24話 後ろめたい事件。
七海さんが居そうなところ……どこなんだろうか……?
「食堂を見てみるか、探してたら見つかるだろうし」
私は食堂に入っていった、そこには如月さんと早乙女さんが抹茶を飲んでいた。
「あら、人殺しがきましたよ?」
「こら、如月さん、人を人殺しって言わないの」
「七海さんって、どこにいるかわかる?」
「あなたに教える筋合いはないですの」
すると早乙女さんが教えてくれた。
「多分娯楽室かゴーカート室かもね、それと如月さん、牛を殺したら、牛殺しと呼ばれるのですか?」
「ぐ……ぐぬぬ……」
「ありがと、ちょっと探してたからね」
私は娯楽室を覗いた、七海さんはいなかった。
(ならゴーカート室か、行ってみるか)
私はゴーカート室の扉を開けた、目の前には……町田さんと七海さんがゴーカートでドリフトを決めていた。
(なんていう……ドリフトなんだ……)
「ねぇ、七海さん、話したいんだけど、いい?」
「いいってわぁぁぁぁ!?!?」
七海さんの乗っているゴーカートが派手にスピンした。
「いってぇなぁ……それで、話って?」
「楪さんとの関係」
「……その事は話せない、すまない」
「どうしてなの?」
「私のポリシーがダメと言っているんだ、すまない」
後ろから声がかかった、楪さんだった。
「いいじゃないの、私と七海さんの秘密じゃないんだし」
「いいのか……?」
「うん」
わたしと態度が違う、どうしたんだ……?
「なら……話すが……ほかの人には言うなよ?」
そうして七海さんと楪さんとの関係を話してくれた。
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