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万愛雪月花   作者: 四家雪稀
10/18

第十話 『鈴』

雪夜の名付け親であり血のつながりがない兄の五右衛門が当然現れた前回。

どうやら亮魔の五右衛門に対する態度がいつもと違うのは?

如月 雪夜  私の…名付け親?

深夜     そうそう。君が生まれた時、

       君のお母さん…杏香さんから名前をつけて欲しいって頼まれてね。

如月 雪夜  母様から…

如月 夜琥弥 証拠はあるのか?

深夜     ササ [深夜は胸元から首飾りを取り出す。]

如月 夜琥弥 !

龍一郎    雪の首飾りと同じ…

深夜     杏香さんからいざという時のためにもらっていたんだ。

       これでいいか?

如月 夜琥弥 …クッ…完全に信用したわけではない。

深夜     いいよ。警戒してくれなきゃこっちだって困るもん。

如月 夜琥弥 ………

泰誌 亮魔  まぁ、こいつのことは昔から知っている。

       この首飾りも盗んだものではない。

深夜     そゆこと。だから、家族なんだし俺が保護者になってもいいよね?

如月 雪夜  で、ですが…

如月 夜琥弥 完全に信用したわけではないっと言っただろ。

       許可しない。

深夜     うわ〜こわ〜い。

如月 夜琥弥 とにかく、まずは姿をかえろ。匿っていると思われるだろう。

深夜     それもそうだね。

ぽん [一瞬にして髪色、髪型、瞳の色、着物、などを変えた]

深夜     これでいいか?

如月 夜琥弥 …まぁ…いい…

龍一郎    (流石変装の達人だな…)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 如月家 裏庭

泰誌 亮魔  今回はこれで終わりだ。

雪夜・龍一郎 ありがとうございました。

泰誌 亮魔  龍。先に帰ってろ。

龍一郎    ?あぁ。雪。またな。

如月 雪夜  はい。おやすみなさい。

龍一郎    おやすみ。

タ、タ、タ、タ [二人がさる]

泰誌 亮魔  ………出てきていいぞ。

ササ

如月 夜琥弥 ………

泰誌 亮魔  刀はあったか?

如月 夜琥弥 いや、なかった。?それは?

泰誌 亮魔  まぁ、今はこれを貸してやる。

[亮魔が自分の隠し持っていた刀を夜琥弥に投げ渡す]

如月 夜琥弥 ………

泰誌 亮魔  (どんだけ嫌なんだよ…)

如月 夜琥弥 早く、始めろ。

泰誌 亮魔  (お前なぁー[怒り])

       はぁー…まぁ、それがお前なんだけどな〜…

       もういいや。まず、お前が歌舞伎で鍛えた成果を見せてもらう。

如月 夜琥弥 あぁ…

シュ [夜琥弥が亮魔に斬りかかるが亮魔は受け止めすぐに押し返す]

泰誌 亮魔  まずは基本の受け止め…動きはいいが能の癖か?

       体勢が見せるかのようで手に力が入っていないぞ。

如月 夜琥弥 くっ

シュ キン [何度も夜琥弥は攻撃を仕掛けるが、全て受け止められ返される]

泰誌 亮魔  流石に体力はあるな。

       だが、素早さが足りない!

シュ キン キン [亮魔から斬りかかり、夜琥弥が押される]

泰誌 亮魔  おい、どうしたんだ?

如月 夜琥弥 まだまだーー

キン [亮魔が夜琥弥の刀を後ろに飛ばし、刀が地面に刺さる]

泰誌 亮魔  ……終わりだ。

如月 夜琥弥 …参った…

泰誌 亮魔  そんなんじゃ妹さんを守るなんて遠い夢だな。

如月 夜琥弥 ………

泰誌 亮魔  実力はわかった。

       お前も聞いていたと思うから言わないが説明会まで仕上げるぞ。

如月 夜琥弥 あぁ。

泰誌 亮魔  まず、聞きたいことがある。

       お前は、妹さんのために人を殺すか?止めるか?

如月 夜琥弥 ……刻によるな。

泰誌 亮魔  …そうか。それじゃまず、急所を教えてやる。

如月 夜琥弥 わかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 如月医院 縁側

ミラ     ピ〜…

如月 雪夜  寒いですね。

[中庭の方から何か音が聞こえた。]

チリン チリン

如月 雪夜  ?

猫      ………[猫が紐に鈴がついた物を咥えていた。]

如月 雪夜  猫?

