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{完結済み}アンラウンドゲーム  作者: 猫こんた
chapter1 甘い果実と苦い現実 非現実編
13/72

12話 3ラウンド目、一撃必殺。

現在ポジション

SB  秋月

BB  小鳥

UTG 賀留多

EP2 七海

MP1 田所

MP2 薄荷

BTN 七峰

「ではぁ、カードオープンしてくださぁい」

私はカードをめくった、♤の2と7だった。そして田所さんがちらっと見せてくれた。♤の6と♡の10だった。

挿絵(By みてみん)

(少し手が悪いな、それにこれに勝つ必要がないんだ、ただ最下位を避けるんだ)

私はフォールドした、すると七海さんと小鳥さん以外、フォールドした。

「なっ……」

(七海さんと小鳥さん以外、手が悪かったのか!?)

そうして3枚のコミュニティカードをめくった、二人は夢中になってみていた)

挿絵(By みてみん)

私は二人の心を読んだ、七海さんの心は……何も読めない、どうしてなんだ……?

(なんだこの黒く渦巻いた心は……)

私は小鳥さんの方を見た。

(強そうな顔をしている、強い手なのか?)

すると七海さんがこんなことを言っていた。

「レイズだ、小鳥、お前もそうだろう」

「……ああ、勝負は一位じゃなきゃ、意味がねぇもんな!レイズだ!」

こうしてベットされているチップが4250枚になった。

「小鳥ぃ……これからはチェックだよなぁ……」

七海さんからはオーラが出ていた、何のオーラかは分からなかった。

「ああ、これ以上、賭けても意味がない、正真正銘の一騎打ちだ」

「フフフ……なら、めくってくれ」

4枚目のコミュニティカードをめくった。

挿絵(By みてみん)

「……そうか、なら、私はオールインだ」

小鳥さんはオールインをした、そして、七海さんはこう言った。

「ッハハ……」

どこかかすれた声で笑った。

「ハハハハハハハハハ、面白いなぁ!小鳥ィ!俺もオールインだ!さっき言ったこと、やっぱやめたは無しだ!!!そしてこれで後の勝利を買う!」

こいつら……気が狂ってやがるッ!!

「これこそポーカーだ!いいねぇ!」

「これってぇ、もう最後まで進めちゃってもいいかなぁ」

ドン引きした声で二人に呼びかけた。

「いいよ!!!もう、止まることを知らないんだ!」

そして5枚目のコミュニティカードをめくった後、小鳥さんはこんなことを言った。

「KとJのツーペアだ!!!」

その時、七海さんの空気が凍った。

「へぇ、そうなんだ」

そう冷えた声でカードを叩きつけた。

「♢のA-K-Q-J……そしてJOKERの10ッ!!!ロイヤルストレートフラッシュだ」

「……は?」

それは最上級の役、何も勝てない、最強の役だった。そして私たちの手もオープンしていった。

挿絵(By みてみん)

「そんな……はずは……ないだろぉぉぉ!!!」

そう、小鳥さんの現在のチップは-33500枚、JOKERで16750枚が二倍になっている。そして七海さんの持ちチップが33500枚、とてつもないことになっている。それに気が動転した小鳥さんは七海さんに殴りかかった。

「それは許しませんよぉ」

犬の仮面の人の乳壁で拳がはじき返された、そして隣のゲームが終わるまで、私たちは待った。

最後まで見てくれてありがとうございます。

少しでも続きが気になる、それか面白ければブックマーク・評価・いいね・感想とレビューをお願いします!

評価が自分のモチベーションになってハッスルハッスルするのでよろしくお願いします!


小言

これ実は一人ポーカーしているときに出てきたんです、最初はやりすぎだと思ったが、そのまま出しちゃいました。この後が楽しみですねぇ……(ゲス顔)

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