第十四話 『記消の術』
一年が終わり新しい一年が始まる
説明会に向けて雪夜たちは準備を進めていくのだった
如月家 茶の間
如月 雪夜 あともう少し…
龍一郎 雪夜、大丈夫か?
如月 雪夜 はい。忍びですので、これぐらいは大丈夫です。
龍一郎 いや、お前毎日朝早くから医師として仕事してるんだから…
如月 雪夜 ミラと少しお昼寝をしたので大丈夫です。
龍一郎 ならいいんだが…
泰誌 亮魔 さて、そろそろか。
深夜 賑やかに迎えられるのはいいな。
如月 夜琥弥 ………
ゴーン ゴーン ゴーン ゴーン ゴーン
如月 雪夜 あけましておめでとうございます。
如月 夜琥弥 今年もよろしくな雪夜。
如月 雪夜 はい。兄様。
深夜 雪夜。そろそろ俺のこともお兄ちゃんって呼んでくれないのか?
如月 雪夜 …では…今年もよろしくお願いします。深夜兄様。ニコ
深夜 グハッ
如月 雪夜 !深夜さん。大丈夫ですか?
深夜 あぁ。平気だ。
泰誌 亮魔 さて、酒飲むか。
ササ [亮魔はどこに隠し持っていたのか酒を取り出しす。]
深夜 !?りょ、亮が…酒…だと…
昔は任務に支障が出るからって俺が誘っても断ったじゃねぇか!
泰誌 亮魔 今はいいんだよ。
深夜 ………そうかよ。よし!夜琥弥お前も飲むだろ。
如月 夜琥弥 いや、俺はいい。それから、呼び捨てをするな。
深夜 釣れないこと言うなよ。ほら。
[深夜は無理やり夜琥弥に酒を飲ませる。]
如月 夜琥弥 んぐっ ごく [夜琥弥は酒を一口飲むとその場に倒れてしまう。]
如月 雪夜 に、兄様…
泰誌 亮魔 やめとけ、そいつ酒よぇから。
深夜 先に言えよな。俺のせいだし、部屋に運んでくるか。
[深夜が夜琥弥の腕を肩に回して運ぶ]
泰誌 亮魔 おー
龍一郎 なんか、去年より賑やかになったな。
如月 雪夜 深夜さんがいらっしゃって兄様も楽しそうです。
龍一郎 そ、そうか…?
如月 雪夜 ……龍君。あけましておめでとうございます。
龍一郎 ………おう。今年もよろしくな。
如月 雪夜 はい。
泰誌 亮魔 はいはい。イチャつくのは俺がいなくなってからにしてくれ。
龍一郎 いちゃつく?
如月 雪夜 それは何ですか?
泰誌 亮魔 俺もよくわからないが、異性同士で仲睦まじくすることだって
行きつけの店のお姉さんが言ってたぞ。
龍一郎 な、仲睦まじく…
如月 雪夜 私が兄様と亮魔先生が会った食事処ですか?
泰誌 亮魔 あぁ。
如月 雪夜 とても面白い方でした。
龍一郎 そ、そうか…
[深夜が夜琥弥を部屋に寝かせて戻ってきた]
深夜 んじゃ、ちょっと出かけてくるわ
如月 雪夜 ?どこにですか?
深夜 ちょっとな。
如月 雪夜 そうですか…わかりました。いってらっしゃいませ。
深夜 おう。
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[新しい一年を迎え説明会に向けて修行を行う]
如月家 裏庭
キン キン
シュ ササ
龍一郎 はっ!
シュ
キン
如月 雪夜 ………
泰誌 亮魔 そこまで!
如月 雪夜 ありがとうございました。
龍一郎 今日は調子良かったみたいだな。
如月 雪夜 はい。
龍一郎 ………
如月 雪夜 あっ、泰誌先生。頼みたいことがあるんです。
泰誌 亮魔 ?なんだ?
如月 雪夜 記消の術の修行はどうすれば良いのですか?
泰誌 亮魔 方法としては
妹さんが俺に術をかけて俺が耐える。簡単だろ?
