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{完結済み}アンラウンドゲーム  作者: 猫こんた
chapter2 白とクロ (非)現実編
24/72

23話 マシンガントークに飽き飽き

月宮さんのマシンガントークを聞いてたら判断力がどこかに消え失せるんだよね……どうしてなんだろう。

「まず、死に戻りの定義ってのはね、精神がセーブポイントに戻ることなんだよね、

「現実だからセーブポイントはないんだよな」

「現実だからセーブポイントがない、だから魂とかを吸ってると思うんだ」

こうして長々とマシンガントークを繰り広げられた、私はもう飽きていた。記憶がこの事を忘れ去ろうとしている。

「要するに魂が戻ってるのね」

「そういうことー」

町田さんは泡を吹いて倒れていた。

「私のマシンガントークを聞いてるとたまにこんな感じになるんだよね、死んでないから安心して」

「寝てるだけなの?」

「そうそう」

私はそっと町田さんの部屋から出ていった。

(さて、何をしようかな)

私は誰かと話をしに行こうかなと思った。そしてたまたま楪さんがいた。

「楪さん、今ヒマです?」

「ええ、暇すぎてここを歩いてたんですよ」

「ちょっと話さないか?」

「いいですけど……ちょっと……女性の方は……」

「どうしたの?」

「いや……なんでもないでしゅ!……カンジャッタ」

「大丈夫!?口から血が出てるけど!?」

「大丈夫です……触って確かめてくださいよ」

「いいけど……ちょっと舌の皮が剥がれちゃってるね……」

すると楪さんは口を閉じた。

「ちょ……何してるのよ」

「ほほほ……」

指を舌で舐めまわしていた、私は気味が悪くなって指を引き抜いた。

「あっ……」

「あっ……じゃないのよ、なんで指を食べようとしたの?」

「ごめんなさいっ……けど……七海さんにしてもらったことをやっただけなのです……」

楪さんと七海さんの関係性って……どういうのだろうか……?

「大丈夫だ、ただ……不思議な体験をさせてもらった」

こうして私は楪さんと一旦分かれた。

(七海さんに楪さんの事、聞いてみてもいいな……)

私は七海さんを探しに行った。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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