18話 必殺どこかで見た溝落とし
「これって、ゴーカート……なのかな」
タイヤが本格的なゴーカートだった。
「これに乗ろうよ」
町田さんは黄色のゴーカートに乗るようだ。私は白と黒のゴーカートに決めた。
「よし、スタートポジションに着いたね」
「何を始めるのか、分かるんだけど、虚しくない?」
「3!2!1!GO!」
「私の事無視してるの!?」
私はアクセルを踏んだ。最初のコーナーで私は全速力で踏み込んで曲がり切れなくて壁に激突した。
「やべぇ」
町田さんとの差が広がっていった。
「どうして上手なんだよ町田!」
「こう見えてゲームセンターでやってたんだよぉ」
コーナーを抜けていった時私のゴーカートが町田のゴーカートを抜かしていった。
「おらおらぁ!」
私はいつの間にか巷の珍走族まがいな事をしていた。
(このコーナーを攻めたらタイヤが溝に入りそうだなぁ……)
私はコーナーをアウト側で攻めた。町田はと言うと。
「ここだ!」
タイヤを溝にひっかけて私を追い越していった。
「なんだよそれ!?」
そのままゴールした。何だったんだろうさっきの技は……
「コーナー終わった後、どうしてあんな加速力あったの?」
「あれこそ、ゲームセンターで習った溝落としなんだぁ~」
私は悔しくなってゴーカートを一人で遊んだ。
「やっぱりこれ楽しいねぇ……」
私は一人でゴーカートを楽しんでいた。
「先客がいた~」
そこには田所さんがいた。
「田所さんだぁ~面白いぞーこれは~」
私はコースを回りながら言った。舌を噛みそうだったな……
「ほかの部屋に行かない?」
「田所さん、後でゴーカートやろうよ」
「いいねぇ」
そして私は別の部屋に向かった。
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