ミラ     !ピ〜! [ミラが猫を恐れて逃げていく]

如月 雪夜  ミラ?

猫       …… バタ [猫が倒れる]

如月 雪夜  ! [雪夜が猫のところに駆けつける。

          猫の背の部分には引っ掻かれた跡があった。]

       怪我を…(これは引っ掻き傷…《昏睡の術》)

猫      にゃぁ〜………[猫が眠る]

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 如月医院 医療室

如月 雪夜  猫さん。少し失礼しますね。

       [猫の毛を水で濡らして束ね、傷口を見やすくする。]

       (少し深いですね…《水現流》で不用物を取り出す…)

[猫の体内に出現した水が不用物などを吸収し、雪夜が用意した布の上で破裂する。]

如月 雪夜  (《回療の術》で傷を治して…)

[猫の傷が治る。雪夜が猫の体に包帯を巻く。

如月 雪夜  もう大丈夫ですからね。[雪夜が猫の頭を撫でる]

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 如月医院 客間

如月 雪夜  かわいいですね。

[雪夜が座布団に座り、膝の上に猫が乗って丸くなる。雪夜は猫を撫でる]

如月 雪夜  …少し冷たい…陸君、海君、いますか?

陸      はい。どうかされましたか?

[陸と海が奥からやってくる]

如月 雪夜  毛布を持ってきてくれませんか?

海      猫さん…ですか?

如月 雪夜  中庭の方で怪我をして倒れていたんです。

陸      治療は終わっていますね。薬は入りますか?

如月 雪夜  大丈夫ですよ。ですが、少しお腹が空いているかもしれません。

陸      では、僕が毛布をとってきます。

       海は猫のご飯に何かないか見てきてくれるか?

海      うん。

ーーーーー

猫      ガブガブ[毛布に包まれた猫は海が持ってきたご飯を食べる]

如月 雪夜  お二人ともありがとうございます。

陸      いえ。ですが、その猫はどうされるのですか?

海      この鈴も…

如月 雪夜  人懐っこいので飼い主はいると思いますし、

       鈴も人のものですね。

男の人    ごめんください。

陸      僕が出ます。

如月 雪夜  お願いします。

ーーーーー

[陸が廊下の角から顔を出す。]

陸      師匠、どうやら猫を探しているようです。

如月 雪夜  わかりました。今、行きます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 如月医院 玄関

男の人    お初にお目にかかります。

       如月雪夜様。

如月 雪夜  初めまして。えっと…

男の人    雷持っと申します。

如月 雪夜  雷持さん。ですね。お探しなのはこの猫さんですか?

男の人    はい。鈴を奪われたので。

陸      では、この猫の飼い主さんではないのですか?

男の人    はい。

海      じゃあ、猫さんの飼い主さん探しませんか?

如月 雪夜  そうですね。

男の人    ……俺もお手伝いしても構いませんか?

如月 雪夜  よろしいのですか?

男の人    はい。猫を捕まえてくださったお礼をさせてください。

如月 雪夜  ありがとうございます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 街中 

[雪夜達が猫さんを連れて街の人々に聞き込みをする]

如月 雪夜  この猫の飼い主さんを知りませんか?

街の人    その猫ならあの山に住んでるおばあさんのだと思いますよ。

如月 雪夜  ありがとうございます!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 山中 

男の人    登り慣れていますね。

如月 雪夜  薬草をとりによく山に行くんです。

陸      秋は恵みが沢山ありますから、帰りに少しとっていきましょう。

海      師匠のお言葉なしでとって見せます。

如月 雪夜  そうですね。実践訓練も大切ですから。

男の人    つきました。

猫      にゃ〜 ササ タ、タ、タ、タ 

      [猫が雪夜の腕から降りて屋敷に向かう]

如月 雪夜  猫さん?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 小さな屋敷 縁側

[縁側の廊下に座って眠っているおばあさんの元に猫が向かう]

猫      にゃ〜

おばあさん  おや、今度はどこに行ってたんだい?

猫      にゃ〜

如月 雪夜  あの。

おばあさん  ?どちら様ですか? 