一回やってみろ、どのくらいか知りたい。
如月 雪夜 わかりました。(《記消の術》)
シュゥゥゥ
泰誌 亮魔 グッ
(結構…強力だな…さすがだ…)
如月 雪夜 はぁ
泰誌 亮魔 こんなものか?
如月 雪夜 すみません…
泰誌 亮魔 (甘やかしたら駄目だ。厳しくして当日までに磨きあげる。)
明日から本格的にする。
龍には妹さんの術を広範囲に広げてもらう今のままじゃ足りない。
龍一郎 あぁ。
泰誌 亮魔 今回はこれで終わりだ。
雪夜・龍 ありがとうございました。
[雪夜と龍一郎が去る]
泰誌 亮魔 出てきていいぞ。
ササ
如月 夜琥弥 ………
泰誌 亮魔 ?それは?
如月 夜琥弥 父上の刀だ。
[夜琥弥が亮魔に刀を渡す]
泰誌 亮魔 ………駄目だ。少しさびてるし、ここ欠けてるじゃないか。
如月 夜琥弥 ………
泰誌 亮魔 これじゃ、人はきれないぜ。
如月 夜琥弥 そうか……
泰誌 亮魔 新しいのを買えばいい。まぁ、今はこれを貸してやる。
[亮魔が自分の持ってきていた刀を渡す]
如月 夜琥弥 ………
泰誌 亮魔 どんだけ嫌なんだよ…
如月 夜琥弥 早く、始めろ。
泰誌 亮魔 お前なぁ…
はぁー…まぁ、それがお前なんだけどな〜…
もういいや。まず、お前が歌舞伎で鍛えた成果を見せてもらう。
シュ
如月 夜琥弥 あぁ…
シュ
泰誌 亮魔 はっ
シュ
如月 夜琥弥 ふっ
シュ キン
泰誌 亮魔 まずは基本の受け止め…動きはいいが歌舞伎の癖か?
体勢が見せるかのようで手に力が入っていないぞ。
如月 夜琥弥 くっ
シュ
タタ
如月 夜琥弥 はぁ!
シュ キン キン
泰誌 亮魔 流石に体力はあるな。
だが、素早さが足りない!
シュ キン キン
泰誌 亮魔 おい、どうしたんだ?
如月 夜琥弥 まだまだーー
シュ
泰誌 亮魔 ……終わりだ。
如月 夜琥弥 …参った…
泰誌 亮魔 そんなんじゃ妹さんを守るなんて遠い夢だな。
如月 夜琥弥 ………
泰誌 亮魔 実力はわかった。
お前も聞いていたと思うから言わないが説明会まで仕上げるぞ。
如月 夜琥弥 あぁ。
泰誌 亮魔 まず、聞きたいことがある。
お前は、妹さんのために人を殺すか?止めるか?
如月 夜琥弥 刻によるな。
泰誌 亮魔 …そうか。それじゃまず、急所を教えてやる。
如月 夜琥弥 わかった。
[それから、雪夜・龍一郎・夜琥弥の修行が本格的に行われた]
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如月 月ノ宮学園 広場 説明会一ヶ月前
泰誌 亮魔 これより、一ヶ月後に開催される説明会について説明する。
月影忍者隊第二部隊隊長 最上正悟
最上 正悟 はい。
タ、タ、タ、タ
最上 正悟 説明会には、一年、ニ年生の強力して貰いたいと思い
今日、説明しようと思う。
開催するのは、入学生に入学した時に不安になってほしくないからだ。
そして、今から本番に向けて分担をする。
学園内案内班は俺のところに
制服については伊能のところに
学校の授業の説明を桐生のところに
先輩方の授業の見学を水野のところに
授業の実践を泰誌のところにいってくれ。
それでは移動開始。
生徒 なぁ、どこ行く?
生徒 俺は制服だな。あんな美人のところで動けるんだぜ。
伊能 凛 ………
生徒 そ、そうだな。
[凛の美貌がほとんどの男子生徒を惹きつけ早い者勝ちのようにすぐに集まった]
ーーーー
生徒 どこ行くの?
