ここは何処?
味宮涼太。
それが僕の名前だ。
えっっと、記憶が確かならば僕は京都で居酒屋をやってるはずなんだが、、、、、
だだっ広い草原に一人で男は立っていた。
一体何が起こったんだ!?
改めて思い返してみよう。。。。
僕はいつも通り朝からお店に行って仕込みをしていた。
いつもはやらないんだけどお得意さんからのお願いでお昼に出張料理をすることになっていた。
家庭の調理器具ですぐに料理できるようにある程度の仕込みを済ませて、店を出た。
お得意さんの家に着いて準備をして前菜、お造り、お椀、焼き物、炊き込みご飯、水菓子のコースを準備して振る舞った。
「あんたの料理はほんま美味しいなぁ」
お得意さんは笑顔で上機嫌に喜んでくれた。
たまにはこういうのも良いもんだな。
そんなふうに思いながら戻ってお店の扉を開けたと思った。
。。。。
えーとここはどこなんだ!?
すぐに振り返ったが扉は見当たらず360度一面草原だった。
夢か幻か?これは最近アニメで流行りの異世界転生というやつか?
いやでもあれはアニメだからで。。。
とりあえず人を探そう。
街道とかないかと辺りを見回す。
草原の丘の下の方に湖が見える。その湖畔辺りに街がありそうだ。
とりあえず湖に向かって草原を駆け抜けた。