如月 雪夜  猫さんがこの方の持ち物を持って私の屋敷にやってきていたんです。

       人懐っこかったので飼い主様がいらっしゃるのかと思い

       お探ししていました。

猫      にゃ〜

おばあさん  あぁ。そうだったのですね。お手数をお抱えして申し訳ありません。

如月 雪夜  いえ。見つかってよかったです。

おばあさん  お礼と言っては何ですが、お茶を出させてください。

       [おばあさんは杖を持って自分が歩く道を探りながら歩く]

如月 雪夜  では、お邪魔します。(この人…目が見えていないのでしょうか…)

おばあさん  そこのお方もどうぞ。

       [感覚が鋭いのか、雷持の気配に気づき

        ついてきてないことに気づいていた。]

男の人    ……では。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 小さな屋敷 客間

コト [お茶をおく]

おばあさん  どうぞ。

如月 雪夜  ありがとうございます。

おばあさん  あなたは何という名前なのですか?

如月 雪夜  えっと…雪夜と申します。

陸      陸です。

海      海…です。

男の人    雷持っと申します。

梅      私はうめ)っと言います。この子は美瞳(みるい)です。

美瞳     にゃ〜

如月 雪夜  梅さん。美瞳さんが私の屋敷を訪れた時に怪我をしていたのですが

       何か心当たりはありますか?

梅      美瞳が…そうですね。最近山に狼が現れるようになったので、

       襲われたのかと…私は見たことがありませんが。

如月 雪夜  そうだったのですね。梅さんが無事でよかったです。

梅      雪夜さんも帰りは気をつけてくださいね。

如月 雪夜  はい。

美瞳     ! タタタタ

梅      ? 美瞳?

海      僕が見てきます。

梅      ごめんなさいね。

海      いえ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 山中

海      み、見失ってしまいました…

タ、タ、タ、タ

大きな狼   グルルル [複数の大きな狼が美瞳に敵意を向けている]

海      ? [海が木陰に隠れながら様子を見る]

美瞳     …… シュルルル 

       [美瞳黒い霊気を纏い、霊気が晴れると美瞳が大きな化け猫になっていた]

       仲間を惹きつけて再び来るとはな。

海      (喋った…)

美瞳     あの屋敷には近づくなと言ったはずだ。

大きな狼   グルル グァ![狼が美瞳に襲いかかる]

[美瞳は狼の攻撃を防いで引っ掻いてやり返したりする。]

大きな狼   クゥゥン 

大きな狼   グァ!

[だが、狼の数は多く、首の部分を噛まれたり傷をつけようとした。

すると、首を噛もうとした狼が電撃よって吹き飛ばされ狼は木々に当たる]

[大きな狼達が去っていく]

美瞳     ふっ また逃げるのか。……何をしている。少しは怯えたらどうだ?

海      ……気づいて…いたんですか?

美瞳     獣の五感をなめるな。

海      早く…猫に戻ってください。

美瞳     はぁ、それもそうだな。シュルルル

[黒い霊気を纏う、霊気が晴れると美瞳が猫に戻っていた]

[美瞳が猫に戻ると海が美瞳を抱き抱え、小さな屋敷に向かう]

美瞳     何をする。 [体小さくなったからか、美瞳の声が少し高くなる]

海      連れて帰るんです。

美瞳     自分で帰る。今度は怪我をしなかったからな。

海      師匠の屋敷に行ったのは怪我を治してもらうためですか?

美瞳     (聞いてないな…)そうだな、優秀だって聞いたし。

海      はい。師匠はすごいです。

美瞳     ……そうか。

海      おばあさんが無事なのはあなたがあの屋敷を守っていたからなんですね。

美瞳     ……昔は旦那がいたんだが、亡くなって婆さんと僕が残った。

       僕も一度死んだんだが、

       目が不自由な婆さん残して行けなかったんだろうな。

海      鈴…はおばあさんへの贈り物だったんですか?

美瞳     あぁ。僕があれを持っていれば僕の後ろをついてこれるだろ?

海      …優しいですね。

美瞳     路地で死にかけの僕を助けてくれた恩があるからな。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 小さな屋敷 茶の間

海      ただいま戻りました。 

ササ[美瞳が海の腕から降り、おばあさんの隣で丸くなる]

如月 雪夜  お帰りなさい。

海      ? 雷持さんは帰られたのですか?

如月 雪夜  はい。仕事があるとかで。

海      そうなのですね。……師匠、先に帰っていてもいいですか?  

       薬草取りもまた今度いたします。

如月 雪夜  ? 構いませんよ。気をつけてくださいね。

海      はい。 では、お邪魔いたしました。

タ、タ、タ、タ[海が去っていく]

如月 雪夜  梅さん。

梅      ?

如月 雪夜  ここら辺の薬草を見て行っても構いませんか?

