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{完結済み}アンラウンドゲーム  作者: 猫こんた
chapter3 復讐は何も生まないは偽り 非現実編
49/72

48話 第三&第四ラウンド 仕込みの天才

ディーラーが早乙女さんにカードを渡した。

「では、お願いします」

「これって……どういう事なんだ?」

「書いてませんでした?最初に勝ちぬけした人はバンカーを変わると」

「そうだっけなぁ……まぁいいや」

すると誰かが耳打ちをしてきた。

「TIE」

その声の主は七海さんだった。私は心を覗いたが、TIEを狙えと、言っていた。

(ええ、わかったわ、だけど失敗したらただじゃおかないからね)

そしてカードを配られていった。掛け金は私はTIEに600コインを賭けた、如月さんはバンカーサイドに2000、田所さんはプレイヤーサイドに200コインを賭けた。すると如月さんは不満げにこういった。

「あなたはイカサマなんて、しないんだろうな」

「いいや、私はイカサマなんて、したことは無いぞ」

挿絵(By みてみん)

「そういえばさ、ここに連れてこられる前、どうだったんだ?」

「それって、どういう事なんだ?殺人鬼」

その言葉を聞いた七海さんの目がギラっと如月さんに向かった。

「ここに連れてこられる前、私は学校に登校してきたんだよね」

「へぇ、私は館の中にいたんだ、ここは窮屈だ」

そしてみんなは3枚目のカードを引き、ディーラーが私と如月さんの分の三枚目を引いた。それがこんな結果になった。

挿絵(By みてみん)

私はTIEで如月さんは負け、田所さんは勝った。そして私は勝ち抜けた。

「これ、イカサマじゃないの?」

「自分が不利になったらイカサマと騒ぎ立てるのか?運がない、お・ば・か・さ・ん」

そう七海さんが言っていた、怒らせたら怖いな……

「あれ、怖がらせた?賀留多ごめーん」

そして次のラウンドに入った。そして如月さんはTIEに1000、田所さんもTIEに1250コインを賭けた。田所さん、ここで決めるつもりだけど、TIEはそんな出るものじゃないんだよ……

挿絵(By みてみん)

そして二人は無言のまま3枚目を引いた、そしてディーラーも3枚目を引いた。

「どうして話さないんだ?」

「そりゃ集中してるからね、まっ、その集中は無に帰すけどね」

そしてカードをオープンした。

挿絵(By みてみん)

田所さんはTIEで勝ちぬけ……如月さんは負け、そしてルールで一人になった時、脱落と。

「ははは……いいさ、14分の1なんて、勝てるわけないんだ」

「ここのテーブルは終わりましたか、では、お待ちください」

そして隣のテーブルで終わるのを待った。

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