生徒 私は、授業の見学のところ。水野さん、可愛いじゃん。
水野 斉一 すぅー すぅー
生徒 確かに〜
ーーーー
生徒 ねぇねぇ。どこ行く。
生徒 う〜ん。泰誌先生のところかな。
生徒 そうだね。最近、違うことで忙しそうだし。
生徒 もしかしたらこっちの準備はそっちのけで忙しそうじゃ無さそう。
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生徒 お前さんはどこに行くんだ?
生徒 僕は桐生先生のところ。
厳しくしてくれそうだし。
生徒 そっかぁー。俺とは別か。まぁ頑張れよ。
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不死原 ルイ ………
聖 蓮 どうかしましたか?
不死原 ルイ 怪奇様の様子が少しおかしい気がするのです。
宝裏 怪奇 ………
聖 蓮 本当ですね。何かあったのでしょうか?
宝裏 怪奇 ………
聖 蓮 怪奇。どうしたのですか?
宝裏 怪奇 …いや、大した事ではありません
二人はどこに入るのですか?
不死原 ルイ まだ、決まってません。
宝裏 怪奇 それじゃあ、学園案内のところ行きませんか?
如月さんにも会えるかもしれないですし。
聖 蓮 そうですね。
最上 正悟 ………
ーーーー
最上 正悟 全員決まったな。
今後の休み時間に説明会までの準備がある。
呼ばれたら行くように。
それから、大事な報告がある。
医療忍者のことは知っているな。
その医療忍者が今年入学してくる。
生徒 医療忍者って、あの授業でやった?
生徒 本当か?世界に一人や二人しかいないんだろ。
生徒 でも、最上先生が嘘をつくはずないし。
ざわざわ
泰誌 亮魔 やってくれたな。小声
宝裏 怪奇 ………
聖 蓮 ………
不死原 ルイ 医療忍者が?如月さんよりもすごいのかな…
聖 蓮 如月さん……!
(そういうことですか…)
泰誌 亮魔 俺からも報告がある。
全員 !
泰誌 亮魔 前は行かないって言ってたんだが、
この前聞いたら、医療忍者は説明会には行くって言ってた。
最上 正悟 !
宝裏 怪奇 ………
最上 正悟 (何故だ?何故今…!もしや生徒の前で自分も味方だと…
何を企んでいるんだ…)
シュ
最上 正悟 !
パシャ
[正悟の頭上にいきなり水の塊が現れ拡散する。正悟は自分の火術で蒸発させる]
水野 斉一 ねぇ、早く終わらせてくれない?
最上 正悟 (水野…水術を…)
はぁ…今日の集会は以上だ。解散。
ーーーー
シュ
ササ
泰誌 亮魔 急に何するんだ。
最上 正悟 何って、さっきの報告だ。
どうせ前から知っていたんだろ。
泰誌 亮魔 さあ、どうだろうな。
最上 正悟 一体、何を考えてる。
泰誌 亮魔 俺のことより自分の任務に行ってきたらどうだ。
最上 正悟 …ちっ
シュ
泰誌 亮魔 (…後は宝裏達に任せるしかないか…)
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月ノ宮学園 生徒会室
[説明会ついての集会が終わり放課後になる。
怪奇が生徒会室で資料をとりに来ると蓮とルイが待っていた]
宝裏 怪奇 ………
不死原 ルイ 怪奇様。体調でも悪いのですか?
宝裏 怪奇 いえ。平気ですよ。
聖 蓮 医療忍者のことですか?
宝裏 怪奇 ……蓮には気づかれますか。
聖 蓮 如月さんなんでしょう?
不死原 ルイ え!
宝裏 怪奇 ………あぁ。
聖 蓮 怪奇のその正直なところはいいですね。
予想だったのですが。確定しました。
宝裏 怪奇 今更隠しても無駄ですから。
聖 蓮 それより、如月さんは大丈夫なのですか?
