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{完結済み}アンラウンドゲーム  作者: 猫こんた
chapter1 甘い果実と苦い現実 非現実編
16/72

15話 内通者

「誰ですかー?今私は寝ようとしてましたよー」

「それは失礼だったね、ベッドの上に失礼するよ」

私のベッドの上に羊の仮面の人が座った。

「そういえば、ここカメラありますけど……」

「それはねぇ、女子の寝相なんて、変態しか見ないよ、だから電源が切れてるの」

すると紙を私に渡してきた。

「これ、さっき話してた内容、こっそり聴いてたんだよね、内通者がなんだって?」

(聞かれてたのか!?だったら……)

「まぁ、ここの掟に触れたから、処分しないといけないけれど……あいにく、私はこのゲームに物申したいからね」

「と……と言うことは……」

「そう、私が裏切者、それで、町田ちゃんの前回のポーカー大会のU-15の優勝者だ」

すると、私の両手首を握ってきた。

「情報を渡したんだ、その対価、払ってくれ」

すると、羊の仮面を外した。その顔は、まるで……アイドルで食っていけるような顔だった。

「うむぅ!?」

何故かキスをしてきた。

「これぐらいでいいでしょ、本当は仮面を外すのは規約違反だけれど、キスするときに仮面を着けてたら怖いじゃないの」

「……」

「じゃ、町田ちゃんの部屋に向かうとするか、ついてきて」

「えっ……ほかの人はどうするの?」

「そりゃ、見張りは全員寝静まってるのよ、だから私が来たってわけ」

「……そうなのね」

私たちは町田さんの部屋に突撃した。

「町田さん、失礼するよ」

町田さんはカップラーメンを食べていた。

「ん~」

「カップラーメンを持ってきてたとはね……」

「なんでここにあいつらが!?」

「ふふふ、これは規約違反だけど、この子と居るってことは、分かってるよね、町田ちゃん」

「どうして私の名前を……」

「だって、あなたが出場したポーカー大会の前回優勝者だからね」

「……噂で聞いたのか」

「話し合おうと思ってね、カップラーメンを出しやがれ」

「声とテンションの差が凄いよ!!」

こうして、私と町田さん、あとは羊さんがカップラーメンを食べながら、作戦会議を始めた。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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