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{完結済み}アンラウンドゲーム  作者: 猫こんた
chapter4 進む者、去る者 (非)現実編
56/72

55話 沈黙を破る喧しい声

沈黙は数分、いや、数十分と続いた。その沈黙は一人の喧しい人によって打ち破られる。

「なんや?通夜式みたいな空気を出して」

「あのねぇ、6人死んでるのに、陽気な空気を出してるあなたの方が羨ましいよ」

そして喧しい声がちょっとだけ収まった。

「それとさ、いつ次のゲームが始まるんさ」

「分からないんだ、こっちはこっちでバタバタとしてるからね」

「どうしてバタバタとしてるの?」

「運営側の人が死んだんだよね、頭に一発ずつ、プロの犯行だね」

恐らく犬さんの犯行だ、だけど頭に一発ずつかぁ……手馴れてるね。

「それでゲームの進行が遅れてるのよ」

「へぇ、誰がやったんや?」

「分からないんだ、どうしてあの部屋に監視カメラを着けなかったのか、悔やまれるよ」

その時、犬さんが部屋にやってきた。

「あ、犬はんやないか」

「チョリース!!!」

何故かスーツにスカート、そしてガニ股、どうしたそのテンション。

「どうしたんですか、犬さん」

「いやぁ、2人の死体があったんだろう?」

「そうですが……まさかですけど」

「ご名答、3ポイントあげる」

「そのポイントどこで使えますの!?」

「知らん」

そして私たちの空気がどんどん明るくなっていった。

「そういえば、次のゲーム、明日だってさ」

「そうかぁ、今回も生き残らんとな」

「そうだね、私たちならできる」

特大フラグをおったてているが、生き残って見せる。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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