54話 うまそうな肉
私と七海さんはカップラーメンを見ながらものすごい顔芸をした。
「どうしたのよ二人……ものすごい顔だけど……にらめっこか?」
「……まるで犬と猫です」
「あ、今私の悪口を言った、泣いちゃうぞー」
そして私たちはカップラーメンを隠してある場所からカップラーメンを取ってきた。
「あ、あいつら私たちのマネをしてる」
そして私たちにも肉?を入れてもらってお湯を入れてもらった。
「さてと、三分だ、三分」
「どうして2回言ったのよ、七海さん」
「私もちょっとふざけないとなってね」
そして七海さんは3分経つまで食堂をカニ歩きをしていった。
「さて、三分経ったぞ、こっちこーい」
そしてカップラーメンを開けた、うまそうな匂いが漂ってきた。
「いただきますっ……うんめぇ~」
そして私はカップラーメンを平らげた。
「そういえば、あの場所、行ってみないとな」
私は一人で墓場に向かった。
「やっぱり、増えてるよね……」
墓石が6其になっていた。
「……手を合わせておこうかな」
私は手を合わせた。だけどこの体には魂があるのか、分からない。
「さて、自室に行くか」
私は自室に入った、何をしたらいいか、分からなかった。
(あれ、どうして私は生きてるんだろう?)
その時、羊さんがやってきた、久しぶりに見るな……
「元気じゃなさそうだね、大丈夫か?」
「大丈夫だと思いますか?」
「いいや、ごめん」
そして沈黙が流れた。