宝裏 怪奇 わかりません。最近会っていないので。
このことは当日まで内密に。
聖 蓮 分かってます。
不死原 ルイ が、頑張ります。
宝裏 怪奇 ルイは分かりやすいですからね。
不死原 ルイ なっ
聖 蓮 あなたも例外ではないですよ。
宝裏 怪奇 それはどうでしょうか。
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月光医療医院 綺羅の部屋
如月 雪夜 〜♪
ミラ ピピ?
如月 雪夜 初めて月ノ宮学園に行けるからちょっと楽しみなんです。
バサ バサ
ササ
ミラ ピー
[ミラは髪留めの紐をくちばしに加えて雪夜に渡す。]
如月 雪夜 ありがとうございます。
[髪をまとめ上げて紐で結ぶ]
如月 雪夜 さて、いきましょうか。
ミラ ピー!
タ、タ、タ、タ
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古びた寺前
如月 雪夜 この巻物によると此処のはずなんですが。
ミラ ピー?
如月 夜琥弥 少し待ってみるか。
[目の前に女の人が現れる]
如月 夜琥弥 !
女の人 入学生の如月さんですね。
如月 雪夜 はい。如月雪夜と申します。
如月 夜琥弥 兄の夜琥弥と申します。
ナイト チュチュ チュ
女の人 こちらの寺は呪術で幻覚で見せているものなんです。
本来はーー
[寺の門が開くと中は寺ではなく違う風景が浮かび上がる]
女の人 さぁ、ご入場を。
[雪夜たちは女の人の指示に従い学園の領内に入る]
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月ノ宮学園前
如月 雪夜 あそこに何か書いてあります。
如月 夜琥弥 一度、集会室に行かなきゃいけないらしいな。
ミラ ピー
如月 雪夜 場所は…
龍一郎 雪ー!
如月 雪夜 龍君。
如月 夜琥弥 泰誌はどうしたんだ?
龍一郎 亮魔でしたら教師の仕事があるっと言っていました。
ミラ ピーピー
龍一郎 ミラを連れてきてよかったのですか?
如月 雪夜 泰誌先生に聞いたら動物を使っている術もあるからっと
おっしゃっていたので。
龍一郎 確かにそうですね。
如月 夜琥弥 そろそろ行くぞ。
如月 雪夜 はい。
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月ノ宮学園 集会室
如月 雪夜 此処ですか?
龍一郎 はい。あそこに座りましょう。
[集会室にはいくつもの机が置かれており雪夜たちはその机のそばに座る]
如月 雪夜 ………
龍一郎 緊張しているのですか?
如月 雪夜 はい。少しだけ。
満月 紅愛 雪夜様。
如月 雪夜 紅愛様!
満月 紅愛 会えて、よかったわ。
如月 雪夜 私もです。
女 入学生 ちょっと、あなた。
如月 雪夜 ?
女 入学生 紅愛様に馴れ馴れしいわよ。
このお方は華麗なる大貴族の満月紅愛様よ。
如月 雪夜 存じております
女 入学生 でしたら、身分をわきまえてここから去りなさい!
紅愛様。私たちとお話をしませんか?
満月 紅愛 ごめんなさい、遠慮しますわ。
女 入学生 え?
満月 紅愛 私はこの子とお話ししたいの。
あと…この子が噂の医療忍者だから気をつけて。
女 入学生 なんですって!
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説明会 一週間前 聖家
如月 雪夜 失礼します。
ミラ ピー!
不死原 ルイ ミラ!
ミラ ピピー!
如月 雪夜 蓮様。許可をいただきありがとうございます。
聖 蓮 構いませんよ。ルイ様からミラさんの話は聞いていましたので。
お会いしたかったのもありますから。
ミラ ピピ!
聖 蓮 皆様、ようこそおいでくださいました。
[雪夜、龍一郎、夜琥弥、亮魔、怪奇、紅愛、ルイ、蓮が集まる]
聖 蓮 今回は如月さんのことを皆様に打ち明けようと思いまして。
如月 夜琥弥 ………
満月 紅愛 打ち明けるとは、どういうことですか?
