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{完結済み}アンラウンドゲーム  作者: 猫こんた
chapter3 復讐は何も生まないは偽り (非)現実編
46/72

45話 次のゲームは……

私は今、なぜか牛さんにエプロンを着せられていた。兎の仮面の人と月宮さんも一緒だった。

「何が起こるのやら」

「やれやれ、後で叱っておかないとですね」

「どうぞ」

目の前に出されたのは、きんぴらごぼうだった。

「なんで私には人参なんだ?」

兎の仮面の人は蒸かした人参が置かれていた。ちゃっかり水蒸気も上がっていた。

「いえ、兎なので」

「兎でも人参は嫌いなんですよ、きんぴらごぼうをください」

「はいはい、だけど蒸かした人参は口に突っ込む」

「もごぉ!?」

私はきんぴらごぼうを口にした、砂糖の甘さといい歯ごたえ……好き。

「こりゃうめぇな……」

「たまんねぇなぁ、牛の野郎はぁ」

「おい黙れ」

「アハー」

「黙って食え」

そして私はきんぴらごぼうを食べた後、犬さんにこのことを言いに行った。

「ええなぁ……私も食べに行こうかな」

「行ってみ」

「いいや、下に行ってから、こっそり食べようかしら。そういえば、次のゲーム、バカラっていうゲームらしいのよ、必勝法はないけど、勝率を上げるなら、とある法を使ったらいい、それはモンテカルロ法、今回の初期所持コイン枚数は3000、それで賭けるコイン数は自由、最初に3000かけてもよし、100から出もよしなんだ、だけど最低ベット枚数は100に設定されてるからね」

「そのモンテカルロ法ってなんなの?」

「100・200・300をメモしておいて、最初に両端の100と300を合わせた400枚をベッド、そして勝ったらその両端を消して、200をかける、そして負けたら200の横に200を書く、そして勝ったら消し、負けたら負け分の枚数を書く、そして書いてある奴が全部消えたのなら、また100・200・300を書くっていう作業をする、あくまでも生存優先だからね、無理な勝負はかけられないよ」

「難しいね、そのやり方」

その時、アナウンスが鳴った。

「これから一時間後に第三ゲームを開始いたします、時間になりましたら中央ラウンジに待機願います」

その事に犬さんはちょっと驚いていた。

「ちょっと!?早くない!?」

「早いの?」

「私の予想では数時間後なのに……」

そしてバカラのルールを教えてもらった。


その一方で、七海さんは。

「すまない、手を貸してくれないか」

「どうしてですの?」

「早乙女さんの手、イカサマがばれないんだろう」

「そうですが……」

「だからクアッドエースを出せたんだよな」

「そう、あれは私の能力、どこで手に入れたか、分からないんですよね」

「あれか?極道に迎え入れられたっていう事だから、あれか?〇〇〇(禁止用語)をやってたからなのか?」

「ああ、下ネタですけど、すぐびゅって出ていたので、恐らく」

「それだったら、協力してくれないか、如月を潰すために」

「ええ、あの方の言っていることは、任侠に反するので」

「そういえば、どこの組の出身なんだ?」

「……脅迫ととらえないでくださいね、大和組です」

最後まで見てくれてありがとうございます。

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