梅      構いませんよ。

如月 雪夜  では、私たちは薬草を見て帰ります。

梅      はい。わかりました。

       では、またいらしてくださいね。

如月 雪夜  はい。ありがとうございました。

陸      お邪魔いたしました。ぺこ [お辞儀をする]

タ、タ、タ、タ [雪夜と陸が去る]

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 街中

[海は小さな袋を持っていた。]

海      ………

美瞳     にゃ〜

海      あ…

ーーーーー

路地裏

海      美瞳さん。これーー

美瞳     いらない。

海      え?

美瞳     全く、余計なお世話だ。

海      ……そ、そうですか…ご、ごめんなさい… [声が少し震えている]

美瞳     !い、いる。いるから泣くな!

海      !いえ、そんな…無理に…

美瞳     いるって言ってるんだ![怒り]

海      ビクッ は、はい!

ーーーーー

美瞳     [首に鈴をつける。]ふっ こんなもの…

海      ………[体が少し震えていた]

美瞳     !違う!嬉しいから!泣くな!

海      は、はい…

美瞳     ………ほら。 [白のダリアを差し出す]

海      ?

美瞳     お礼だ。受け取れ。

海      [花を受け取る] ありがとう…ございます。

美瞳     これで、借りは返した。じゃあな。

タタタタ [帰っていく]

海      ……… ギュ [花を両手で握りしめ、笑顔を浮かべていた。]

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 如月医院 調合室

海      [海が嬉しそうに薬を作っている]

如月 雪夜  ?海君そのお花どうしたのですか?

[小さな屋敷の近くでの薬草取りから帰ってきた雪夜達。

雪夜が扉を開けて窓際に飾られている花を見て海に聞く。]

海      街で会った女性にいただいたんです。

如月 雪夜  綺麗な花ですね。

海      はい。とても綺麗です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 如月医院 近くの路地裏

男の人    ……… [如月医院を見ながら鈴を握り締める。]

タ、タ、タ、タ [如月医院に背を向ける。赤い紅葉の葉が一瞬だけその姿を隠す。

         姿が見えたと思ったら姿を変えていた。]

黒鬼 懸侍  ……… [もう一度赤い紅葉の葉が一瞬だけその姿を隠す。

           葉が過ぎ去るともうそこには懸侍の姿はなかった。]

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 如月家 個室 師走

深夜     ………[窓の外の雪を見ていた]

如月 雪夜  退屈ですか?

深夜     あぁ。何か話さないか?

如月 雪夜  いいですよ。[雪夜が深夜に薬と湯呑みを渡す。]

深夜     ゴクッ [薬を飲む]

如月 雪夜  質問しても構いませんか?

深夜     いいぞ。

如月 雪夜  私の術の噂は今のところどこまで広がっていますか?

深夜     そうだな、この国の中には広がっているな。

       だが、正悟って言ったか?そいつがあまり広まらないようにしていてな。

如月 雪夜  ?どういうことですか?

       私の噂を広めたいのではないのですか?

深夜     俺にも分からねぇ。

       次は俺が質問していいか?

如月 雪夜  はい。

深夜     亮魔はいつもどんな感じだ?

如月 雪夜  明るく優しく厳しく面白い先生で。兄様とは仲良くしていただいています。

深夜     優しい?あの亮が?

如月 雪夜  亮っとは…

深夜     あいつの昔の名前ってところか?

       昔のあいつは優しいっていう言葉が似合わないと思うが…

如月 雪夜  どのような方だったのですか?

深夜     そりゃー、厳しかったぜ?

       小さな失態もすぐに説教しやがって…

如月 雪夜  仲がよろしいのですね。

深夜     まぁ…何やかんやな。

[深夜は少しの間懐かしそうな悲しそうな顔をしていた。]

深夜     ………

如月 雪夜  ?

龍一郎    お、いたいた。

如月 雪夜  龍君。

深夜     よぉ、白髪小僧。

龍一郎    その呼び方やめてください。

深夜     名前しらねぇんだから仕方ないだろ?

龍一郎    でしたら、聞いてください。

       龍一郎ですよ。

深夜     ふ〜ん…んで、何しにきたんだ?

龍一郎    そうだった…

       玄関に手紙が置いてあってな。雪宛だったから持ってきたんだ。

[雪夜に文を渡す。]

如月 雪夜  依頼でしょうか?[文を開ける]

       『如月雪夜へ

        あなたに婚約を申し立てます。』

婚約!?雪夜へ文を出したのは一体誰なのか…


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