34話 第一ラウンド 不思議な移動をするカード
座席
Aグループ 早乙女 如月 月宮 賀留多 樹砂 楪 秋月
Bグループ 町田 青山 七峰 田所 薄荷 七海
席順はこうだ、その席順に着いた、ディーラーは蛇の仮面の人だった。そして賭けコインを出した。
「じゃ、カードを配っていくぞー」
カードが配られていき、私のカードは♤の5と♢の10だった、そしてみんなのカードの一枚目が明らかになった。
(さて、合計が15、ディーラーは5、犬さんの事を思い出してみろ……数字の合計が12~16でディーラーカードが7以上だったら降り、それ以外だと攻め……だったらヒットか!)
「私、ヒットするよ」
その時、カードが入れ替わる感じがした、でも目には見えていない、すると早乙女さんがこういった。
「わたくし、21ですけど?」
「そうか、なら1250枚だ、もらっとけ」
なんだこのディーラー、ムカつくな。
「じゃ、わたくしは傍観いたしますわ」
そしてヒットしたのは私・樹砂・如月・秋月 だった、そのうち秋月さんだけがバーストをした。
「なんでだー!」
秋月さんの手札は8と何かだ、もしディーラーが15で秋月さんの手が16だと攻める理由がない、だとすると14以下の手でバースト、8以上出たのかな……そして今の手札状況はこれだ。
「じゃ、次のヒットの人は誰だ?」
その声に対する答えは沈黙だった。
「じゃ、カードめくっていくぞ」
そしてディーラーがヒットをしていった、そしてカードを開けるときだ。そして結果発表、結果はこうなった。
最大行動回数に到達したディーラーは15だった。その結果、勝ったのは早乙女・如月・月宮・賀留多・樹砂だった、残りコインはこのようなことになった。如月さんは楪さんから謎の施し……?を受けているからトップだ。
早乙女 3750
如月 5000
月宮 3500
賀留多 3500
樹砂 3500
楪 1000
秋月 2500
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