聖 蓮 如月雪夜さんは医療忍者なんですよ。
満月 紅愛 ・・・・・!?
雪夜様が…
如月 雪夜 秘密にしていて申し訳ありません。
(まさか、蓮様や不死原様にもバレてしまっていたとは…
宝裏様から謝罪の文をもらった時は驚きました…)
満月 紅愛 いいえ。秘密というのは隠すものです。
あまり、気になさらないで。
如月 雪夜 ありがとうございます。
聖 蓮 ……
泰誌 亮魔 はいはい。みんな真実を知れたところで本題に入るぞ。
一週間後、月ノ宮学園での説明会で妹さんはみんなの記憶から
医療忍者がこの学園にいると言うことを消す。
紅・ル・蓮 !
泰誌 亮魔 昔、医療忍者は、怪我人を治療することができることで
戦争で悪用された。実際に戦争で医療忍者が亡くなったこともある。
これを危機に感じた医療忍者は身を潜めた。
そして、医療忍者は貴重な存在となった。
如月 夜琥弥 つまり、雪夜の医療忍術を悪用されないために
医療忍者ということを知られてはならない。
泰誌 亮魔 説明会は月影忍者が全員集まる。
よほど、医療忍者を見たいんだな。
如月 夜琥弥 今、その話はいい。
不死原 ルイ 何故我達を此処に集めたのですか?
宝裏 怪奇 それは、作戦があるからだ。
紅愛・ルイ 作戦ですか?
泰誌 亮魔 あぁ。順を追って説明する。
まず、妹さんが医療忍者だってことを広める。
満月 紅愛 よろしいのですか?
如月 雪夜 記憶を消すには消すものがないといけません。
不死原 ルイ でも、医療忍者がいるってことだけじゃ駄目なのか?
聖 蓮 それに、記憶を消すっというのは呪術を使うのですか?
如月 雪夜 記憶を消す時は私の医療忍術を使います。
この術が各隊長や全校に効く確率を上げるためです。
小さな記憶だと気を使いすぎて途中で倒れてしまいます。
龍一郎 雪夜様には心臓の病気があり、
無理をすると発作を起こしてしまいます。
薬はあるのですが、悪化させてしまっては薬の効果がないのです。
如月 雪夜 ………
満月 紅愛 そうだったのですか…
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現在
満月 紅愛 早めに言っておけば、早めに広がりますから。小声
如月 雪夜 !そうですね。小声
女 入学生 で、でしたら証拠を見せてみなさい。
満月 紅愛 分かりました。
シュ ぐちゃ
[紅愛は自分の忍刀を取り出し腕に傷をつける]
如月 雪夜 紅愛様!?
満月 紅愛 さぁ、忍術をーー
如月 雪夜 何をしているのですか!
紅・女 !
如月 雪夜 (《回遼の術》)
シュゥゥゥ
女 入学生 な!
満月 紅愛 これでいいですか?
女 入学生 し、失礼しますわ。
[女の入学生はその場から去っていった]
満月 紅愛 これで、一安心ですね。
如月 雪夜 紅愛様!いきなりご自身の手を傷つけないでください!
驚いきました。傷つけるなら私が自分の手にします!
満月 紅愛 え?えぇ…っと…
龍一郎 はいはい。そこまで。
雪、落ち着いて。
如月 雪夜 ! も、申し訳ありません。
満月 紅愛 い、いえ…
如月 夜琥弥 雪夜は自分以外の人が傷つくのが嫌なのです。
貴方様は雪夜の友人ですし目の前でご自分を傷つけたので。コソ
満月 紅愛 !……私こそごめんなさい。
雪夜様のお気持ちも考えないで行動してしまって。
如月 綺羅 いえ。これからは気をつけてください。
女性 紅愛。お友達?
紅愛の名前を呼ぶ謎の女性。
彼女は一体何者なのだろうか…
月ノ宮学園の説明会はまだ続く…




