)
そしてこんな紙を取り出した。しかし、この紙の字、汚いな……誰が書いたんだ……って私か。
そう、参加番号と素数が一致していた。
「キャー!!!」
思わず絶叫をしてしまった、その声に入ってきたのは犬さんだった。
「どうしたぁ!」
「これ見て見て!?!?」
「これは、参加番号だな、それがどうしたんだ?」
「そして素数、照らし合わせたら、9番は素数じゃない」
「なるほど?如月と素数はどういう関係だ?」
「恐らく、如月がこのゲームの事を企んでいる、それに前ゲーム、如月が死んだという映像が無かったんだ」
「それで?」
「恐らく如月は生きている、そして、どこかから監視をしているんだ」
「監視ねぇ……」
「それでなんだけど、どうやってここを抜け出すか、なんだよね」
「抜け出す……か」
「それでなんだけどね、妙案を思いついたんだよ、私が優勝して、あなたが羊さん以外の仮面の人を射殺、そして私と羊さん、犬さんの記憶を元の肉体に移す、そしてほかの人の魂、そして記憶を元の肉体に戻す。ただし戻すのは参加者と羊さんと犬さんだけ、他は弊害になる」
「へ……へぇ、ちょっとえぐいけど、やってみるよ」
そして私は眠った、犬さんにお腹をポスポスされながら。